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庄垣内正弘

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

庄垣内 正弘(しょうがいと まさひろ、1942年4月17日[1] - 2014年3月23日[2])は、日本言語学者。京都大学名誉教授。専門はウイグル語などのチュルク語研究。

庄垣内 正弘しょうがいと まさひろ
人物情報
生誕 (1942-04-17) 1942年4月17日
日本の旗 日本広島県呉市
死没 (2014-03-23) 2014年3月23日(71歳没)
国籍 日本の旗 日本
出身校 大阪外国語大学外国語学部
京都大学文学部
学問
研究分野 古ウイグル語学
チュルク語学
研究機関 京都大学
神戸市外国語大学
京都産業大学
学位 文学博士(京都大学)
学会 Societas Uralo-Altaica
日本言語学会
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経歴

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広島県呉市出身。大阪外国語大学卒業、京都大学大学院博士課程中退、1974年京都大学文学部助手1980年神戸市外国語大学助教授1984年教授1994年「古代ウイグル文阿毘達磨倶舎論実義疏の研究」で京都大学より文学博士の学位を取得。1996年、京都大学大学院文学研究科教授、2006年に定年退官、名誉教授京都産業大学客員教授(~2012年3月)。

2003年から2006年まで日本言語学会会長を務めた。ベルリン自由大学客員教授 (Mercator Professor (DFG))。2011年日本学士院賞受賞。

2014年3月23日午前4時12分、空腸癌のため大阪市内の病院で死去。71歳没。

著書

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  • ウイグル語・ウイグル語文献の研究 1-3 神戸市外国語大学外国学研究所 1982年-1989年
  • 古代ウイグル文阿毘達磨倶舎論実義疏の研究 1-3 松香堂 1991年-1993年
  • ウイグル文dasakarmapathavadanamalaの研究 サンクトペテルブルク所蔵『十業道物語』トゥグーシェワ・リリヤ、藤代節共著 松香堂 1998年2月
  • ロシア所蔵ウイグル語文献の研究 ウイグル文字表記漢文とウイグル語仏典テキスト 京都大学大学院文学研究科 2003年3月(ユーラシア古語文献研究叢書)
  • ウイグル文アビダルマ論書の文獻學的研究 松香堂 2008年2月

脚注

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外部リンク

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