ヴォルフ・ヤコブ・ラウフェンシュタイナー
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ヴォルフ・ヤコブ・ラウフェンシュタイナー(Wolff Jacob Lauffensteiner, 1676年頃 - 1754年)は、シュタイアー(現オーストリア)生まれのドイツのリュート奏者、作曲家。バイエルン選帝侯マクシミリアン2世の息子たちの音楽教師兼従者として仕えた。
作品
[編集]散逸し部分的にしか現存していない作品が多い。現在に伝わる100以上の作品(室内楽、リュート独奏曲)は手稿譜の形でシレジア地方の修道院やオーストリア等の図書館で保存されている。エルンスト・ゴットリープ・バロンの著書"Historisch-theoretische und practische Untersuchung des Instruments der Lauten"によると「優美な作曲を行った」とある。
参考文献
[編集]- 佐藤豊彦、 ラウフェンシュタイナーのリュート音楽(CD 「カンタービレ様式の至芸」ラウフェンシュタイナーの音楽 佐藤豊彦 のブックレットより
- Historisch-theoretische und practische Untersuchung des Instruments der Lauten, Nürnberg,1727(『リュート―神々の楽器―』菊池賞訳、水戸茂雄監修、東京コレギウム2001年、改訂版2009年) ISBN 9784924541900