コンテンツにスキップ

國近公太

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
國近 公太
Kota Kunichika
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1985-11-01) 1985年11月1日(39歳)
出身地 日本の旗 岡山県倉敷市
ラテン文字 Kota Kunichika
身長 183cm
体重 78kg
血液型 O
選手情報
ポジション OH
指高 236cm
スパイク 340cm
テンプレートを表示

國近 公太(くにちか こうた、1985年11月1日 - )は、日本の男子バレーボール選手。

来歴

[編集]

岡山県倉敷市出身。小学5年生の時、TVで見たバレーの試合に感動し、バレーを始める[1]

その後岡山県立岡山東商業高等学校へ入学。2002年2年時には同校を30数年ぶりに中国大会優勝に導いた。その活躍から、岡山県国体選抜、全日本ジュニア、全日本ユースに選ばれている[1]

高校を卒業後、2004年にスポーツ推薦で筑波大学へ入学するも、チームへの違和感から半年で中退した[1][2]。数校からオファーが届き、その中から大阪商業大学を選び2005年に入学した[1][2]。大商大の同級生に横田一義がいる。すぐにエースとして活躍、同年の関西大学バレーボールリーグ全勝優勝、同年度の黒鷲旗では東レアローズに勝利する快挙を揚げた[1]

筑波大から大商大への移籍という経緯から、全日本学生連盟規定で大商大では3年生までしかバレー部に在籍出来ない[1]ため、大学4年時となる2008年シーズンは大分三好ヴァイセアドラーでプレーした[3]。同年10月に退団した[4]

2008年8月からJTサンダーズに練習生として参加[2]、2009年4月からJTに加入した。同期入団は塚崎祐平。同年、サマーリーグ最優秀選手賞、翌2010年第59回黒鷲旗でベスト6賞を受賞した。2011年、自ら志願して徳元幸人から引き継いてJTの主将に就任した[5]。2014年、引退、その後はJTでの社業に専念する[6]

2019年11月、V.LEAGUE Division2の兵庫デルフィーノにコーチ兼選手として入団し、6シーズンぶりに現役復帰した[7][8]。2021年に退団。

現在は岡山県倉敷市で活動するクラブチームのバジェーナ倉敷に在籍しながら[9]姫路獨協大学男子バレーボール部の監督を務めている[10][11]

所属チーム

[編集]

個人成績

[編集]

Vプレミアリーグレギュラーラウンドにおける個人成績は下記の通り[12]

シーズン 所属 出場 アタック ブロック サーブ レセプション 総得点 備考
試合 セット 打数 得点 決定率 効果率 決定 /set 打数 エース 得点率 効果率 受数 成功率
2007/08 大分三好 17 56 243 110 45.3% % 7 0.13 184 7 3.80% 9.5% 260 59.2% 124
2008/09 JT 26 30 24 12 50.0% % 2 0.07 41 0 0.00% 3.7% 25 48.0% 14
2009/10 26 88 419 183 43.7% % 23 0.26 320 15 4.69% 11.4% 698 71.8% 221
2010/11 22 82 328 143 43.6% % 22 0.27 310 8 2.58% 9.1% 822 66.2% 173
2011/12 19 58 137 49 35.8% % 9 0.16 101 2 1.98% 7.3% 304 69.1% 60
2012/13 28 78 279 103 36.9% % 15 0.19 268 4 1.49% 10.7% 642 63.9% 122
2013/14 24 43 53 17 32.1% % 5 0.12 68 1 1.47% 6.7% 172 63.4% 23
通算 162 435 1483 617 41.6% % 83 0.19 1292 37 2.86% 9.6% 2923 66.4% 737

関連項目

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e f 大商大生 國近公太 Vリーグに乗り込んだ大商大生”. 大阪商業大学 (2008年12月). 2011年4月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年5月9日閲覧。
  2. ^ a b c JTの練習生、跳躍104センチ 国近(大商大)攻守にアピール”. 中国新聞 (2008年8月12日). 2014年5月9日閲覧。
  3. ^ 新加入選手のお知らせ”. ヴァイセアドラー公式 (2008年1月17日). 2014年5月9日閲覧。
  4. ^ 【ヴァイセアドラー】国近と竹井が退団”. 大分合同新聞 (2008年10月11日). 2012年9月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年5月9日閲覧。
  5. ^ 国近志願、JT新主将 バレー男子、タフなチーム目指す”. 中国新聞 (2011年7月10日). 2014年5月9日閲覧。
  6. ^ 【バレー】JTのイゴールら退部 主将の国近は現役引退”. 中国新聞 (2014年5月9日). 2014年5月9日閲覧。
  7. ^ 兵庫デルフィーノ”. Vリーグ. 2019年11月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年11月21日閲覧。
  8. ^ 國近 公太”. Vリーグ. 2019年11月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年11月21日閲覧。
  9. ^ 國近 公太 | バジェーナ倉敷”. okayama-athletesclub.jp. 2024年2月9日閲覧。
  10. ^ 姫路獨協大学男子バレー部 Twitter”. 2024年2月9日閲覧。
  11. ^ 兵庫県大学選抜”. 兵庫県大学バレーボール連盟. 2024年2月9日閲覧。
  12. ^ Vリーグ機構. “選手別成績”. 2015年2月27日閲覧。

外部リンク

[編集]