中央公論新人賞
表示
中央公論新人賞(ちゅうおうこうろんしんじんしょう)は、雑誌『中央公論』を発表誌として中央公論社が主催した公募型文学新人賞。1956年に創設され、1965年に谷崎潤一郎賞の創設とともになくなったが、1975年復活し、1994年まで続いた。
受賞作
[編集]- 第1回(1956)深沢七郎「楢山節考」
- 第2回(1957)該当作なし
- 第3回(1958)福田章二(庄司薫)「喪失」
- 佳作 池田得太郎「家畜小屋」
- 第4回(1959)坂上弘「ある秋の出来事」
- 第5回(1960)梅田昌志郎「海と死者」
- 第6回(1961)色川武大「黒い布」
- 第7回(1962)西条俱吉「カナダ館1941年」
- 第8回(1963)宗谷真爾「鼠浄土」
- 第9回(1964)該当作なし
復活後
[編集]- 第1回(1975)志喜宏「祝祭のための特別興行」
- 第2回(1976)該当作なし
- 第3回(1977)夫馬基彦「宝塔湧出」
- 第4回(1978)該当作なし
- 第5回(1979)尾辻克彦「肌ざわり」
- 第6回(1980)該当作なし
- 第7回(1981)高橋洋子「雨が好き」母田裕高「溶けた貝」
- 第8回(1982)池田章一「宴会」
- 第9回(1983)該当作なし
- 第10回(1984)近藤紘一「仏陀を買う」恢余子(ひろし・よし)「手」
- 第11回(1985)佐佐木邦子「卵」
- 第12回(1986)該当作なし
- 第13回(1987)池澤夏樹「スティル・ライフ」香山純「どらきゅら綺談」
- 第14回(1988)該当作なし
- 第15回(1989)平松誠治「アドベンチャー」
- 第16回(1990)高岡水平「突き進む鼻先の群れ」
- 第17回(1991)小見さゆり「悪い病気」
- 第18回(1992)影山雄作「俺たちの水晶宮」
- 第19回(1993)該当作なし
- 第20回(1994)保前信英「静謐な空」
選考委員
[編集]外部リンク
[編集]- 中央公論新人賞(中央公論社)