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土田正光

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土田 正光(つちだ まさみつ、1944年8月1日 - 2023年5月5日[1])は日本の囲碁棋士木谷實九段門下、日本棋院中部総本部所属、九段。門下に小県真樹九段、松岡秀樹八段。日本棋院岐阜支部を創設。岐阜県での囲碁の普及に貢献している。

母方の伯父は衆議院議員柳原三郎[2][3]

経歴

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1961入段
1962二段
1963三段
1965四段
1966五段
1969六段
1972七段
1974八段
1979九段

岐阜県岐阜市出身。1953年(昭和28年)ごろ、自宅隣の碁盤屋で故大平修三九段の父、憲治に碁の手ほどきを受ける。1955年には岐阜県のアマチュア囲碁タイトルを数多く獲得。1957年、中学入学と同時に木谷實九段の木谷道場(神奈川県平塚市)に入門、院生となる。1961年に入段。1972年、日本棋院岐阜支部を設立。碁席の経営を始める。1974年日本棋院理事。1975年結婚。1979年九段昇段。2005年現役引退。

棋歴

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受賞歴

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土田九段資料館

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2007年、岐阜市西園町の日本棋院岐阜支部2・4階に開設。開館は毎月第1、2日曜日の午後。土田九段が幼少期から収集した資料を展示している。門下生時代の写真や、入段時の新聞、1992年に全国勝率1位となった際の賞状、現役約43年間の棋譜などの資料を見ることができる。

政治活動

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  • 2019年4月7日投開票の岐阜県議会議員選挙(岐阜市選挙区、定数9人)に無所属で立候補したが候補者11人中最下位で落選[4]
  • 2021年5月18日、年内に予定される第49回衆議院議員総選挙岐阜1区からの立候補を表明[5]。自身が立ち上げた改革未来党から出馬した。投開票の結果、得票率2.23%で落選。

脚注

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外部リンク

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