コンテンツにスキップ

フォルゴーソ・ド・コウレル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Folgoso do Courel

{{{市章説明}}}


サン・ペドロ・デ・エスペランテ教会
 ガリシア州
 ルーゴ県
コマルカ キローガ
司法管轄区 モンフォルテ・デ・レモス
面積 193.3 km² [1]
教区数 9
居住地区数 47
標高 612m
人口 1,160 人 (2012年)
人口密度 6.0 [1] 人/km²
住民呼称 courelao/-lá
ガリシア語率 99.18% (2011年[2]
自治体首長
(2011年)
ドローレス・カストロ・オチョーア
PPdeG
Folgoso do Courelの位置(スペイン内)
Folgoso do Courel
Folgoso do Courel
スペイン内フォルゴーソ・ド・コウレルの位置
Folgoso do Courelの位置(ルーゴ県内)
Folgoso do Courel
Folgoso do Courel
ルーゴ県内フォルゴーソ・ド・コウレルの位置

北緯42度35分20秒 西経7度11分43秒 / 北緯42.58889度 西経7.19528度 / 42.58889; -7.19528座標: 北緯42度35分20秒 西経7度11分43秒 / 北緯42.58889度 西経7.19528度 / 42.58889; -7.19528

フォルゴーソ・ド・コウレルFolgoso do Courel)は、スペインガリシア州ルーゴ県の自治体。コマルカ・デ・キローガに属する。ガリシア統計局によれば、2012年の人口は1,160人(2011年:1,211人、2009年:1,233人、2006年:1.310人、2005年:1.346人、2004年:1,397人、2003年:1,448人)[1]。住民呼称は、courelao/-lá。カスティーリャ語表記はFolgoso de Caurel(フォルゴーソ・デ・カウレル)。

ガリシア語話者の割合は自治体住民の99.18%(2001年)。

地理

[編集]

コウレル山地はルーゴ県南東部に広がる山脈で、キローガペドラフィータ・ド・セブレイロにまで達している。領域は212km²の広がりを持ち、ロール川沿いの渓谷地域の海抜400mから、モントウト山、フォルミゲイロス山(1,643m)、ピーア・パシャロ山(1,610m)などの1,600m級の尾根など、高低差がある。ロール川のほかにも、いくつもの川があり、それらによって多様な生態系を持つ谷が形成されており、このことはこの地域をガリシアの植生上最も重要なものにしている。

フォルゴーソ・ド・コウレルはモンフォルテ・デ・レモス司法管轄区に属す[3]

人口

[編集]

住民は9の教区の47の地区(集落)に居住する[1]

フォルゴーソ・ド・コウレルの人口推移 1900-2010
出典:INE(スペイン国立統計局)1900年 - 1991年[4]、1996年 - [5]

歴史

[編集]

自治体内には古代の住居跡であるカストロがいくつも残されている。

  • カストロ・デ・ビラールはその防御のための外壁が特徴的で、そこでは陶製の遺物が発見されている。
  • カストロ・ダ・トーレは自治体中心部のフォルゴーソ・ド・コウレル教区のソブレード地区で発見されている。
  • カストロ・デ・ミラスは周囲に高い城壁をめぐらしており、その内部にいくつもの墓所が発見されている。
  • カストロ・デ・トレーシャはビスーニャ教区で発見された。

政治

[編集]

自治体首長はガリシア国民党(PPdeG)のドローレス・カストロ・オチョーア(Dolores Castro Ochoa[6]、自治体評議員はガリシア国民党:5、ガリシア社会党(PSdeG-PSOE):4となっている(2011年5月22日の自治体選挙結果、得票順)[7]

1999年6月13日自治体選挙[7]
政党 得票数 得票率 獲得議席
PSdeG-PSOE 636 51.79% 5
PPdeG 520 42.35% 4
BNG[8] 70 5.70% 0

首長当選者:ホセ・ロペス・フォンタル(PSdeG-PSOE)

2003年5月25日自治体選挙[7]
政党 得票数 得票率 獲得議席
PSdeG-PSOE 590 49.29% 5
PPdeG 448 37.43% 3
BNG 158 13.20% 1

首長当選者:ホセ・ロペス・フォンタル(PSdeG-PSOE)

2007年5月27日自治体選挙[7]
政党 得票数 得票率 獲得議席
PSdeG-PSOE 555 51.68% 5
PPdeG 411 38.27% 4
BNG 101 9.40% 0

首長当選者:ホセ・ロペス・フォンタル(PSdeG-PSOE)

2011年5月22日自治体選挙[7]
政党 得票数 得票率 獲得議席
PPdeG 581 54.25% 5
PSdeG-PSOE 405 37.82% 4
BNG 81 7.56% 0

首長当選者:ドローレス・カストロ・オチョーア(PPdeG)

教区

[編集]

フォルゴーソ・ド・コウレルは9の教区に分けられている。

  • エスペランテ(サン・ペドロ)
  • フォルゴーソ・ド・コウレル(サンタ・マリーア)
  • オレオス(サン・ペドロ)
  • メイラオス(サンタ・マリーア)
  • ノセーダ(サン・ペドロ)
  • セセーダ(サン・シルベストレ)
  • セオアーネ・ド・コウレル(サン・ショアン)
  • ビラモール(サン・ビセンテ)
  • ビスーニャ(サンタ・エウフェミア)

出身著名人

[編集]

参考文献・脚注

[編集]
  1. ^ a b c d IGE(ガリシア統計局)” (ガリシア語). ガリシア自治州政府. 2013年6月16日閲覧。
  2. ^ Neira, Carlos (ガリシア語), Evolución no uso do galego por concellos, Praza Pública., http://praza.gal/recurso/1263/evolucion-no-uso-do-galego-por-concellos/ 
  3. ^ Monforte de Lemos, partido judicial nº5 de Lugo” (スペイン語). Consejo General de los Procuradores de España. 2012年9月2日閲覧。
  4. ^ Poblaciones de hecho desde 1900 hasta 1991. Cifras oficiales de los Censos respectivos.
  5. ^ Cifras oficiales de población resultantes de la revisión del Padrón municipal a 1 de enero.
  6. ^ Alcaldes Elecciones 2011” (スペイン語). Ministerio de Política Territorial y Administración Pública. 2012年9月2日閲覧。
  7. ^ a b c d e Consulta de Resultados Electorales” (スペイン語). Gobierno de España, Ministerio de Interior, Subsecretaría Dirección General de Política Interior. 2012年9月2日閲覧。
  8. ^ BNGはBloque Nacionalista Galego(ガリシア民族主義ブロック)、左翼民族主義地域政党。

外部リンク

[編集]