本玉真唯
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基本情報 | ||||
フルネーム | Mai Hontama | |||
国籍 | 日本 | |||
出身地 | 東京都町田市 | |||
生年月日 | 1999年8月30日(25歳) | |||
身長 | 164cm | |||
体重 | 57kg | |||
利き手 | 右 | |||
バックハンド | 両手打ち | |||
ツアー経歴 | ||||
デビュー年 | 2018年 | |||
ツアー通算 | 0勝 | |||
シングルス | 0勝 | |||
ダブルス | 0勝 | |||
生涯獲得賞金 | 897,168 アメリカ合衆国ドル | |||
4大大会最高成績・シングルス | ||||
全豪 | 1回戦(2024) | |||
全英 | 2回戦(2022) | |||
キャリア自己最高ランキング | ||||
シングルス | 105位(2024年8月5日) | |||
ダブルス | 109位(2023年11月6日) | |||
2024年8月29日現在 |
本玉 真唯(ほんたま まい、1999年8月30日[1] - )は、日本の女子プロテニス選手。WTAランキング自己最高位はシングルス105位、ダブルス109位。身長164cm。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。日出高等学校卒業。島津製作所に所属。
来歴
[編集]アマ時代
[編集]東京都町田市出身。父や兄の影響を受け、4歳の時にテニスを始めた。6歳の時に町田ローンテニスクラブに入り、町田市立南大谷小学校在学中の2011年には全国小学生テニス選手権大会で優勝した。町田市立南大谷中学校在学中の2013年には全日本ジュニアテニス選手権大会U14の部で優勝し、2014年には全国中学生テニス選手権大会で優勝した[2]。
2015年4月には日出高等学校通信制に入学し、神奈川県川崎市のS・ONEグリーンテニスクラブを拠点に据えて日本国外への転戦を開始した[3]。同年10月には大阪市で開催された世界スーパージュニアテニス選手権大会に出場し、決勝では1学年下の内藤祐希に勝利して優勝した[2]。日本人選手の優勝は奈良くるみ以来8年ぶり[4]。2016年の同大会でも決勝に進出したが、ロシアのアナスタシア・ポタポバに敗れて準優勝だった。2017年全豪オープンジュニア女子シングルスには第10シードとして出場し、準々決勝でスイスのレベッカ・マサロヴァに敗れてベスト8だった[2]。
プロ転向後
[編集]2018年5月にプロ転向し、テニス日本リーグの島津製作所に所属している。2019年12月に出場した全日本テニス選手権大会では、準々決勝では内藤祐希を、準決勝では森崎可南子を、決勝では秋田史帆を破って初優勝した[5]。
2021年3月のBNPパリバ・オープン(WTA1000)では予選を勝ち抜き、WTA1000トーナメントの本選に初出場した。同年5月にはエクアドルのITFサリーナスで優勝し、ITF女子ワールドテニスツアー初優勝を飾った。同年6月にはポルトガルのITFポルトでも優勝し、ITF女子ワールドテニスツアー2勝目を飾った。同年の2021年全米オープンでは四大大会に初出場し、予選2回戦で敗れた。同年9月のシカゴ・フォール・テニス・クラシック(WTA500)では予選を勝ち抜き[1]、本選1回戦ではキャロリン・ガルシアに勝利してWTAツアー本戦初勝利を飾った。2回戦ではアネット・コンタベイト、3回戦ではシェルビー・ロジャースに勝利し、4回戦でガルビネ・ムグルサに敗れたが、WTAランキング200位ながらベスト8という望外の好成績を上げた[6]。
2022年ウィンブルドン選手権では予選3試合を勝ち抜き、グランドスラムの本選に初出場を果たした。この大会では日本人トップの大坂なおみが欠場、第2位の土居美咲が欠場する中、日本人としてただ一人の本選出場である[1]。本戦1回戦ではクララ・タウソンに勝利し(試合中に相手が棄権)、2回戦でディアン・パリーに敗れた。
2024年全豪オープンにはワイルドカードで出場となったが、1回戦でバルボラ・クレイチコバに敗れた[7]。
4大大会シングルス成績
[編集]- 略語の説明
W | F | SF | QF | #R | RR | Q# | LQ | A | Z# | PO | G | S | B | NMS | P | NH |
W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.
大会 | 2021 | 2022 | 2023 | 2024 | 通算成績 |
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全豪オープン | A | Q3 | Q2 | 1R | 0–1 |
全仏オープン | A | Q1 | Q3 | Q2 | 0–0 |
ウィンブルドン | A | 2R | Q1 | Q1 | 1–1 |
全米オープン | Q2 | Q2 | Q2 | Q2 | 0–0 |
脚注
[編集]- ^ a b c Number 2022, p. 3.
- ^ a b c 町田市 2017, p. 12-13.
- ^ 辻健治 (2015年11月18日). “HOPE/女子テニス・本玉真唯選手”. asahi.com. 2023年10月24日閲覧。
- ^ 長嶋秀和 (2015年10月19日). “本玉真唯が奈良くるみ以来、8年ぶりの優勝、世界スーパージュニアテニス”. tennis.jp. 2023年10月24日閲覧。
- ^ “全日本テニス「初優勝」本玉真唯さん、町田市長を表敬訪問”. 相模原町田経済新聞 (2019年12月18日). 2023年10月24日閲覧。
- ^ “本玉 真唯”. 株式会社島津製作所. 2023年10月24日閲覧。
- ^ “2019年全日本女王、本玉真唯がトップ10に肉薄も惜敗…全豪オープン開幕”. スポーツ報知. 2024年1月14日閲覧。
参考文献
[編集]- 「17歳が目指す世界、そしてグランドスラムのセンターコート」『まちびと』第38号、町田市市民部市民課、2017年7月15日、2023年10月24日閲覧。
- 「FACE 本玉真唯(テニス)」『Number』第43巻第16号、文藝春秋、2022年9月8日。