ムーヴィング・ヴァイオレーション
『ムーヴィング・ヴァイオレーション』 | ||||
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ジャクソン5 の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | ハリウッド モータウン・レコーディング・スタジオ | |||
ジャンル | ソウル、ポップス、ファンク、ディスコ | |||
時間 | ||||
レーベル | モータウン | |||
プロデュース |
ブライアン・ホーランド(#1, #2, #3, #4, #6) ハル・デイヴィス(#5) メル・ラーソン&ジェリー・マーセリノ(#7, #8, #9) | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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ジャクソン5 アルバム 年表 | ||||
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『ムーヴィング・ヴァイオレーション』(Moving Violation)は、ジャクソン5が1975年に発表したスタジオ・アルバム。ジャクソン5名義による最後のスタジオ・アルバムで、グループはその後モータウンを離れてエピック・レコードへ移籍し、ジャクソンズに改名する。
解説
[編集]ホーランド=ドジャー=ホーランド作の「フォーエヴァー・ケイム・トゥデイ」は、スプリームスの歌唱で1968年にシングル・ヒットした曲のカヴァー。また、ホーランド=ドジャー=ホーランドの一員であったブライアン・ホーランドが5曲をプロデュースして、本作に収録された新曲のソングライティングにも関わっている。
Billboard 200では36位に達し、ビルボードのR&Bアルバム・チャートでは6位に達した[1]。また、1975年6月に「フォーエヴァー・ケイム・トゥデイ」がシングル・カットされて[2]、Billboard Hot 100で61位、R&Bシングル・チャートで6位に達し[1]、カップリング曲の「君のことばかり」もR&Bシングル・チャートで50位に達した[1]。その後、「ボディ・ランゲージ」もシングル・カットされる予定だったが、中止となる[2]。
2001年には、前作『ダンシング・マシーン』(1974年)の全9曲とボーナス・トラック2曲を追加した20曲入りのCD『Dancing Machine & Moving Violation』がリリースされた[3]。ボーナス・トラックの「スルー・シック・アンド・シン」は本作のレコーディング・セッションのアウトテイクで、グループがモータウンを去った後に発売されたコンピレーション・アルバム『ジョイフル・ジュークボックス・ミュージック』(1976年)に収録されていた[2]。また、「フォーエヴァー・ケイム・トゥデイ」のディスコテック#3ヴァージョンは、モータウンから1976年1月に発売されたコンピレーション・アルバム『Disc-O-Tech #3』に収録されていたものである[2]。
収録曲
[編集]- フォーエヴァー・ケイム・トゥデイ - "Forever Came Today" (Brian Holland, Lamont Dozier, Edward Holland Jr.) - 6:21
- ムーヴィング・ヴァイオレーション - "Moving Violation" (Liz Shaw, Harold Beatty) - 3:35
- エスペシャリー・フォー・ミー - "(You Were Made) Especially for Me" (Michael L. Smith, B. Holland) - 3:26
- ハニー・ラヴ - "Honey Love" (M. L. Smith, B. Holland, E. Holland Jr.) - 4:38
- ボディ・ランゲージ - "Body Language (Do the Love Dance)" (Hal Davis, Don Fletcher) - 4:07
- 君のことばかり - "All I Do Is Think of You" (M. L. Smith, B. Holland) - 3:13
- ブリージー - "Breezy" (Mel Larson, Jerry Marcellino) - 3:36
- コール・オブ・ザ・ワイルド - "Call of the Wild" (M. Larson, J. Marcellino) - 2:33
- タイム・エクスプロージョン - "Time Explosion" (M. Larson, J. Marcellino) - 4:10