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曹圭成

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
曺 圭成
名前
カタカナ チョ・ギュソン
ラテン文字 Cho Gue-sung
ハングル 조규성
基本情報
国籍 大韓民国の旗 大韓民国
生年月日 (1998-01-25) 1998年1月25日(26歳)
出身地 京畿道安山市
身長 188cm
体重 82kg
選手情報
在籍チーム デンマークの旗 FCミッティラン
ポジション FW
背番号 10
ユース
2007-2009 大韓民国の旗 梨湖初等学校朝鮮語版
2010-2012 大韓民国の旗 元谷中学校朝鮮語版
2013-2015 大韓民国の旗 安養工業高校朝鮮語版
2016-2018 大韓民国の旗 光州大学校
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2019 大韓民国の旗 FC安養 33 (14)
2020-2023 大韓民国の旗 全北現代モータース 43 (13)
2021-2022 大韓民国の旗 金泉尚武FC (兵役) 48 (21)
2023- デンマークの旗 FCミッティラン 16 (8)
代表歴2
2019-2021  韓国 U-23 11 (4)
2021- 大韓民国の旗 韓国 35 (9)
1. 国内リーグ戦に限る。2023年12月5日現在。
2. 2024年1月31日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

曺 圭成(チョ・ギュソン、朝鮮語: 조규성1998年1月25日 - )は、大韓民国京畿道安山市出身のプロサッカー選手。ポジションはFWデンマーク・スーペルリーガFCミッティラン所属。韓国代表本貫昌寧曺氏朝鮮語版[6]

クラブ経歴

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小学生時にサッカーを始め、FC安養のユース相当となる安養工業高校朝鮮語版ではセンターバックとしてプレー。光州大学校へ進学後は守備的ミッドフィルダーとしてプレーし、2年次に新監督からヘディングの強さとポジショニングの良さを買われてフォワードに転向した[7]

2019年、大学を中退をしてKリーグ2FC安養に入団した[8]。リーグ戦33試合で14ゴール4アシストを記録して得点ランキング3位となり、年間ベストイレブンにも選出をされた[7]

2020年、Kリーグ1全北現代モータースに移籍した。リーグ戦23試合で4ゴール2アシストと結果を残せず、兵役義務を遂行するため翌2021年から国軍体育部隊傘下の金泉尚武FCへ入隊の決意をした[7]

2021年、兵役義務により金泉尚武FCに入隊した。コンタクトの激しいKリーグで当たり負けしないため、徹底的な筋力トレーニングによる肉体改造に取り組んだ[7]

2022年9月7日、除隊され、Kリーグ1・全北現代モータースに復帰した[9]FAカップ優勝に貢献をして大会MVPに選出をされ、シーズン17ゴールでKリーグ1得点王となり年間ベストイレブンにも選出をされた[10][11]

2023年7月11日、デンマーク・スーペルリーガFCミッティランと5年契約を結んだことが発表された[12]

代表経歴

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2019年にU-23韓国代表に選出をされ、翌2020年1月に開催されたAFC U-23選手権では優勝メンバーとなった[7]

2021年1月27日、2022 FIFAワールドカップ・アジア3次予選レバノン代表戦で韓国代表としてデビューし、その試合で初得点を記録した。

2022年11月12日、2022 FIFAワールドカップ カタールに臨む韓国代表に選出をされ[13]、11月24日、グループH第1戦、ウルグアイ代表戦で後半から出場し、W杯初出場を果たした[4]。11月28日、同第2戦、ガーナ代表戦で先発出場し、チームは2ー3で敗戦したものの[14]、2ゴールの活躍によりワールドカップ史上初の1試合2ゴールのマルチゴールを決めた韓国代表選手となった[5]

2023年、AFCアジアカップ2023に臨む韓国代表のメンバーに選出された。決勝トーナメント1回戦のサウジアラビア戦では、途中出場から90+9分にヘディングで同点ゴールを決めた。その後延長戦でも決着はつかず迎えたPK戦では3番手のキッカーとしてPKを決め、チームのベスト8進出に貢献した。

エピソード

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2022 FIFAワールドカップでの活躍もあり、Instagramのフォロワーが一気に増加して注目を集めた[4][5][15]

代表歴

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出場大会

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試合数

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  • 国際Aマッチ 30試合 8得点(2021年-)[16]


韓国代表国際Aマッチ
出場得点
2021 4 0
2022 16 6
2023 10 2
2024
通算 30 8

タイトル

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クラブ

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全北現代モータース
金泉尚武FC

代表

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U-23韓国代表

個人

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脚注

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  1. ^ “ヘッドで2発 韓国リーグ得点王の曺圭成が意地=W杯”. 聯合ニュース. (2022年11月29日). https://jp.yna.co.kr/view/AJP20221129000100882 2022年11月30日閲覧。 
  2. ^ 조규성曺圭成”. portal.kleague.com. 2024年2月1日閲覧。
  3. ^ “サッカー:「髪伸ばすな」「TV出ないでサッカーやれ」…アジア杯2戦連続ノーゴールの曺圭誠に誹謗中傷コメント殺到”. 朝鮮日報日本語版. (2024年1月22日). https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2024/01/22/2024012280014.html 2024年2月1日閲覧。 
  4. ^ a b c ムン・ジヨン (2022年11月26日). “カタールW杯:「イケメンの韓国9番は誰?」 20分のプレーでフォロワー激増の選手とは”. 朝鮮日報日本語版. https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/11/26/2022112680008.html 2022年12月3日閲覧。 
  5. ^ a b c “<W杯サッカー>趙圭誠、「韓国選手初のマルチゴール」爆発後…「フォロワー100万人」に爆発”. 中央日報日本語版. (2022年11月29日). https://japanese.joins.com/JArticle/298248 2022年11月30日閲覧。 
  6. ^ ‘유퀴즈’ 이게 되네… 조규성, ‘조세호 父’ 조규성 만남 성사” (朝鮮語). 조선일보 (2022年12月28日). 2023年1月18日閲覧。
  7. ^ a b c d e 姜亨起 (2022年11月30日). “人気爆発中の韓国代表FWチョ・ギュソンとは何者か?…ガーナ戦を経てフォロワー数はおよそ75倍に”. サッカーキング. https://www.soccer-king.jp/news/world/asia/20221130/1715168.html 2022年11月30日閲覧。 
  8. ^ “ko:FC안양, 우선지명 포함 2019 신인 5명 영입” (朝鮮語). Sports Donga. (4 January 2019). https://sports.news.naver.com/news.nhn?oid=382&aid=0000699912 
  9. ^ “J経験者は元札幌ク・ソンユンら3人!韓国Kリーグの軍隊チームが除隊選手を発表、前所属元に復帰へ”. スポーツソウル日本版. (2022年9月7日). https://sportsseoulweb.jp/sports_topic/id=58898 2022年11月30日閲覧。 
  10. ^ “J経験者がMVP&ベスト11に!Kリーグ年間表彰が発表、元G大阪キム・ヨングォンらが選出”. スポーツソウル日本版. (2022年10月26日). https://sportsseoulweb.jp/sports_topic/id=61856 2022年11月30日閲覧。 
  11. ^ “不振の元G大阪FWと対照的…韓国代表で台頭する個人賞2冠の24歳FWに注目すべき理由”. スポーツソウル日本版. (2022年11月1日). https://sportsseoulweb.jp/sports_topic/id=62194 2022年11月30日閲覧。 
  12. ^ "FC MIDTJYLLAND KØBER CHO GUE-SUNG" (Press release) (デンマーク語). FCミッティラン. 11 July 2023. 2023年7月11日閲覧
  13. ^ “韓国代表がカタールW杯メンバー26人を発表!眼窩骨折で手術のソン・フンミン、イ・ガンインら選出”. スポーツソウル日本版. (2022年11月12日). https://sportsseoulweb.jp/sports_topic/id=63012 2022年12月3日閲覧。 
  14. ^ South Korea v Lebanon game report”. FIFA. 7 September 2021閲覧。
  15. ^ インスタのフォロワー増加率が驚異の“8773%”で280万人突破 W杯で一番有名になったのは誰だ”. theworldmagazine.jp. 2022年12月21日閲覧。
  16. ^ 曹圭成 - National-Football-Teams.com

外部リンク

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