ノート:ブィリーナ
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この「ブィリーナ」は、下記のような選考・審査を経て良質な記事に選出されています。さらなる加筆と改善によって、秀逸な記事となるような編集を歓迎します。 |
日付 | 選考・審査 | 結果 | |
---|---|---|---|
1. | 2013年2月25日 | 良質な記事の選考 | 通過 |
初版覚え書き
[編集]参考文献について
[編集]参考文献に挙げているのは以下の8つです。
- 中村喜和 (1964年12月1日). “B.A.ルィバコフ『古代ロシア 説話・ブィリーナ・年代記』:ブィリーナ研究における新「歴史学派」のこころみ”
- 筒井康隆 著、手塚治虫 絵 『イリヤ・ムウロメツ』 講談社、1985年。
- 中村喜和 編訳 『ロシア英雄叙事詩 ブィリーナ』 平凡社、1992年。
- 中村喜和 編訳 『「ロシア英雄物語」語り継がれた《ブィリーナ》の勇士たち』 平凡社、1994年。
- 中村喜和 著 『ロシアの遠景 歴史と民俗の旅』 彩流社、1996年。
- 佐藤靖彦 編著 『ロシア英雄叙事詩の世界―ブィリーナを楽しむ』 新読書社、2001年。
- 伊東一郎 編 『ロシアフォークロアの世界』 群像社、2005年。
- ウラジーミル・ボリソヴィチ・ポポノフ 著、広瀬信雄 訳 『新版 ロシア民族音楽物語』 新読書社、2000年。
- 1-5までは、著者名が異なるものもありますが、すべて中村喜和による解説であり、脚注では例えば2についても「中村(1985)」のように表示しています。
- 1は発表年としてはもっとも古いもので、ロシアの研究家の論文への書評です。かなり専門的ですが、ブィリーナ研究についての概説やいくつか代表的なブィリーナが採り上げられています。
- 2は私が接した最初の文献です。解説ではルィブニコフによるブィリーナ採録の経緯や主として北ロシアに伝承が残った理由について詳しく述べられています。
- 3と4は、ブィリーナ解説と代表的なブィリーナを収録したもので、実質的にはほぼ同じ内容です。より新しい4を主として参考にしていますが、ブィリーナの収録数は3が21篇、4が13篇で、その分作品解説も3が充実しています。
- 5はエッセイ集です。ブィリーナに関しては、ドブルィニャのブィリーナとキリスト教の関係やスコモローフへの言及があります。
- 6と7は編者が異なりますが、ブィリーナについての記述はどちらも佐藤靖彦によるものです。したがって、7についても脚注では「佐藤(2005)」と表示しています。両者の相違点は、6には14篇のブィリーナが収録されており、解説ではブィリーナのモチーフを民話との比較などによって分析・研究しています。7の文章は、6の解説をもとにしながら整理して簡略にしたものと思われますが、出版後の状況を踏まえて一部に加筆された箇所があります。
- 8は翻訳で、音楽面からのアプローチです。スコモローフやその楽器についての記述があります。--みっち 2010年9月16日 (木) 13:45 (UTC)
ロシア語の表記について
[編集]ロシア語のカタカナ書きについては一貫性がありません。ロシア語やキリル文字に関する知識がないこともあり、基本的には文献にそのまましたがっています。例えば、イリヤー・ムーロメツについては、ウィキペディアの項目では現在「ムーロミェツ」となっていますが、中村と佐藤の表記が一致しているムーロメツを採りました。しかし、ドブルィニャ・ニキーティチ(中村)、ドブルイニャ・ニキーチチ(佐藤)のように異なるものがあり、同じ著者でもスコモローヒ→スコモローフ(中村)のように年代によってゆれが生じているものもあります。こうした場合、まず文献の多い中村のより新しい表記を尊重しました。ただし、キーエフ(中村)とキエフ(佐藤)の場合は、ウィキペディアの他の項目の表記も考慮してキエフとし、サドコ(中村)、サトコー(佐藤)については、そのどちらでもなく音楽作品として通用していると見られるサトコを採用するなどしています。専門的な見地からは不十分かもしれませんが、「正しさ」より「利用しやすさ」に配慮した結果ということで、当面ご理解をいただければ幸いです。--みっち 2010年9月16日 (木) 13:45 (UTC)
アリョーシャ・ポポーヴィチについて
[編集]キエフの勇士たちの項に、「アリョーシャ」は「アレクサンドル」の愛称であるという記述がありますが、「アレクセイ(アレクシス)」の愛称ではないでしょうか? 「アレクサンドル」の愛称としては、「サーシャ」もしくは「シューラ」になると思いますが。
- 初版執筆者ですが、ロシア語の知識はなく、出典とした文献にしたがって書いています。仮にアレクセイの愛称だとして、それは現在だけでなくブィリーナ成立時期にまでさかのぼって使われていたものでしょうか。その上で、歴史上に比定できるような人物がいるという研究があるなどの特筆性があれば紹介いただければと思います。--みっち(会話) 2012年5月31日 (木) 08:10 (UTC)
- en:Alyosha Popovich - 名前に注記して直訳すると僧侶の息子アレクセイ、とありますね-- Poo-tee-weet? 2012年5月31日 (木) 08:17 (UTC)
- みっちさん「ロシア 愛称」で検索すれば出てきますよ。Poo tee weetさん英語読めるぞ自慢はしてくださらなくて結構ですよ。(--174.34.174.4 2012年9月6日 (木) 11:17 (UTC)