コンテンツにスキップ

御木惇史

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
御木 惇史
10/21/2018 御木惇史「雨と山」Release Party at Tokyo,Japan
基本情報
別名 難病BEAT声蔵
miggy;Po
生誕 (1983-11-30) 1983年11月30日(41歳)
出身地 日本の旗 東京都品川区
職業
活動期間 1997年 - 現在
事務所 Seizo Productions
公式サイト atsushimiki.com

御木 惇史(みき あつし、1983年11月30日 - )は、日本ドラマー打楽器奏者トラックメイカー画家[1]

来歴

[編集]

神奈川県横浜市生まれ。東京都品川区出身[1]。幼い頃、品川区南品川に住んでいた。祭り好きな祖母の影響もあり和太鼓神輿を身近に感じる環境で育てられた。兄の影響で和太鼓に興味を持ち、6歳で実の兄である和太鼓奏者御木裕樹へ弟子入りをする。13歳で見たライブでのドラム演奏をきっかけにプロドラマーになることを決意。その翌日にドラム教室無料体験のチラシがポストに入っており「運命を感じた」とインタビューで語っている[1]YAMAHA音楽教室に通いながら友達とバンドを組み活動した。翌年14歳でプロの舞台に立ち、ドラマーとしてプロデビュー。

2000年 17歳、ドラマー東原力哉と共演。

2003年 20歳より胡弓演奏家、楊興新コンサートに出演。

2014年 31歳、自身が主宰・運営・プロデュースする音楽・アートイベントGROOVE DE NIGHTではジャズ・ベーシスト鈴木勲と共演。

2015年からドラムと和太鼓パーカッションを織り交ぜてセッティングする独創的な演奏スタイルでソロパフォーマンスを行うようになる。それ以前もドラムセットでのソロパフォーマンス演奏はしていたが和太鼓が組み込まれることは無かった。

2017年より、Michael Kanekoのバンドメンバーとしてフジロックフェスティバルをはじめ日本国内の音楽フェスティバルへ多数出演する。同年、ファッションブランドボルコムが開催した世界同時グローバルコンテスト''ThisFirst'' (2017) 日本代表・グランプリを受賞[2]。同年9月、アメリカテキサス州オースティンで開催されたファイナルパーティーへ招待され、ドラム・和太鼓・パーカッションを融合させたオリジナルセットでソロパフォーマンスを披露した[3] 。ソロパフォーマンスでは20〜30分ほど演奏することがある。そのスピリチュアルな世界観と独特の間は和モノ・レアグルーヴの最高峰とも言われている。

2018年8月公開 ヨーロッパ発 フリースケートボードマガジン[Volcom Road Rager in Italy Movie]のドラムを担当。ラグビーオーストラリア代表ワラビーズのレセプション公演を担当。

2019年9月 南アフリカ共和国のアーティストKWELAとの合作「SEBATA 獣」を発売。同年、スノーボード オリンピック日本代表 中井孝治が軸となり製作したスノーボードフィルム『PURE JAM』へ楽曲提供。ラグビーワールドカップ2019 決勝戦にて2回公演ライブを担当。Pearl Drum(パール楽器製造)新商品 Rhythm Traveler “Black Box” CMに起用。

2020年 セイビアンシンバル / HHX  X-PLOSION CRASH16" POP画像に起用。ファッションブランドBAYFLOWキャンペーンにてさまぁ〜ず, Michael Kaneko, Baby Kiyと出演。さまぁ〜ずへパーカッションレッスンを担当。

2022年アメリカのターンテーブリスト、ヒップホップ DJ クルー The Beat Junkies メンバー DJ CURSEをフィーチャリングに迎えたソロ作品「GUM feat.DJ CURSE」をリリース。Volcom Ambassador、パール楽器製造株式会社とエンドースメント契約(モニター契約)アーティスト[1]

作品

[編集]

アナログレコード・配信

[編集]
タイトル曲 B面 発売日 規格品番 作品形態
1 雨と山 odyssey 2018年10月3日 SEZR-1001 アナログレコード
2 SEBATA 獣 2019年9月9日 SEZR-1002 配信
3 GUM feat.DJ CURSE 2022年3月16日 SEZR-1003 配信

演奏参加

[編集]
発売日 タイトル アーティスト 収録曲 担当
2003年2月1日 風林火山 御木裕樹 Ⅱ.林 パーカッション
2003年2月1日 和太鼓 御木裕樹ライブ “スーパー和太鼓”無限に広がる和太鼓の可能性 ドラムス
2011年8月26日 PROOF 田中光 & MASAYA YONEYAMA ELEMENT feat.難病BEAT声蔵 cuts by MASAYA YONEYAMA ドラムス
難病BEAT声蔵名義
2012年11月9日 I LOVE YOU 楊興新 1. I LOVE YOU ドラムス
2017年9月13日 青春のエキサイトメント あいみょん 9. RING DING
2018年11月14日 COME ONE,COME ALL Miyuu 1. never be fine
2. Your way
2018年11月14日 Circle 村上佳佑 3. Nothing But You
2019年2月13日 瞬間的シックスセンス あいみょん 5. プレゼント
2019年3月13日 MUSiC 私立恵比寿中学 9.星の数え方
2019年4月17日 ハルノヒ あいみょん 2. 鯉
2019年9月9日 SEBATA 獣 KWELA&ATSUSHI ATSUSHI&KWELA 1.SEBATA 獣 ドラムス・和太鼓・パーカッション
2019年10月18日 SNOW BOARDING FILM「PURE JAM」 PURE JAM SNOW VOICE
VERSION3
GATE BRIDGE
PAINT FLOW 楽曲提供
ドラムス・楽曲提供 miggy;Po名義でも参加
2019年12月11日 JAWS, Vol.1 白鲨 JAWS 彗星 / 一直拼盡全力就好了 ドラムス
2020年2月25日 死にたい夜にかぎって アイナ・ジ・エンド(BiSH) 死にたい夜にかぎって
2020年3月14日 Teijun Fujihira 1.盂蘭盆供養和讃
3.施餓鬼供養和讃
5.総本山長谷寺和讃
ドラムス・和太鼓
2020年3月12日 ファンファーレ にゃんぞぬデシ ファンファーレ ドラムス
2020年4月23日 I Love You Baby 脳ジャズ(NOUJAZZ)feat. J. Lamotta すずめ I Love You Baby パーカッション
2020年7月23日 summer together Miyuu summer together ドラムス
2020年8月19日 ESTERO Michael Kaneko 5.This Game
2020年9月9日 おいしいパスタがあると聞いて あいみょん 5.朝陽
2021年1月1日 すっからかん 瑛人 1.僕はバカ
2021年3月24日 LA LA RAINBOW Miyuu 1.introduction~over the rainbow~
4.yellow light tonight
5.indigo night
6.step it(pray)
7.fly
8.summer together
11. purple
2021年6月9日 HOLIDAY feat.Michael Kaneko 大比良瑞希 HOLIDAY feat.Michael Kaneko
2021年6月23日 love is alive mihoro* 2.孤月
2021年7月6日 残して アイナ・ジ・エンド(BiSH) 残して
2021年8月25日 DRIVEAWAY feat. 藤原さくら Michael Kaneko DRIVEAWAY feat. 藤原さくら
2021年11月24日 THE ZOMBIE アイナ・ジ・エンドBiSH 5.神様
9.残して
2023年6月14日 ぬくもり 川崎鷹也 1.オレンジ ドラムス

イベント

  • 「DAX-Space Shower Digital Archives X -THE CAMP BOOK』 Kenichiro Nishihara(西原健一郎) / Michael Kaneko ドラム参加 - 2018年9月25日OA
  • SPACE SHOWER TV『DAX-Space Shower Digital Archives X -SNOW MONKEY BEER LIVE』Michael Kaneko band ドラム参加 - 2017年4月25日OA

映像作品

[編集]

主なライブ出演

[編集]

2017年

[編集]

2018年

[編集]

タイアップ

[編集]
曲名 タイアップ 初出
雨と山 VOLCOM US(SURF)「Deadly Stones Mod Boardshort!」CMソング アナログ盤「雨と山」
VOLCOM US(SURF)「Garden Stoneys!」CMソング
Odyssey NHK『見どころBS4K』タイトルバック

受賞

[編集]
  • ファッションブランド<VOLCOM>が開催した世界同時グローバルコンテスト''ThisFirst'' (2017) - 日本代表・グランプリを受賞[2]

モニター契約(エンドースメント契約)

[編集]

エピソード

[編集]

13歳(中学生)の頃、プロドラマーになることを決意したが練習する場所もお金もなかった。 小学校の恩師 音楽担任教師の元へ相談しに行ったところ、 音楽教師が自身のドラムセットを学校へ持参し授業で使用していた。 普段は音楽室のバックヤードに置いてあり、放課後であれば そのドラムセットを使っても良いと練習許可をもらい練習を開始することができた。 ある日、音楽担任教師が転勤することになり 「ドラムセットを転勤先に持っては行けず、これでプロドラマーに向かって頑張って」とその場でドラムセット一式を譲り受けた。 以後自身のツアーやソロ活動にて20年以上使用しており、譲り受けたドラムセットは後にモニター契約(エンドースメント契約)をするドラムメーカー Pearl Drumsと同じだったエピソードがある。[1]

脚注

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ a b c d e ATSUSHI MIKI OFFICIAL WEBSITE”. atsushimiki. 2023年10月24日閲覧。
  2. ^ a b VOLCOM #THISFIRSTコンテスト 世界中から選ばれた15名の勝者が決定![2]
  3. ^ VOLCOM #THISFIRSTコンテスト ファイナルパーティーレポート!!より [3]
  4. ^ “Volcom Road Rager in Italy” (英語). Free Skate Magazine. http://www.freeskatemag.com/2018/08/03/volcom-road-rager-in-italy/ 2018年8月9日閲覧。 

外部リンク

[編集]