コンテンツにスキップ

志村令郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

志村 令郎(しむら よしろう、1932年昭和7年〉10月27日 - 2023年令和5年〉9月27日)は、日本生物学者京都大学名誉教授。学位はPh.D.ラトガーズ大学)。分子生物学専攻。

経歴

[編集]

山梨県大月市生まれ。京都大学理学部植物学科卒業、京都大学大学院修士課程修了。1963年(昭和38年)、ラトガース大学よりPh.D.取得。

1985年(昭和60年)、京都大学教授となり、1989年(平成元年)、岡崎国立共同研究機構基礎生物学研究所教授をかねる。

1993年(平成5年)木原賞受賞。1994年(平成6年)、「RNAプロセシングの研究」で日本学士院賞を受賞[1]

2004年(平成16年)4月から2010年(平成22年)3月まで自然科学研究機構の機構長を務めた[1]

2010年(平成22年)4月、瑞宝中綬章受章[2]

2023年(令和5年)9月27日、老衰のため死去[1]。90歳没。死没日付をもって従四位に叙された[3]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c “志村令郎さん死去 元・自然科学研究機構長、京都大名誉教授、分子生物学”. 東京新聞. (2023年10月1日). https://www.tokyo-np.co.jp/article/280874 2023年10月2日閲覧。 
  2. ^ 平成22年春の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 12 (2010年4月29日). 2010年9月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月22日閲覧。
  3. ^ 『官報』第1098号10頁 令和5年M11月8日

外部リンク

[編集]

デジタル版 日本人名大辞典+Plus『志村令郎』 - コトバンク