コンテンツにスキップ

安藤恒也

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

安藤 恒也(あんどう つねや、1945年 - )は、日本物理学者東京大学名誉教授、東京工業大学名誉教授栄誉教授

経歴

[編集]

[1]

  • 1968年3月、東京大学理学部物理学科卒業
  • 1970年3月、東京大学大学院理学系研究科物理学専門課程修士課程修了
  • 1973年3月、東京大学大学院理学系研究科物理学専門課程博士課程修了(理学博士)
  • 1973年4月、東京大学理学部助手
  • 1975年2月~12月、ミュンヘン工科大学 客員研究員
  • 1976年1月~12月、フンボルト研究員(ミュンヘン工科大学)
  • 1977年9月~78年9月、米国IBM Thomas J. Watson研究所 客員研究員
  • 1979年1月、筑波大学物理工学系助教授
  • 1983年7月、東京大学物性研究所助教授
  • 1990年1月、東京大学物性研究所教授
  • 2002年4月、東京工業大学大学院理工学研究科物性物理学専攻教授
  • 2006年6月、東京大学名誉教授
  • 2011年3月、東京工業大学名誉教授
  • 2011年4月、東京工業大学理工学研究科物性物理学専攻特命教授
  • 2011年7月、東京工業大学栄誉教授
  • 2012年4月~2014年3月、日本物理学会JPSJ編集委員長・理事
  • 2016年4月、東京工業大学研究員
  • 2017年9月、大韓民国成均館大学ナノ技術研究所名誉所長
  • 2018年4月、公益財団法人豊田理化学研究所客員フェロー
  • 2021年12月、日本学士院会員

研究

[編集]

専門は物性物理学

特に1975年に整数量子ホール効果を理論的に示唆したことで有名(松本幸雄、植村泰忠との共著[2])。これは1985年にクラウス・フォン・クリッツィングにより実験的に実証された。

主な受賞歴・栄典

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ 豊田理化学研究所
  2. ^ Tsuneya Ando; Yukio Matsumoto; Yasutada Uemura (1975). “Theory of Hall effect in a two-dimensional electron system”. J. Phys. Soc. Jpn. 39 (2): 279–288. Bibcode1975JPSJ...39..279A. doi:10.1143/JPSJ.39.279. 
  3. ^ 春の叙勲、岡田卓也氏に旭日大綬章 4009人が受章”. 日本経済新聞 (2023年4月29日). 2023年4月29日閲覧。
  4. ^ 『官報』号外第93号、令和5年5月1日

外部リンク 

[編集]
  • 安藤恒也 - KAKEN 科学研究費助成事業データベース
  • 安藤恒也 - J-GLOBAL
  • 安藤恒也 - researchmap
  • 日本の研究.com:152901