井上宗次
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井上 宗次(いのうえ そうじ、1909年2月11日 - 1997年10月9日[1])は、日本の英文学者、翻訳家。大阪府立大学名誉教授。
略歴
[編集]京都帝国大学文学部英文学科卒業、京都帝国大学大学院文学研究科英文学専攻博士課程修了[1]。 和歌山大学教授を経て大阪府立大学教授、定年により名誉教授、神戸学院大学教授。 ユージン・オニールなどを訳した。
翻訳
[編集]- 『奇妙な幕間狂言』(オニール、石田英二共訳、岩波文庫) 1935
- 『喪服はエレクトラに相応はし』(ユージン・オニール、春陽堂文庫) 1937
- 『限りなきいのち』(オニール、石田英二共訳、岩波文庫) 1938
- 『楡の木蔭の慾情』(オニール、岩波文庫) 1951
- 『皇帝ジョウンズ・毛猿 』(オニール、岩波文庫) 1953
- 『氷人来たる』(E・オニール、石田英二共訳、新潮社) 1955
- 『狐になった夫人』(ガーネット、新潮文庫) 1955
- 『動物園に入った男』(ガーネット、新潮文庫) 1955
- 『オニール一幕物集』(石田英二共訳、新潮文庫) 1956
- 『死の谷 - マクティーグ』上・下(ノリス、石田英二共訳、岩波文庫) 1957
- 『テス』(トマス・ハーディ、石田英二共訳、岩波文庫) 1960
- 『クリステイ短編集』第1 - 2 (アガサ・クリスティ、石田英二共訳、新潮文庫) 1960
- 『フォーサイト家物語』全3巻(ゴールズワージー、臼田昭, 石田英二共訳、角川文庫) 1961 - 1962
- 『極めて個人的な話』(サマセット・モーム、新潮社) 1964
- 『騎士・黒い花』(ジョン・ゴールズワージィ、西台美智雄共訳、英宝社) 1966