小松揮世久
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小松 揮世久(こまつ きよひさ、1949年〈昭和24年〉12月27日 - )は、日本の実業家、神職。霞会館理事を経て、伊勢神宮大宮司、神宮司庁代表役員、日本会議顧問。小松旧侯爵家当主。小松輝久(旧皇族北白川宮家輝久王)は祖父[1]。小松宮の祭祀継承者である。
来歴・人物
[編集]東京都生まれ。1974年一橋大学経済学部卒業、三菱銀行(現・三菱UFJ銀行)入行。国際畑を歩み、カナダ駐在、マニラ駐在、バンクーバー支店長、中目黒支店長、金沢支店長、金沢支社長を歴任した[2]。2002年から財団法人三菱財団に移り、同財団の助成事業部長や総務部長を務めた。2011年6月から2017年6月まで一般社団法人霞会館理事[2]。2017年7月3日、黒田清子祭主の新体制の下、伊勢神宮大宮司、宗教法人神宮代表役員に就任[3][4][5][6][7]。日本会議顧問、日本文化興隆財団顧問[8]。趣味はスキー、ゴルフ、クラシック鑑賞[2]。
親族
[編集]- 曽祖父:北白川宮能久親王(皇族、陸軍大将)
- 曽祖父︰西徳二郎(男爵、外務大臣)
- 曽祖父:島津忠済(公爵、宮内省審議官)
- 曽祖父︰川村鉄太郎(伯爵、貴族院議員)
- 祖父:小松輝久(侯爵、海軍中将)
- 祖父:西竹一(男爵、陸軍大佐、1932年ロス五輪馬術障害飛越競技金メダル)
脚注
[編集]- ^ “伊勢神宮大宮司が就任会見 「次期遷宮へ改善点整理」”. 西日本新聞. 2021年8月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月2日閲覧。
- ^ a b c 皇室76号 2017年秋皇室.106頁
- ^ “長い歴史つなぐ責務 神宮大宮司 小松揮世久さん(67) 2017年8月30日付 中外日報(ひと)”. 中外日報 (2017年8月30日). 2017年10月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年4月23日閲覧。
- ^ 「小松揮世久氏が神宮大宮司に」毎日新聞2017年7月3日 22時11分
- ^ 「伊勢神宮大宮司に小松氏 祖父が元皇族 」日本経済新聞2017/7/3 23:33
- ^ 「伊勢神宮、大宮司に小松さん 」中日新聞2017年7月3日 19時52分
- ^ 「伊勢神宮大宮司に小松揮世久さん就任 神宮祭主の黒田清子さんと新体制に」伊勢志摩経済新聞2017年07月05日
- ^ 公財)日本文化興隆財団 役員・評議員等 名簿