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リブネット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社リブネット
Libnet Co., Ltd.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
516-0014
三重県伊勢市楠部町乙135番地
北緯34度28分40.3秒 東経136度43分38.7秒 / 北緯34.477861度 東経136.727417度 / 34.477861; 136.727417座標: 北緯34度28分40.3秒 東経136度43分38.7秒 / 北緯34.477861度 東経136.727417度 / 34.477861; 136.727417
設立 2002年平成14年)1月
業種 サービス業
法人番号 6190001007482 ウィキデータを編集
事業内容 図書館業務の受託、コンサルティング事業、システム開発・販売、図書館用品販売
代表者 代表取締役 三浦史朗
資本金 1億円(2018年3月現在)
従業員数 419人(2015年度現在[1]
主要株主 ミライト 94.3%(2013年2月1日現在)
外部リンク 公式ウェブサイト(日本語)
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株式会社リブネット三重県伊勢市に本社を置く図書館運営などを行う企業

概要

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三重県職員として県立高校の図書館司書を行っていた前社長が2001年平成13年)に退職し、図書館業務の会社を設立した。2002年(平成14年)に三重県内2中学校の学校図書館の運営を受託、図書館利用増加により、2003年(平成15年)に運営受託校が三重県内72校の小中学校に増えた[2][3]

2004年(平成16年)には三重県などが出資してベンチャー企業育成を支援する「みえ新産業創造ファンド」から投資を受け、株式会社に組織変更する[4]

2006年(平成18年)、「四日市事務所」「東京事務所」を開設し、三重県、愛知県東京都の3都県で148校の学校図書館の運営を受託[5]2007年(平成19年)からは公共図書館である明和町立図書館の指定管理者となっている。

2013年(平成25年)にはミライトホールディングス傘下の株式会社ミライトの連結子会社となった。

年表

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  • 2002年(平成14年)
    • 1月 - 有限会社として創業。
    • 4月 - 三重県多気郡の明和町立明和中学校と大台町立大台中学校の学校図書館の管理運営を受託[6]
  • 2004年(平成16年)
  • 2007年(平成19年)4月 - 三重県多気郡の明和町立ふるさと会館図書館の指定管理者となる[8]。また、十日町情報館の一部業務委託を開始した[9]
  • 2010年(平成22年)- 新築された下関市立中央図書館の運営にかかわる。特別目的会社ドリームシップの一員として図書館コンサルティング業務を担当する。図書館運営は代表企業の株式会社合人社計画研究所が担当する。
  • 2011年(平成23年)- PFIによるまんのう町立満濃中学校改築・町立図書館等複合施設整備事業の図書館運営事業者に「リブネット・宮脇書店共同企業体」として選定される。
  • 2013年(平成25年)
    • 2月1日 - ミライトホールディングス傘下の株式会社ミライトが、株式譲受と新株引受で94.3%の株式を取得。同社の連結子会社となる[10]
    • 4月 - 大分県教育委員会より学校図書館活用教育支援事業学校図書館機能アップ支援業務を受託し、県内の市町村への学校図書館アドバイザー業務を開始する。
    • 5月 - 三重県教育委員会より学力向上のための読書活動推進事業業務を受託する。
  • 2016年(平成28年)6月13日 - 第1回日本サービス大賞地方創生大臣賞を受賞[1][11]

事業所

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評価

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日本における学校司書という市場開拓を成し遂げ、学校図書館の活性化と司書資格を持つ女性の雇用の場を創出したとして評価されており、第1回日本サービス大賞地方創生大臣賞を受賞した[1]。学校図書館業務においては、多くの自治体で継続して同事業を受注しており、貸出冊数の増加だけでなく授業活用などの活性化も実現している。一方、公共図書館運営ではその土地柄に最適な企画を開催するなど、地域に根差した運営に定評があり、運営委託、指定管理だけでなく、開館コンサルティングなどの分野にも定評がある。

脚注

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  1. ^ a b c 地方創生大臣賞/学校図書館運営サポートサービス”. 日本サービス大賞. サービス産業生産性協議会. 2017年3月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年3月15日閲覧。
  2. ^ 「学校図書館、企業が再生 委託、財源苦慮も 三重72校【名古屋】」朝日新聞 2004年2月5日付 名古屋夕刊 9面 1社会
  3. ^ 「[わくわくカンパニー]リブネット 谷口とよ美社長51=三重」読売新聞 2004年4月9日付 中部朝刊 27面
  4. ^ 「業界コーナー」中日新聞 2004年10月23日付 朝刊 21面 三重総合版
  5. ^ 「トップインタビュー 学校図書館運営「リブネット」 谷口とよ美社長(54) 社会貢献と事業両立」中日新聞 2007年2月5日付 朝刊 13面 三重総合版
  6. ^ 「図書室、民間委託したら…貸し出し数が急増 三重の2中学校=東海」読売新聞 2002年7月19日付 中部朝刊 34面
  7. ^ a b 「ウチ流 図書館業務会社・リブネット 伊勢 読書の扉、開けたい」中日新聞 2004年12月4日付 朝刊 23面 三重第2総
  8. ^ 「東奔西考 話題を追って 明和町立図書館の運営 指定管理者の“改革”好調 本の選択工夫 催しも多彩に」中日新聞 2008年12月6日付 朝刊 20頁 松阪紀勢版
  9. ^ 竹内淳輝 (2011年4月1日). “らいぶフォーラム辞令交付式が行われる”. トオカマチ☆ウェブ ORADOKOニュース. エフエムとおかまち. 2017年3月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年3月15日閲覧。
  10. ^ 当社子会社による株式会社リブネットの株式取得(子会社化)に関するお知らせ 2013年2月1日付ミライトホールディングス プレスリリース
  11. ^ 【(株)リブネット】第1回日本サービス大賞 「地方創生大臣賞」を受賞”. ミライト・ホールディングス (2016年6月14日). 2017年1月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年3月15日閲覧。

外部リンク

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