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干潟駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
干潟駅
駅舎(2022年2月)
ひがた
Higata
八日市場 (5.1 km)
(4.8 km)
地図
所在地 千葉県旭市ニ6454
北緯35度43分5.9秒 東経140度36分10.5秒 / 北緯35.718306度 東経140.602917度 / 35.718306; 140.602917座標: 北緯35度43分5.9秒 東経140度36分10.5秒 / 北緯35.718306度 東経140.602917度 / 35.718306; 140.602917
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 総武本線[1]
キロ程 98.8[1] km(東京起点)
電報略号 ヒタ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
[JR 1]865人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 1898年明治31年)2月25日[1]
備考 業務委託駅[1]
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干潟駅(ひがたえき)は、千葉県旭市ニ(に)[2]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)総武本線である[1]

歴史

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年表

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駅名の由来

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地名由来では無く、江戸時代初期、寛文年間に当地に所在した椿海新田開発により干拓され、「干潟八万石」と呼ばれる穀倉地帯であったことに由来する[2][5]。当地はかつての椿海の南岸に位置している[5]

所在地と名称

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2005年(平成17年)まで付近に香取郡干潟町(ひかたまち)が存在していたが(現在は旭市と合併)、当駅からは北に数キロ離れたかつての椿海北岸にあり、当駅は合併以前からの旧・旭市(駅開設当初は海上郡旭町)に属している[5]。干潟町の地名は駅開設より後の1955年昭和30年)に当駅と同様「干潟八万石」に由来して命名された新しい地名で、当駅とは直接関係は無い[5]

駅構造

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相対式ホーム2面2線を有する地上駅[1]。銚子方に向かって左手側(西側)の駅本屋側に位置する上り本線が2番線、対向の下り本線が1番線で付番されている[2][5]。遅くとも1993年(平成5年)時点までは1番線の反対側に副本線0番線が設置されていたが[2]、既に1988年(昭和63年)時点で機能維持のために1日1本の上り列車のみが使用している状況であった[5]

ホームは嵩上げされていない。互いのホームは跨線橋で連絡している。木造駅舎を有する。

JR東日本ステーションサービスが受託する業務委託駅(成田統括センター(銚子駅)管理)であるが、早朝と夜間は無人駅となる[1]

のりば

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番線 路線 方向 行先
1 総武本線 上り 成東佐倉千葉方面
2 下り 銚子方面

(出典:JR東日本:駅構内図

  • ホームは8両編成までに対応する[1]

利用状況

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2023年(令和5年)度の1日平均乗車人員865人である[JR 1]

JR東日本及び千葉県統計年鑑によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。

年度別1日平均乗車人員[統計 1][統計 2]
年度 1日平均
乗車人員
出典
1990年(平成02年) 1,287 [* 1]
1991年(平成03年) 1,347 [* 2]
1992年(平成04年) 1,405 [* 3]
1993年(平成05年) 1,372 [* 4]
1994年(平成06年) 1,319 [* 5]
1995年(平成07年) 1,305 [* 6]
1996年(平成08年) 1,279 [* 7]
1997年(平成09年) 1,238 [* 8]
1998年(平成10年) 1,172 [* 9]
1999年(平成11年) 1,128 [* 10]
2000年(平成12年) [JR 2]1,067 [* 11]
2001年(平成13年) [JR 3]1,059 [* 12]
2002年(平成14年) [JR 4]1,048 [* 13]
2003年(平成15年) [JR 5]1,055 [* 14]
2004年(平成16年) [JR 6]1,027 [* 15]
2005年(平成17年) [JR 7]1,012 [* 16]
2006年(平成18年) [JR 8]981 [* 17]
2007年(平成19年) [JR 9]949 [* 18]
2008年(平成20年) [JR 10]922 [* 19]
2009年(平成21年) [JR 11]891 [* 20]
2010年(平成22年) [JR 12]911 [* 21]
2011年(平成23年) [JR 13]912 [* 22]
2012年(平成24年) [JR 14]887 [* 23]
2013年(平成25年) [JR 15]929 [* 24]
2014年(平成26年) [JR 16]948 [* 25]
2015年(平成27年) [JR 17]974 [* 26]
2016年(平成28年) [JR 18]974 [* 27]
2017年(平成29年) [JR 19]936 [* 28]
2018年(平成30年) [JR 20]865 [* 29]
2019年(令和元年) [JR 21]837 [* 30]
2020年(令和02年) [JR 22]667
2021年(令和03年) [JR 23]797
2022年(令和04年) [JR 24]856
2023年(令和05年) [JR 1]865

駅周辺

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鎌数伊勢大神宮

駅前は国道126号に面しており、国道沿いには商業施設、飲食店チェーンストア)などが林立する。駅から徒歩約10分の位置には、あさひ新産業パーク・あさひ鎌数工業団地(旧大日本帝国海軍香取航空基地の跡地に造られた工業団地[1])が整備されており、ゼンショーユアサ・フナショク佐川急便などの工場、物流倉庫が集約している[6]

バス路線

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「干潟駅」停留所にて、以下のコミュニティバス高速バスが発着する。

隣の駅

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東日本旅客鉄道(JR東日本)
総武本線
八日市場駅 - 干潟駅 - 旭駅

脚注

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出典

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m 三好好三『総武線 120年の軌跡 東京・千葉を走る列車と駅のあゆみ』JTBパブリッシング、2014年3月1日、112頁。ISBN 9784533096310 
  2. ^ a b c d 宮脇俊三原田勝正 著、二見康生 編『関東700駅』小学館〈JR・私鉄各駅停車〉、1993年4月20日、172頁。ISBN 4-09-395404-6 
  3. ^ 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 26号 総武本線・成田線・鹿島線・東金線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月17日、19頁。 
  4. ^ a b Suicaをご利用いただけるエリアが広がります。』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2008年12月22日。オリジナルの2019年5月3日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20190503211623/https://www.jreast.co.jp/press/2008/20081218.pdf2018年7月8日閲覧 
  5. ^ a b c d e f 臼井, 茂信「続 ゼロの情景 総武線ひとめぐり2」『鉄道ファン』第28巻第2(通巻322)号、交友社、1988年2月1日、59頁。 
  6. ^ あさひ新産業パーク”. 旭市. 2006年10月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年11月12日閲覧。
  7. ^ 東西線路線図” (PDF). 旭市. 2022年5月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年10月29日閲覧。
  8. ^ 旭南ルート路線図” (PDF). 旭市. 2022年10月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年10月29日閲覧。
  9. ^ 干潟ルート路線図” (PDF). 旭市. 2022年10月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年10月29日閲覧。

利用状況に関する資料

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  1. ^ 千葉県統計年鑑 - 千葉県
  2. ^ 統計あさひ - 旭市
JR東日本の2000年度以降の乗車人員
千葉県統計年鑑

関連項目

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外部リンク

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