堀江駅
表示
堀江駅 | |
---|---|
駅舎(2009年6月、塗替え後) | |
ほりえ Horie | |
◄Y51 光洋台 (2.6 km) (2.1 km) 伊予和気 Y53► | |
所在地 | 愛媛県松山市堀江町 |
駅番号 | ○Y52 |
所属事業者 | 四国旅客鉄道(JR四国) |
所属路線 | ■予讃線 |
キロ程 | 184.9 km(高松起点) |
電報略号 | ホエ←ホヱ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[1] |
乗降人員 -統計年度- |
444[2]人/日 -2019年- |
開業年月日 | 1927年(昭和2年)4月3日[3] |
備考 | 無人駅[1](自動券売機 有) |
堀江駅(ほりええき)は、愛媛県松山市堀江町にある四国旅客鉄道(JR四国)予讃線の駅である[1]。駅番号はY52。
歴史
[編集]- 1927年(昭和2年)4月3日:鉄道省予讃線伊予北条 - 松山間開業と同時に駅が設置される[3]。
- 1971年(昭和46年)11月8日:貨物取扱廃止[3]。駅員無配置駅となる[4](簡易委託駅化)。それまでは、キヨスクや仁堀航路(かつて広島県呉市仁方港との間に就航していた)の乗換客に一時使用された比較的大きな待合室があり、一部急行列車の停車駅でもあった[注釈 1]。
- 1982年(昭和57年)7月1日:仁堀航路廃止[3]。その後は呉・松山フェリーが代役を担っていたが、2009年6月限りで廃止された。
- 1983年(昭和58年)4月1日:荷物扱い全廃[3]。
- 1984年(昭和59年)11月:駅舎を解体し、貨車を改造した待合室を設置[5]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR四国の駅となる[3]。
駅構造
[編集]相対式2面2線(一線スルー)のホームを有する地上駅[1]。一線スルーで2番線が上下主本線(制限速度100km/h)となっている。このため、特急などの通過列車は上下線とも基本的に2番線を通過するが、停車列車は上下線とも駅舎側の1番のりばを優先して使用する。
廃貨車利用の簡易駅舎である[5]。当駅は無人駅である[1]が、近距離用の自動券売機が設置されている。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■予讃線 | 上り | 今治・伊予西条・高松方面 | |
下り | 松山・伊予市方面 | 通常はこのホーム | ||
2 | 停車列車同士の行違い時のみ |
-
駅舎(2006年8月、塗替え前)
-
駅前風景(2006年8月)
-
待合室(2024年8月)
-
北側(2024年5月)
-
南側(2024年8月)
-
跨線橋からの眺め
(北側、2024年8月) -
跨線橋からの眺め
(南側、2024年8月)
駅周辺
[編集]夏になるとマリンスポーツやレジャー客で賑わう所で、車窓から堀江湾が一望できる。
その他
[編集]- 駅前にある商店には簡易委託乗車券発売所としての「JRキップ発売所」の看板が残っているが、現在は乗車券発売は行っていない。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 1967年10月1日ダイヤ改正時点では、下りは3本(「うわじま」1・2・4号)、上りは1本(「第2せと」)であった(『国鉄監修 交通公社の時刻表』1967年10月号、pp.168 - 173)。1968年10月1日ダイヤ改正では下りは全て通過となり、僅かに上りの「いよ」5号が停車するのみとなる(『国鉄監修 交通公社の時刻表』1968年10月号、pp.174 - 179)。1972年3月15日ダイヤ改正時点では急行は全列車通過となっている(『国鉄監修 交通公社の時刻表』1972年3月号、pp.195 - 200)。
出典
[編集]- ^ a b c d e 『週刊 JR全駅・全車両基地』 53号 松山駅・伊予西条駅・下灘駅ほか83駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年8月25日、24頁。
- ^ “愛媛県 駅乗降客数”. 2021年3月11日閲覧。
- ^ a b c d e f 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、638頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「通報 ●予讃本線高瀬大坊駅及び堀江駅の旅客の取扱いについて(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1971年11月6日、8面。
- ^ a b “貨車で待合室改築”. 交通新聞 (交通協力会): p. 2. (1984年10月24日)