松下麻理緒
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日本の小説家、推理作家。東京都生まれと福岡県生まれの女性2人による共同ペンネーム[1]。
(まつした まりお)は、東京女子大学心理学科を同期で卒業。2007年、『誤算』で第27回横溝正史ミステリ大賞テレビ東京賞を受賞した(この回の大賞受賞者は桂美人、大村友貴美)。受賞時は56歳で、東京都在住[2]。
前年の2006年には、「松下麻利緒」名義の『毒殺倶楽部(ポイズンくらぶ)』で第16回鮎川哲也賞の佳作になっている[2](この回の受賞者は麻見和史、もう1人の佳作は似鳥鶏)。『毒殺倶楽部』は受賞後13年間未刊行だった。
作品リスト
[編集]- 誤算 (2007年10月、角川文庫)ISBN 978-4043866014
- 流転の女 (2011年10月、角川書店)ISBN 978-4048742184
- (改題) 転落 (2019年3月、角川文庫)ISBN 978-4041076552
- 毒殺倶楽部 (2019年10月、朝日文庫)ISBN 978-4022649317
- 偽画 (2020年3月、角川文庫)ISBN 978-4041090022
- 不在者 家裁調査官 加賀美聡子 (2020年9月、小学館文庫)
脚注
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- asahi.com:50代主婦作家に注目 ミステリー文学での受賞続々(2007年3月23日) - 横溝正史ミステリ大賞テレビ東京賞受賞時の記事