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夢舞大橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
夢舞大橋
夢舞大橋
基本情報
日本の旗 日本
所在地 大阪市
交差物件 大阪港
設計者
施工者
IHI.川田.栗本.駒井.酒井.住重.高田.日橋.JFE.JST.日立.三井.横河.ハルテックJV、三菱.川重.松尾.片山JV.[1]
竣工 1999年(平成11年)[1]
開通 2009年(平成21年)8月1日[2]
座標 北緯34度39分31.8秒 東経135度23分58.5秒 / 北緯34.658833度 東経135.399583度 / 34.658833; 135.399583
構造諸元
形式 ローゼ橋[1]
全長 876.6m[1]
33.8m[1]
最大支間長 280m[1]
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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夢舞大橋(ゆめまいおおはし)は、大阪市此花区大阪北港地区にある2つの人工島「夢洲」と「舞洲」の間に架かる橋梁

世界初の浮体式旋回可動橋

2009年8月1日の夢咲トンネルの開通により一般車も通行できるようになった。

概要

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  • 完成年 : 2001年
  • 総工費 : 635億円
  • 橋長 : 940m
  • 浮体部 : 410m
  • 幅員 : 33.8m
  • 車線数 : 6車線(片側3車線、両側に歩道。現在4車線で供用中)
    • 橋本体には歩道が設置されているが、両側の取り付け部分が未完成なため、2019年現在も歩行者や自転車は通行できない。これは夢洲が港湾施設に特化したエリアになっているためだが、橋を管理する大阪市港湾局は、夢洲がメイン会場になる2025年の大阪万博に向けて2022年から3年計画で未完成部分を完成させる予定。

特徴

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浮体式旋回可動橋で、通常時は橋の下を小型船舶しか航行できないが、緊急時(咲洲・夢洲間の航路が航行不可能となった場合)には可動部を旋回させ、大型船舶の航行も可能な構造となっている[2]。旋回にはタグボートが使用される。

2004年と2005年10月に2回の開閉訓練を行ったが、機器がうまく作動せず開閉できなかった。2005年12月4日の訓練で開閉に成功した。以下はその開閉訓練時の画像である。その後、2006年10月、2007年10月、2008年10月、2013年11月[3]2016年11月にも開閉訓練を行った。

関連項目

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出典

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  1. ^ a b c d e f 橋梁年鑑 夢舞大橋 詳細データ”. 2013年12月24日閲覧。
  2. ^ a b 夢舞大橋”. ニッポン旅マガジン. 2022年9月19日閲覧。
  3. ^ 夢舞大橋の通行止めを実施します』(プレスリリース)大阪市港湾局、2013年12月24日http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/port/0000231773.html 

外部リンク

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