ヘムシン人
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ヘムシン人の民族旗 | |
総人口 | |
---|---|
約75万 | |
居住地域 | |
トルコ - ジョージア - アルメニア - ロシア | |
言語 | |
アルメニア語(ヘムシン方言) -トルコ語 | |
宗教 | |
イスラム教スンニ派が多数 | |
関連する民族 | |
アルメニア人 - トルコ人 - インド・ヨーロッパ語族 |
ヘムシン人(ヘムシンじん)とは、トルコ東部に居住する少数民族。
概要
[編集]- トルコ東部の黒海沿岸付近に居住し、アルメニア語の一方言を話す人々で、トルコ国内に居住する数多く(一説には70近く)の少数民族のうちの一つである。
- キリスト教からイスラム教に改宗したアルメニア人の子孫といわれており、隣国アルメニア人の大多数が主にキリスト教(アルメニア教会)を信奉するのに対し、ヘムシン人の多くはイスラム教[注釈 1]を信奉する[1]。一方、宗教的戒律はそれほど厳格ではなく、他のトルコ国内に居住する宗教的・民族的マイノリティと同様に、政治的に世俗主義派・改革派を支持する傾向があるといわれている。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]参考文献
[編集]- 北川誠一 (1998), “ザカフカースの民族問題と歴史記述”, 一般公募研究研究成果報告書,課題番号:09206201,08206201,07206201 (弘前大学人文学部)