ロロサエ・モナムール
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『ロロサエ・モナムール』 | ||||
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ソウル・フラワー・ユニオン の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル |
ミクスチャー・ロック 大衆音楽 | |||
レーベル | BM-tunes | |||
ソウル・フラワー・ユニオン アルバム 年表 | ||||
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『ロロサエ・モナムール』(LOROSAE MON AMOUR)は、2005年7月30日に発売されたソウル・フラワー・ユニオンの8枚目のアルバム。
解説
[編集]前2作(『シャローム・サラーム』『ラヴ・プラスマイナス・ゼロ』)が実質上「企画盤」的色合いの濃い作品であったため、本作は『スクリューボール・コメディ』以来4年ぶりの「オリジナル・フル・アルバム」といえる内容になっている。
実際、全曲が、ようやく落ち着いたパーマネント・メンバーによるスタジオ録音であり(「全曲」という意味では、『エレクトロ・アジール・バップ』以来になる)、ドラムの伊藤孝喜、ベースのJIGEN加入以降の、現行リズム隊による初アルバムでもある。上記の理由により、『スクリューボール・コメディ』以降ライヴで演奏されていた「新曲群」が本作に多数収録されており、00年代上半期のソウル・フラワーが凝縮された内容になっている。
以前あった「実験性」は影を潜め、中川敬や奥野真哉のルーツであるロックンロールやブルースなどルーツ・ミュージックが自然な形で顔を出し、それらがユーロ・トラッドや民謡、ジャズ、レゲエなどと絶妙にブレンドしている。彼ら特有の「非戦」というテーマも、ここにきて「個人の物語」という表現が際立ってきており、楽曲を書く中川敬自身が「新たな地平に立っている」と言い切る本作である(また中川は、雑誌のインタヴューなどで「今のソウル・フラワー・ユニオンのファースト・アルバム」と言っている)。
なお、「ロロサエ」とは東ティモールのテトン語で「日が昇る」という意味であり、東ティモールの人たちは自国のことを「ティモール・ロロサエ」と呼んでいる。「モナムール」はフランス語で「我が愛」なので、「日のいづる国、我が愛」ということになる。
収録曲
[編集]- 神頼みより安上がり KAMIDANOMI (CHEAPER THAN PRAYING TO GOD)
- アル・ファジュル AL FAJR (DAYBREAK)
- 松葉杖の男 MATSUBAZUE NO OTOKO (THE MAN ON CRUTHES)
- ひかり HIKARI (LIGHT)
- 酒と共に去りぬ SAKE TO TOMO NI SARINU (GONE WITH THE LIQUOR)
- パンチドランカーの夢 THE PUNCH-DRUNKARD'S DREAM
- アル・ファジュル・フローズン・ブラス AL FAJR FROZEN BRASS
- 見世物小屋から愛を込めて FROM THE FREAK SHOW WITH LOVE
- 不死身のポンコツ車 PONKOTSU GURUMA (IMMORTAL OLD BANGER)
- 零年エレジー ZERONEN ELEGY (ELEGY FOR THE YEAR ZERO)
- 最前線ララバイ SAIZENSEN LULLABY (FRONT LINE LULLABY)
- 無防備な女の子とドタ靴の俺 MUBOUBI NA ONNANOKO (THE DEFENCELESS GIRL AND ME IN SHABBY SHOES)
- 完璧な朝~ア・ルータ・コンティヌーア! PERFECT MORNING ~ A LUTA CONTINUA!
- 星降る島~オーマルシラ・オーウルシーラ HOSHI FURU SHIMA ~ OH MALUK SIRA, OH ULUN SIRA (ISLAND OF FALLING STARS)