山本栄二 (外交官)
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山本 栄二 (やまもと えいじ、1957年 - )は、日本の外交官。内閣府経済社会総合研究所上席主任研究官、トロント総領事、駐東ティモール特命全権大使、国際テロ対策・組織犯罪対策協力担当特命全権大使を経て、駐ブルネイ特命全権大使。
経歴・経歴
[編集]大阪府出身。1980年創価大学法学部を第6期生として卒業し、外務省に入省[1][2]。韓国語研修を受けたコリア・スクールで[3]、1983年にハーバード大学修士課程修了後、延世大学校、ソウル大学校に留学。在大韓民国日本大使館二等書記官、外務省北東アジア課首席事務官、国際連合日本政府代表部一等書記官、外務大臣官房企画官、外務省国際情報局分析二課長、在カンボジア日本国大使館参事官、国際連合日本政府代表部公使、在大韓民国日本国大使館公使を経て、2007年内閣府経済社会総合研究所上席主任研究官。外務省大臣官房参事官(領事局兼国際協力局担当)、外務省大臣官房審議官(危機管理担当)を経て、2011年トロント総領事。2014年駐東ティモール特命全権大使[1][4][2][5]。2017年特命全権大使(国際テロ対策・組織犯罪対策協力担当)[6]。2018年兼特命全権大使(北極担当)[7]。2019年駐ブルネイ特命全権大使[8]。2022年創価大学客員教授[9]。
同期入省
[編集]- 末松義規(12年内閣府副大臣・96年衆議院議員)
- 石井正文(17年インドネシア大使・13年国際法局長)
- 大村昌弘(17年フィジー大使)
- 川村裕(20年ノルウェー大使・18沖縄大使・14年コートジボワール大使)
- 越川和彦(16年JICA副理事長・14年スペイン大使・12年官房長)
- 鈴鹿光次(16年アフガニスタン大使)
- 鈴木康久(18年ニカラグア大使・16年レオン総領事)
- 山田文比古(08年東京外国語大学教授)
- 片上慶一(17年イタリア大使・16年外務審議官(経済担当))
- 北野充(14年ウィーン代表部大使・12年軍縮不拡散・科学部長・19年アイルランド大使)
- 石川和秀(14年フィリピン大使・12年南部アジア部長)
- 藤原聖也(14年アルジェリア大使)
- 山崎純(18年シンガポール大使・15年スウェーデン大使・14年儀典長)
- 渡邉正人(17年ブルガリア大使・15年バングラデシュ大使)
- 堀之内秀久(19年オランダ大使・16年カンボジア大使・14年ロサンゼルス総領事)
- 野田仁(18年ルーマニア大使・15年エクアドル大使)
- 髙橋礼一郎(18年オーストラリア大使・15年ニューヨーク総領事・11年アフガニスタン大使)
- 葉室和親(12年トンガ大使)
- 井出敬二(17年北極担当大使・13年クロアチア大使)
- 小原雅博(15年東京大学法学部教授・13年上海総領事)
- 須永和男(19年カタール大使・16年ASEAN大使)
- 姫野勉(17年ガーナ大使)
- 平石好伸(17年チリ大使・14年ジンバブエ大使)
- 水谷章(19年オーストリア大使・17年立命館アジア太平洋大学教授)
- 齊藤貢(18年イラン大使・15年オマーン大使)
著書
[編集]脚注
[編集]- ^ a b 「法学部外交講演会を開催!」創価大学2016年06月24日
- ^ a b 「欧州連合代表部大使に片上氏を起用 」2014/7/22付日本経済新聞
- ^ 「【外信コラム】韓国に精通した外交官の異動にブーイング ガラパゴス外交人事」ZAKZAK2014.08.17
- ^ [1]
- ^ 「代韓国の変化と展望」論創社
- ^ 「人事外務省」毎日新聞2017年10月7日 東京朝刊
- ^ 「外務省人事(10日付)」朝日新聞デジタル2018年4月10日05時00分
- ^ カタール大使に須永氏時事通信2019年07月23日10時44分
- ^ 特別職国家公務員の再就職状況の公表について(令和4年4月1日~令和5年3月31日)
- ^ “現代韓国の変化と展望”. 論創社. 2023年1月14日閲覧。
- ^ “ミサイル発射、拉致問題…日本に害を加える90年代の北朝鮮が日朝関係改善に乗り出した“身勝手な理由”「『強盛大国』の実現には…」”. 文春オンライン (2022年5月2日). 2023年1月14日閲覧。
- ^ “北朝鮮を訪れた小泉純一郎が「金正日には『もう会わなくていい』と…」日朝平壌宣言の“知られざる裏側””. 文春オンライン (2022年5月2日). 2023年1月14日閲覧。