コンテンツにスキップ

フッド湖水上飛行場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
フッド湖水上飛行場
水上機とフッド湖水上飛行場
IATA: noneICAO: PALHFAA LID: LHD
概要
空港種別Public
所有者Alaska DOT&PF - Central Region
供給都市アンカレッジ
標高71 ft / 22 m
座標北緯61度10分54秒 西経149度57分59秒 / 北緯61.18167度 西経149.96639度 / 61.18167; -149.96639
地図
フッド湖水上飛行場の位置(アラスカ州内)
フッド湖水上飛行場
フッド湖水上飛行場
滑走路
方向 全長 表面
ft m
E/W 4,540 1,384 湖面
N/S 1,930 588 湖面
NW/SE 1,370 418 湖面
統計 (2005)
年間発着数69,400
駐機している航空機数781

フッド湖水上飛行場(フッドこすいじょうひこうじょう、Lake Hood Seaplane Base)(ICAO: PALHFAA LID: LHD)[1][2]は、アラスカ州にある水上機専用の発着場。水上機の滑走場としては世界で最多の発着数を誇り、1日あたり190回の離着陸がある。アンカレッジの中心街から南西に6kmに位置し[1]、アンカレッジ空港に隣接して存在するフッド湖の湖面を滑走面として利用する。冬季は湖面が凍結してしまうが、スキー付航空機の発着が行われる[3]

設備

[編集]
FAA Alaska airport diagram

湖面には3つの滑走面が設定されている。E/Wの滑走面が全長1384m、幅57m、N/Sの滑走面が全長588m×幅61m、NW/SEが全長418m×幅46mである(E,W,S,W,は滑走面の方角を表す)[1]。その他にen:Lake Hood Strip(ICAO: PALHFAA LID: LHD)を呼ばれる砂利舗装の滑走路(全長671m 幅23m)(FAA LID: Z41)も敷地内に所有する[4][5][6]管制塔は1つ存在する。フッド湖の周囲には数多くの水上機が保管されており、その数は2005年の統計で781機となっている。その97%が単発エンジン機で、残りが双発エンジン機である[1]

運航実績

[編集]

2005年には年間69400回の発着が行われた(1日平均190回相当)。発着の88%が民間の発着で、12%がエアタクシー、軍事用途は1%以下であった。

ギャラリー

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e FAA Airport Form 5010 for LHD (PDF) , effective 2009-07-02.
  2. ^ PALH - Anchorage, Alaska (Lake Hood SPB)”. Great Circle Mapper. 2009年8月7日閲覧。
  3. ^ Ted Stevens Anchorage International Airport - Lake Hood Ice Conditions”. State of Alaska. 2016年3月2日閲覧。
  4. ^ Alaska Supplement digital - Airport/Facility Directory”. FAA. 2014年5月21日閲覧。
  5. ^ Ted Stevens Anchorage International Airport - General Aviation”. State of Alaska. 2012年12月17日閲覧。
  6. ^ FAA Airport Form 5010 for Z41 (PDF) , effective 2009-07-02

外部リンク

[編集]