小曽根 (熊谷市)
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小曽根 | |
---|---|
北緯36度10分26秒 東経139度23分30.31秒 / 北緯36.17389度 東経139.3917528度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 埼玉県 |
市町村 | 熊谷市 |
人口 | |
• 合計 | 867人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
360-0017[2] |
市外局番 | 048[3] |
ナンバープレート | 熊谷 |
小曽根(おぞね)は、埼玉県熊谷市の大字。郵便番号は360-0017[2]。本項では同地域にかつて存在した北埼玉郡小曽根村(おぞねむら)についても記す。
地理
[編集]熊谷市北東部に位置する。東で今井、西で柿沼・代、南で肥塚、北で下奈良に隣接する。南東端を埼玉県道・群馬県道83号熊谷館林線、西北端を群馬県道・埼玉県道341号太田熊谷線が掠めるが、鉄道や国道は通過していない。
小字
[編集]- 下川原[4]
- 東浦
- 北浦
- 西川原
- 西浦
- 向川原
歴史
[編集]小曽根村 | |
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廃止日 | 1909年8月14日 |
廃止理由 |
新設合併 上中条村、今井村、小曽根村、大塚村 → 中条村 |
現在の自治体 | 熊谷市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 関東地方 |
都道府県 | 埼玉県 |
郡 | 北埼玉郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
隣接自治体 |
北埼玉郡今井村、成田村 大里郡肥塚村、大幡村、奈良村 |
小曽根村役場 | |
所在地 | 埼玉県北埼玉郡上中条村 |
ウィキプロジェクト |
沿革
[編集]もとは江戸期より存在した小曽根村であった。河床由来の砂礫の多い痩せた土地で、古語でそれを意味する「埇(そね)」を当てていたことが名前の由来と言われている[5]。
- 幕末時点では埼玉郡に所属し、知行は旗本菅沼氏・大岡氏の相給[6]。
- 1868年(慶応4年)6月19日 - 武蔵知県事・山田政則(忍藩士)の管轄となる。
- 1869年(明治2年)
- 1871年(明治4年)11月13日 - 第1次府県統合により埼玉県の管轄となる。
- 1879年(明治12年)3月 - 郡区町村編制法の埼玉県での施行により北埼玉郡の所属となる。郡役所は成田町(現行田市)に設置。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、北埼玉郡小曽根村が単独で自治体を形成[5]。上中条村・今井村・大塚村と中条組合村を結成し、組合役場を上中条村に設置。
- 1909年(明治42年)8月24日 - 中条組合村を解消し、4村の区域をもって中条村が発足[7][8]。同日小曽根村廃止。中条村大字小曽根となる。
- 1954年(昭和29年)4月1日 - 中条村が熊谷市に編入[8]。熊谷市大字小曽根となる。
- 2005年(平成17年)10月1日 - 熊谷市が周辺町と合併し、改めて熊谷市が発足された際の住所表記見直しで大字表記を除去、熊谷市小曽根となる[9]。
世帯数と人口
[編集]2017年(平成29年)9月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
大字 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
小曽根 | 365世帯 | 867人 |
小・中学校の学区
[編集]番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|
全域 | 熊谷市立中条小学校 | 熊谷市立中条中学校 |
交通
[編集]地内に鉄道は敷設されていない。
バス
[編集]路線バスは、地域の端を掠めるか、近接地域を走る路線しかなく、地域の中央付近は貫通していない。
以下の路線の「小曽根」停留所は北西部の端に位置しており、他のエリアは同じ路線の柿沼地内にある大幡停留所及び柿沼停留所や県道83号を通る国際十王交通の路線の今井地内にある赤城神社停留所、肥塚地内にある肥塚団地停留所などが利用される。
道路
[編集]施設
[編集]- 市立小曽根集会所
- 小曽根自治会会館
- 小曽根神社
- 光明寺
- 西光院
出身人物
[編集]脚注
[編集]- ^ a b “町字別・男女別人口と世帯数”. 熊谷市 (2017年9月20日). 2017年10月16日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2017年10月16日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
- ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 1413頁。
- ^ a b 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 207-208頁。
- ^ 「旧高旧領取調帳データベース」の「小曾根村」の検索結果も参照。
- ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 560頁。
- ^ a b 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 1426頁。
- ^ 合併後の住所表示>旧熊谷市:熊谷市ホームページ
- ^ “小中学校の通学区域(学区)一覧”. 熊谷市 (2012年8月3日). 2017年10月16日閲覧。
- ^ “山田福三郎とは”. コトバンク. 2024年10月11日閲覧。
- ^ 『日本現今人名辞典 訂正3版』や22頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年10月11日閲覧。
参考文献
[編集]- 『日本現今人名辞典 訂正3版』日本現今人名辞典発行所、1903年。
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』角川書店、1980年7月8日。ISBN 4040011104。
- 旧高旧領取調帳データベース