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乳液

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

乳液(にゅうえき)は、主に皮膚の保湿を目的としたもので、性状がクリームのように外相が固化していないものをいう[1]

機能

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一般には水に油が微細なミセルとして分散している不透明な液、つまりエマルジョンを指す。使用部位によって、ヘアクリームオイル、ボディローション、ハンドローション、レッグローションなどの種類がある[1]。日本標準商品分類では皮膚用化粧品に分類されている[2]

特に化粧品で、皮膚に水分、油分を与えて、皮膚からの水分の蒸発を防ぐと同時に滑らかにする乳状の化粧品をいう。エマルジョン、ミルクという呼び方もある。

多くは不透明で、粘り気のある質感。ミネラルオイル(鉱物油)、ラノリンオリーブ油といった油と、水を基材とし、乳化剤で二者を混ぜ合わせる。主に、美容液の後、クリームの前に使用する。

脚注

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  1. ^ a b 西山聖二、熊野可丸「基礎化粧品と皮膚 (II)」『色材協会誌』第62巻第8号、色材協会、1989年、487-496頁、doi:10.4011/shikizai1937.62.487ISSN 0010-180XNAID 1300046713092021年8月31日閲覧 
  2. ^ 日本商品分類中分類88-化粧品、歯みがき、石けん、家庭用合成洗剤及び家庭用化学製品 (PDF) 総務省統計局