堀内康雄
堀内 康雄 | |
---|---|
生誕 | 1965年3月7日(59歳) |
出身地 | 日本 東京都 中野区 |
学歴 |
慶應義塾大学 ミラノ・ヴェルディ国立音楽院 |
ジャンル | クラシック |
職業 |
声楽家(バリトン) オペラ歌手 音楽教育者 武蔵野音楽大学教授 |
担当楽器 | 声楽 |
事務所 | 藤原歌劇団(日本オペラ振興会) |
公式サイト |
yasuo-horiuchi |
堀内 康雄(ほりうち やすお、1965年(昭和40年)3月7日 - )は、日本の声楽家(バリトン)、オペラ歌手、音楽教育者。武蔵野音楽大学教授。
経歴
[編集]東京都中野区出身[1][2]。武蔵野市立第二中学校、國學院大學久我山高等学校、1987年(昭和62年)慶應義塾大学法学部政治学科(国際法専攻[2])卒業[3]。大学在学中は慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団に所属[2]。畑中良輔、北村協一、皆川達夫、山田一雄、渡邊暁雄等の指揮により、歌う魅力にとりつかれる[2]。卒業後は味の素株式会社札幌支店に配属[3]。畑中良輔の強い勧めにより、札幌在住の弟子・長内勲のプライベート・レッスンを受け始め、仕事よりもオペラの勉強に熱中する。またオーストリアから帰札した三部勲夫妻等の薫陶を受け、オペラ歌手になる事を夢見る[2]。就業中に受けたイタリア声楽コンコルソや日本音楽コンクールなど4つの国内コンクールに優勝・入賞・入選[2]。1990年(平成2年)8月末をもって味の素(株)を退社[3]。1991年(平成3年)6月に渡伊[3]。ミラノ・ヴェルディ国立音楽院へ留学。1994年(平成6年)同音楽院中退[4]。畑中良輔、長内勲、翁長剛、三部勲、松本美和子、ジャンフランコ・パスティネ、ジョヴァンナ・カネッティ、ニーノ・スカトッリーニに師事[4]。
トゥールーズ、ビニャス、ビルバオ、ガヤッレ、パヴィーア、リッチャレッリ、ヴェルディ等、多数の国際コンクールで優勝および入賞を果たした[5]。
1992年(平成4年)から活動を始め、ミラノ・イタリア放送交響楽団(現RAI国立交響楽団)、パブロ・サラサーテ管弦楽団、サンレモ交響楽団、レッジョ・エミリア・ヴァッリ劇場、バルセロナ・リセウ大劇場、スペイン国営放送交響楽団、パルマ王立劇場、ボローニャ市立劇場管弦楽団、スウェーデン・マルメ歌劇場、アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団などの演奏会に出演[5]。
1994年(平成6年)ヴェネツィア・フェニーチェ劇場 プッチーニ『ラ・ボエーム』ショナールで海外オペラ・デビュー。翌年、ローマ歌劇場 ヴェルディ『マクベス』タイトル・ロールに抜擢される。以後、欧州の第一線の歌劇場で数多くのオペラにプリモ・バリトンとして出演。務めた役柄はタイトル・ロールか主役級ばかりである[4][5]。フリーランスの歌手活動実績で、イタリア共和国永久滞在許可証(EC長期滞在許可証包括)を取得している[4][6]。
日本では1989年(平成元年)北海道二期会 清水脩『修禅寺物語』行親役で客演後[5]、1997年(平成9年)藤原歌劇団 ヴェルディ『椿姫』ジェルモンで中央楽壇にデビュー。その後、藤原歌劇団、新国立劇場を中心に、数多くのオペラにおいて日本を代表するプリモ・バリトンとしてめざましい活躍をしている。
コンサートにおいても、ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団、フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団との共演をはじめ、東京フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会、札幌交響楽団、東京交響楽団、東京都交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、読売日本交響楽団、大阪シンフォニカー(現:大阪交響楽団)、ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団、群馬交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、中部フィルハーモニー交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団[5]など、国内の主要オーケストラと共演。
リサイタルでも数多くの実績を積んでいる。またNHKニューイヤーオペラコンサート、読響シンフォニックライブ、NHK芸術劇場等、多数の放送収録にも出演。
2012年(平成24年)より武蔵野音楽大学教授となり、後進の育成に注力している。また、数多くのコンクールなどの審査員を務めるなど、楽界活動にも大きく貢献している。1998年(平成10年)より藤原歌劇団団員[5]。
欧州での活躍
[編集]※注記のないものは武蔵野音楽大学による[4]。
- 1992年(平成4年)イタリア・RAI国立交響楽団 ヨハン・シュトラウス2世『こうもり』2幕 ファルケ博士 RAI-Radio3放送 欧州初演奏会[7]
- 1993年(平成5年)スペイン・バルセロナ・リセウ大劇場:第31回F.ビニャス国際声楽コンクール入賞者 記念演奏会(リセウ大劇場・シーズン演目)[7]
- 1994年(平成6年)イタリア・ヴェネツィア・フェニーチェ劇場 プッチーニ『ラ・ボエーム 』ショナール 再演時マルチェッロ・ヴィオッティ指揮[7]
- 1994年(平成6年)イタリア・シチリア島 ジョイント・コンサート巡演[8]
- 1995年(平成7年)スペイン・マドリード・モヌメンタル劇場 スペイン国営放送交響楽団 ガラ・コンサート[7]
- 1995年(平成7年)イタリア・ローマ歌劇場 ヴェルディ『マクベス』タイトル・ロール[5]
- 1995年(平成7年)イタリア・ローマ歌劇場 ヴェルディ『リゴレット』タイトル・ロール(代役)指揮:パオロ・カリニャーニ(英語版)[7]
- 1995年(平成7年)スペイン・ビルバオ・アリアーガ劇場 ヴェルディ『リゴレット』タイトル・ロール
- 1995年(平成7年)イタリア・パルマ王立劇場コンサート 佐野成宏 ニコラ・ギュゼレフ(英語版)[7]
- 1996年(平成8年)スペイン・ビルバオ・オペラ(A.B.A.O 英語版) ビゼー『真珠採り』ズルガ[5]
- 1996年(平成8年)ギリシャ・アテネ国立劇場(ギリシャ国立劇場 英語版) ヴェルディ『リゴレット』タイトル・ロール
- 1996年(平成8年)イタリア・ボローニャ歌劇場管弦楽団演奏会"R.テバルディに捧ぐ" ソレジーナ市立劇場 レナータ・テバルディ来場 共演:アリダ・フェラリーニ[7][9]
- 1996年(平成8年)スペイン・マラガ ・セルバンテス劇場 ヴェルディ『リゴレット』タイトル・ロール
- 1997年(平成9年)イタリア・ヴェネツィア・フェニーチェ劇場 ヴェルディ『リゴレット 』タイトル・ロール
- 1998年(平成10年)スペイン・オンダロア、デバ ジョイント・コンサート Kyung-Hwa Cho, Sang-Gon Kim[7]
- 2000年(平成12年)スウェーデン・マルメ歌劇場 オルフ『カルミナ・ブラーナ』指揮:大勝秀也[7]
- 2001年(平成13年)イタリア・ヴェネツィア・フェニーチェ劇場 プロコフィエフ 『三つのオレンジへの恋 』ファルファレッロ[5]
- 2001年(平成13年)イタリア・ブッセート・ヴェルディ 没後100年記念『ナブッコ 』タイトル・ロール 指揮:ロマーノ・ガンドルフィ(イタリア語版)[2]
- 2002年(平成14年)イタリア・カリアリ歌劇場 ヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』ルーナ伯爵[5] 伊"L'OPERA"誌上で好評を得る[7]
- 2002年(平成14年)ハンガリー国立歌劇場 ヴェルディ『マクベス』タイトル・ロール
- 2003年(平成15年)イタリア・カリアリ歌劇場 ヴェルディ『オテロ 』イアーゴ[5]
- 2004年(平成16年)アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団演奏会[5] ブレーシャ・ブリクシア・エクスポ[7]
- 2005年(平成17年)ポルトガル ・リスボン ・サン・カルロス国立劇場 マスネ 『ナヴァラの娘 』レミージョ[5]
- 2009年(平成21年)マルタ共和国 ヴェルディ『アイーダ 』アモナズロ[5] 共演:フランコ・ファリーナ アベラ大統領臨席[7]
- 2010年(平成22年)イタリア・ソレジーナ市立劇場 コンサート"アルド・プロッティの思い出に" 共演:マリオ・マラニーニ(イタリア語版)[7]
- 2011年(平成23年)イタリア・トリエステ・ヴェルディ劇場 リッカルド・ザンドナーイ 『フランチェスカ・ダ・リミニ 』ジャンチョット[5]
- 2011年(平成23年)アイルランド・ダブリン国立コンサートホール ヴェルディ『イル・トロヴァトーレ 』ルーナ伯爵[5]
日本でのオペラ出演歴
[編集]※注記のないものは昭和音楽大学オペラ情報センターの記録による[10]。
- 1989年(平成元年) 北海道二期会 清水脩『修禅寺物語』金窪兵衛尉行親役で客演 指揮:増井信貴 演出:長沼広光 初舞台[5][7]
- 1997年(平成9年)1月 藤原歌劇団 Bunkamura オーチャードホール ヴェルディ『椿姫』ジェルモン 指揮:大野和士
- 1997年(平成9年)2月 藤原歌劇団 東京文化会館大ホール ヴェルディ『マクベス』タイトル・ロール
- 1997年(平成9年)8月 東京フィルハーモニー交響楽団 オペラコンチェルタンテ・シリーズ第14回 Bunkamura オーチャードホール ヴェルディ『ドン・カルロ』ロドリーゴ
- 1998年(平成10年)1月 - 2月 新国立劇場 ヴェルディ『アイーダ』アモナズロ 演出:フランコ・ゼフィレッリ
- 1999年(平成11年)1月 藤原歌劇団 Bunkamura オーチャードホール ヴェルディ『椿姫』ジェルモン
- 1999年(平成11年)3月 藤原歌劇団 新国立劇場オペラ劇場 プッチーニ『ラ・ボエーム』マルチェッロ 共演:ミレッラ・フレーニ、ニコライ・ギャウロフ
- 1999年(平成11年)9月 新国立劇場 ヴェルディ『仮面舞踏会 』レナート
- 2000年(平成12年)1月 藤原歌劇団 Bunkamura オーチャードホール ドニゼッティ『ランメルモールのルチア』エンリーコ
- 2001年(平成13年)5月 新国立劇場 ヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』ルーナ伯爵
- 2001年(平成13年)11月 びわ湖ホール ヴェルディ『アッティラ』エツィオ
- 2001年(平成13年)12月 新国立劇場 ヴェルディ『ドン・カルロ 』ロドリーゴ
- 2002年(平成14年)1月 藤原歌劇団 Bunkamura オーチャードホール ヴェルディ『椿姫』ジェルモン
- 2002年(平成14年)11月 藤原歌劇団 めぐろパーシモンホール ヴェルディ『椿姫』ジェルモン
- 2002年(平成14年)11月 - 12月 新国立劇場 ヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』ルーナ伯爵
- 2003年(平成15年)4月 新国立劇場 プッチーニ『ラ・ボエーム』マルチェッロ
- 2003年(平成15年)9月 新国立劇場 ヴェルディ『アイーダ』アモナズロ
- 2003年(平成15年)11月 びわ湖ホール ヴェルディ『シチリアの夕べの祈り』モンフォルテ
- 2004年(平成16年)1月 藤原歌劇団 Bunkamura オーチャードホール ヴェルディ『椿姫』ジェルモン
- 2004年(平成16年)4月 大阪国際フェスティバル プッチーニ『ラ・ボエーム』マルチェッロ[5]
- 2005年(平成17年)1月 藤原歌劇団 Bunkamura オーチャードホール ヴェルディ『椿姫』ジェルモン
- 2005年(平成17年)8月 藤原歌劇団 東京文化会館大ホール フランチェスコ・チレア『アドリアーナ・ルクヴルール 』ミショネ
- 2005年(平成17年)10月 びわ湖ホール ヴェルディ『スティッフェリオ』スタンカー
- 2006年(平成18年)1月 藤原歌劇団 Bunkamura オーチャードホール ヴェルディ『椿姫』ジェルモン
- 2006年(平成18年)9月 - 10月 愛知県文化振興事業団 愛知県芸術劇場 プッチーニ『ラ・ボエーム』マルチェッロ
- 2007年(平成19年)1月 藤原歌劇団 Bunkamura オーチャードホール プッチーニ『ラ・ボエーム』マルチェッロ
- 2007年(平成19年)5月 日本オペラ団体連盟・藤原歌劇団・神奈川県民ホール共同公演 東京文化会館 ヴェルディ『リゴレット』タイトル・ロール
- 2008年(平成20年)3月 新国立劇場 ヴェルディ『アイーダ』アモナズロ
- 2008年(平成20年)9月 愛知県文化振興事業団 愛知県芸術劇場 ヴェルディ『ファルスタッフ』フォード
- 2009年(平成21年)1月 - 2月 藤原歌劇団 東京文化会館大ホール アミルカレ・ポンキエッリ『ラ・ジョコンダ 』バルナバ
- 2011年(平成23年)3月 びわ湖ホール・神奈川県民ホール・東京二期会・谷桃子バレエ団・神奈川フィルハーモニー管弦楽団共同制作公演 びわ湖ホール ヴェルディ『アイーダ』アモナズロ
- 2012年(平成24年)2月 - 3月 (株)ジャパン・アーツ、島根県、(財)島根県文化振興財団(いわみ芸術劇場)、神奈川芸術協会、神奈川県民ホール、大阪新音、神戸新音、SAP、中国新聞社、中国放送、シンフォニア岩国、福岡県、福岡市、(財)アクロス福岡、(財)福岡市文化芸術振興財団、(株)西日本新聞社、三重県文化会館、(財)越谷市施設管理公社、中部日本放送、名古屋市 府中の森芸術劇場どりーむホール、島根県芸術文化センターいわみ芸術劇場(グラントワ)大ホール、神奈川県民ホール大ホール、兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホール、広島大学サタケメモリアルホール、シンフォニア岩国(山口県民文化ホールいわくに)コンサートホール、アクロス福岡 福岡シンフォニーホール、東京文化会館大ホール、三重県総合文化センター三重県文化会館大ホール、越谷コミュニティセンター(サンシティホール)大ホール、愛知県芸術劇場大ホール 錦織健プロデュース・オペラ ロッシーニ『セビリアの理髪師』フィガロ[5][11]
- 2012年(平成24年)9月 愛知県文化振興事業団 愛知県芸術劇場大ホール ドニゼッティ『ランメルモールのルチア』エンリーコ
- 2012年(平成24年)11月 - 12月 びわ湖ホール・バーゼル歌劇場共同制作 びわ湖ホール モーツァルト『コジ・ファン・トゥッテ』グリエルモ
- 2013年(平成25年)2月 藤原歌劇団 東京文化会館大ホール ヴェルディ『仮面舞踏会』レナート
- 2013年(平成25年)3月 新国立劇場 ヴェルディ『アイーダ』アモナズロ
- 2013年(平成25年)6月 いずみホール・オペラ2013 河原忠之プロデュース いずみホール ヴェルディ『シモン・ボッカネグラ』タイトル・ロール
- 2013年(平成25年)9月 藤原歌劇団 新国立劇場オペラ劇場 ヴェルディ『椿姫』ジェルモン
- 2014年(平成26年)9月 東京芸術劇場コンサートオペラvol.2 ヴェルディ『ドン・カルロス』(フランス語)ロドリーグ
- 2014年(平成26年)10月 びわ湖ホール 沼尻竜典オペラセレクション ヴェルディ『リゴレット』タイトル・ロール
- 2014年(平成26年)11月 藤原歌劇団 Bunkamura オーチャードホール プッチーニ『ラ・ボエーム』マルチェッロ
- 2015年(平成27年)1月 藤原歌劇団 東京文化会館大ホール ヴェルディ『ファルスタッフ』フォード
- 2015年(平成27年)3月 びわ湖ホール・神奈川県民ホール・iichiko総合文化センター・東京二期会・京都市交響楽団・神奈川フィルハーモニー管弦楽団共同制作公演 びわ湖ホール・神奈川県民ホール・iichiko総合文化センター ヴェルディ『オテッロ』イアーゴ
- 2016年 (平成28年) 2月 藤原歌劇団 藤沢市民会館 プッチーニ『蝶々夫人』シャープレス
コンサート
[編集]※注記のないものは武蔵野音楽大学による[4]。他にも『第九』など多数。
- 1988年(昭和63年)札幌市新人音楽会 札幌市教育文化会館大ホール 詩劇『カムイチェプ』劇伴収録 鵜飼小百合[7]
- 2004年(平成16年)フランス放送フィルハーモニー管弦楽団演奏会 東京文化会館大ホール(文化庁 舞台芸術国際フェスティヴァル)ヴェルディ『ドン・カルロ』抜粋 指揮:チョン・ミョンフン
- 2006年(平成18年)夏の二夜 オルフ『カルミナ・ブラーナ』ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団 指揮:小林研一郎、札幌交響楽団 指揮:井上道義[7]
- 2007年(平成19年)第14回神奈川芸術フェスティバル 藤原歌劇団 イタリア・オペラの華 ヴェルディ・ガラコンサート[12]
- 2008年(平成20年)札幌コンサートホールkitara 10周年バースデー・コンサート
- 2008年(平成20年)びわ湖ホール 10周年記念ガラ・コンサート
- 2009年(平成21年)藤原歌劇団創立75周年記念ガラ・コンサート
- 2010年(平成22年)神奈川県民ホール 35周年記念 オルフ 『カルミナ・ブラーナ 』神奈川フィルハーモニー管弦楽団 指揮:現田茂夫
- 2010年(平成22年)新国立劇場 ニューイヤー・オペラパレスガラ・コンサート
- 2010年(平成22年)佐野成宏・堀内康雄 テノール&バリトン ゴールデン・デュオ! ザ・シンフォニーホール ピアノ:ラッファエレ・コルテージ[13]
- 2010年(平成22年)トッパンホール クラシックオペラ・アリアの夕べ 2010 砂川涼子(ソプラノ)&水口聡(テノール)&堀内康雄(バリトン) ピアノ:河原忠之[14]
- 2011年(平成23年)東京文化会館 50周年記念ガラ・コンサート
- 2012年(平成24年)東京都交響楽団 マーラー『嘆きの歌』指揮:エリアフ・インバル ソプラノ:浜田理恵[7]
- 2012年(平成24年)Cedyna Special Classic Concert Music Stage オペラ・ガラ・コンサート いずみホール ソプラノ:大岩千穂、テノール:佐野成宏、バリトン、ピアノ:佐藤正浩
- 2013年(平成25年)東京フィルハーモニー交響楽団 ロッシーニ『小荘厳ミサ曲』指揮:ダン・エッティンガー ソプラノ:ミシェル・クライダー(英語版)[7]
- 2013年(平成25年)ヴェルディ生誕200年記念ガラ・コンサート イタリア文化会館アニェッリホール[7]
- 2013年(平成25年)佐藤美枝子 & 堀内康雄 Joint Recital 札幌コンサートホールkitara ピアノ:三ッ石潤司
- 2013年(平成25年)びわ湖ホール15周年記念ガラ・コンサート
- 2014年(平成26年)西村悟(テノール)&堀内康雄(バリトン)ジョイント・コンサート 東京オペラシティ コンサートホール ピアノ:河原忠之 ナヴィゲーター:鮫島有美子
- 2015年(平成27年)森麻季&堀内康雄 バレンタインコンサート めぐろパーシモンホール ピアノ:山岸茂人[15]
- 2016年(平成28年)ジャパン・アーツ40周年記念コンサート
リサイタル
[編集]※注記のないものは武蔵野音楽大学による[4]。
- 1991年(平成3年)木下記念日本歌曲研究会 木下保邸 司会解説:中田喜直[7]
- 1991年(平成3年)渡伊記念リサイタル 札幌ザ・ルーテルホール ピアノ:森喜代子[7]
- 1999年(平成11年)スペイン・レケイティオ・サンタマリア聖堂 ピアノ:Gayane Charlouian
- 2007年(平成19年)紀尾井ホール、軽井沢大賀ホール ピアノ:佐藤正浩 チェロ:川崎昌子
- 2008年(平成20年)パルテノン多摩
- 2009年(平成21年)練馬文化センター
- 2011年(平成23年)大田区民プラザ
- 2012年(平成24年)びわ湖ホール
受賞歴
[編集]- 1990年(平成2年)第21回イタリア声楽コンコルソ(大阪)第1位ミラノ大賞[5] 日本イタリア協会よりイタリア留学の推薦資格を得る[3]。
- 1991年(平成3年)第2回五島記念文化財団オペラ新人賞[5]
- 1993年(平成5年)トゥールーズ国際声楽コンクール(フランス)第1位[4]
- 1994年(平成6年)フリアン・ガヤレ国際声楽コンクール(スペイン)第1位[4]
- 1994年(平成6年)ビルバオ国際声楽コンクール(スペイン)第1位[4]
- 1997年度(平成9年度)第25回ジロー・オペラ賞[16] 藤原歌劇団『椿姫』『マクベス』両公演での成果[2]
音楽教育者として
[編集]- 2008年(平成20年) - 2010年(平成22年)武蔵野音楽大学インターナショナル・サマースクール講師[4]
- 2011年(平成23年)昭和音楽大学マスタークラス講師
- 2012年 (平成24年) - 2020年(令和2年)現在 武蔵野音楽大学教授[4]
- 2014年 (平成26年) - 2015年 (平成27年)日本オペラ振興会 オペラ歌手育成部部長[4]
- 2020年 (令和2年) - 2021年 (令和3年) 新国立劇場オペラ研修所・声楽レッスン出講
楽界活動
[編集]- 2011,2013,2015年 日本音楽コンクール審査員
- 2014,2015,2016,2017,2018,2019年 日伊声楽コンコルソ審査員
- 2018年 (平成30年)第16回東京音楽コンクール審査員
- 全日本学生音楽コンクール審査員[4]
- 2014,2015,2016,2017,2018,2019,2020年 東京国際声楽コンクール審査員[4]
- 2015,2016年 静岡県学生音楽コンクール審査員(2016年は特別審査員)[4]
- 2018,2020年度 びわ湖ホール声楽アンサンブル・オーディション審査員[4]
- 2019年度 びわ湖ホール声楽アンサンブル・内部オーディション審査員[7]
- 2019,2020年度 新国立劇場オペラ研修所第22・23期生選考試験審査員[4]
- 2019年 ハイメスコンクール審査委員長[7]
- 2012 - 2020年現在 武蔵野音楽協会理事[4]
- 2023年11月〜 日本音楽コンクール委員会 楽壇側委員
- 2024年6月〜 日伊音楽協会 評議員
収録
[編集]※NHKの記録については、注記のないものはNHKクロニクルによる[17]。
- 1997年(平成9年)NHK-FMリサイタル ピアノ:森喜代子[18]
- 2000年(平成12年)第43回NHKニューイヤーオペラコンサート(初出演)
- 2001年(平成13年)第44回NHKニューイヤーオペラコンサート[19]
- 2002年(平成14年)第45回NHKニューイヤーオペラコンサート[19]
- 2004年(平成16年)『ラ・ボエーム』ABC朝日放送
- 2005年(平成17年)『椿姫』NHK芸術劇場
- 2005年(平成17年)『椿姫』NHKクラシック・ロイヤルシート
- 2006年(平成18年)『椿姫』NHK(2005年1月収録版の再放送)
- 2007年(平成19年)第50回NHKニューイヤーオペラコンサート
- 2007年(平成19年)『ラ・ボエーム』NHK芸術劇場
- 2008年(平成20年)第51回NHKニューイヤーオペラコンサート
- 2008年(平成20年)『ラ・ボエーム』NHKハイビジョンクラシック館
- 2009年(平成21年)第52回NHKニューイヤーオペラコンサート
- 2009年(平成21年)NHK-FM ベストオブクラシック -オペラ・アリアの夕べ-
- 2009年(平成21年)『ラ・ジョコンダ』NHKクラシック・ロイヤルシート
- 2009年(平成21年)NHK-FMサンデークラシックワイド -特選アラカルト-
- 2009年(平成21年)NHKクラシック・ハイライト2009
- 2010年(平成22年)第53回NHKニューイヤーオペラコンサート
- 2010年(平成22年)『椿姫』BS-TBS
- 2011年(平成23年)第54回NHKニューイヤーオペラコンサート
- 2011年(平成23年)『アイーダ』NHK-FMサンデークラシックワイド -オペラアワー-
- 2012年(平成24年)第55回NHKニューイヤーオペラコンサート
- 2013年(平成25年)第56回NHKニューイヤーオペラコンサート
- 2013年(平成25年)『仮面舞踏会』NHK-FMオペラファンタスティカ
- 2014年(平成26年)第57回NHKニューイヤーオペラコンサート
- 2014年(平成26年)フォーレ『レクイエム』日本テレビ 読響シンフォニックライブ 指揮:石川星太郎、ソプラノ:森麻季、バリトン:堀内康雄、合唱:新国立劇場合唱団、合唱指揮:三澤洋史、管弦楽:読売日本交響楽団、司会:松井咲子[20]
- 2015年(平成27年)第58回NHKニューイヤーオペラコンサート
- 2015年(平成27年)『ラ・ボエーム』NHK BSプレミアム プレミアムシアター
書籍等掲載
[編集]- 『北海道新聞』1991年1月「つれづれカルテット」[1][7]
- 加藤明「<塾員 Who's Who>華麗なる転身 : 営業マンからオペラ歌手へ オペラ歌手 堀内康雄君」『三田評論』第990巻、慶應義塾大学、1997年4月、32-33頁、ISSN 1343618X、NAID 110000348813。
- 『三田評論』(慶應義塾大学)1153, 2012年3月号「社中交歓(マスク)」[21]
- 『音楽現代』(芸術現代社)2007年11月号 「堀内康雄」2007年の紀尾井ホールでのリサイタル 撮影:木之下晃[22]
ディスコグラフィ
[編集]- ガラ・リリカ スペイン放送交響楽団 Disco 11 GALA LIRICA vol. 2 rtve 65064
- カルミナ・ブラーナ 札幌交響楽団 指揮:高関健 ALM RECORDS ALCD-8033
- 第九 東京フィルハーモニー交響楽団 Tower Records/Columbia Music Entertainment TPTW-1008
- Verdi: Macbeth Rico Saccani, Budapest Philharmonic Orchestra, Yasuo Horiuchi, Giorgina Lukacs, Attila Kiss BPO Live B003TFERLG
脚注
[編集]- ^ a b “堀内康雄のオペラ珍道中”. あもーれ・みぃお. 2020年12月6日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “バリトン堀内康雄の「オペラ珍道中」”. ainoyume.o.oo7.jp. 2020年12月6日閲覧。
- ^ a b c d e “堀内康雄(ほりぐちやすお) - 五島記念文化賞 | 公益財団法人 東急財団 - つながり、はぐくむ 続く未来と真の豊かさ。”. foundation.tokyu.co.jp. 2020年12月6日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s “堀内 康雄”. 武蔵野音楽大学. 2020年12月1日閲覧。
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