フィル・ブラシントン
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基本情報 | |
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国籍 | オーストラリア |
出身地 | オーストラリア首都特別地域キャンベラ |
生年月日 | 1970年4月19日(54歳) |
身長 体重 |
6' 2" =約188 cm 180 lb =約81.6 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 1991年 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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国際大会 | |
代表チーム | オーストラリア |
WBC | 2006年 |
この表について
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フィル・ブラシントン(Phil Brassington、1970年4月19日 - )はオーストラリア連邦オーストラリア首都特別地域キャンベラ出身の元プロ野球選手(投手)。右投右打。
経歴
[編集]1993年のMLBドラフトでカンザスシティ・ロイヤルズから5巡目(全体133位)で指名され入団[1]。契約後は傘下ショートシーズンA級ユージーン・エメラルズで11試合に登板し、1勝3敗1セーブ、防御率2.42の成績を残したが、肩や肘の故障のため翌年以降は全く登板できず、1997年に退団して帰国した[2]。
1999年に再渡米して独立リーグ・ノーザンリーグ・イーストのオールバニ・コロニー・ダイヤモンドドッグスに入団し、2001年までの3年間で通算24勝を挙げたが[3]、同年に肩の腱板を損傷してしまった[2]。2002年は打者として2試合出場するにとどまり[3]、2003年は同リーグのアレンタウン・アンバサダーズで7試合に登板したが未勝利に終わり退団した[3]。
その後は母国で不動産業界で働きながら、独学で本格的にナックルボーラーとしての技術を磨いた[2][4]。
2006年の第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にオーストラリア代表として出場。第1ラウンドのベネズエラ戦で先発登板し、ベネズエラ打線をナックルボールで翻弄して4イニングをラモン・ヘルナンデスのソロ本塁打のみに抑える好投を見せたが、チームは0-2で敗戦した[5]。
その後は2010年から2012年までオーストラリアン・ベースボールリーグ(ABL)でプレーしたのを最後に現役を引退した。
脚注
[編集]- ^ “5th Round of the 1993 MLB June Amateur Draft”. Baseball-Reference.com. 2023年9月9日閲覧。
- ^ a b c LARRY MILLSON (2006年3月11日). “Australian pitcher relishes spotlight”. The Globe and Mail. 2023年9月9日閲覧。
- ^ a b c “Phil Brassington - Baseball Stats”. The Baseball Cube. 2023年9月9日閲覧。
- ^ Michael Morrissey (2006年3月10日). “VENEZUELA ESCAPES VS. SCRAPPY AUSSIES”. nypost.com. 2023年9月9日閲覧。
- ^ “試合結果”. NPB.jp 日本野球機構. 2023年9月9日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 選手の通算成績と情報 MLB、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)