パラシュ
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Parashu | |
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Parasurama holding a parashu | |
種類 | Axe |
原開発国 | India |
パラシュ(サンスクリット: paraśu Parashu)とは、片手、または両手で使用出来る戦斧を意味するサンスクリット語である。
概要
[編集]スパイクが付いた両刃または片刃の構造をしている。長さは通常3〜5フィート(およそ1〜1.5m)程のものが多いが、7フィート(およそ2m)もの長さのものもある。
通常、パラシュは鉄やウーツ鋼で作られており、刃先は柄に取り付けられている刃よりも幅が広くなっている。柄は、握りを良くするために皮布で結ばれていることが多い。
ヒンドゥー教では
[編集]インド神話のマハーバーラタ叙事詩、ラーマーヤナ叙事詩、アグニプラーナなどに登場する聖仙パラシュラーマの由来は「斧をもつラーマ」の意である。
彼の持つパラシュは元は破壊神シヴァの所有物であったが、シヴァは弟子であるパラシュラーマの武勇を讃え彼にパラシュを与えた。パラシュは片手斧であり、形も絵画によっては持ち手が細く長いものであったり、また持ち手の小さい重厚な斧であったりもする。
パラシュラーマは、父の所有物であった所有者の願いを叶える牡牛カーマデーヌを盗んだ千本の腕をもつ魔王カールタヴィーリヤ・アルジュナを、彼の首と全ての腕をこの斧で斬り刻むことで退治している。
また叙事詩内ではパラシュラーマが島を作り出す際にパラシュを海に投げ捨てたため、それ以降パラシュラーマはパラシュを所持していない。