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柳 孝(やなぎ たかし、1964年5月29日 - )は、日本の文部科学官僚。文部科学省大臣官房長、文部科学審議官等を経て、文部科学事務次官。
新潟県中頸城郡柿崎町(現上越市柿崎区)出身[1]。新潟県立高田高等学校を経て[2]、1987年立命館大学法学部卒業。国家公務員採用Ⅰ種試験(法律)を受け[3]、科学技術庁入庁[4]。原子力安全局原子力安全課配属[5]。1992年4月原子力安全局原子力安全課総括係長。1993年4月長官官房総務課企画係長。その後は文部科学省大臣官房国際課国際協力政策室長[6]、文部科学省科学技術・学術政策局科学技術・学術戦略官[7]、文部科学省研究振興局研究環境・産業連携課長等を経て[8]、2012年文部科学省研究開発局宇宙開発利用課長[9]。
2014年文部科学省研究開発局開発企画課長[10]。2015年8月文部科学省大臣官房政策課長[11]。2016年から内閣府大臣官房審議官(科学技術・イノベーション担当)兼大学改革担当室次長を務め[4][12]、産学連携の強化を進めた[13]。2019年文部科学省大臣官房長[14]。2020年内閣府政策統括官(科学技術・イノベーション担当)[15]。2021年4月内閣府科学技術・イノベーション推進事務局統括官兼原子力損害賠償・廃炉等支援機構担当室長[16]。同年9月文部科学審議官[17]。2022年9月文部科学事務次官[18]。12月日本ユネスコ国内委員会委員[19]。
- 先代
- 松尾泰樹
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- 内閣府政策統括官(科学技術・イノベーション担当)
- 2020年 - 2021年
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- 次代
- 廃止
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- 先代
- 新設
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- 内閣府科学技術・イノベーション推進事務局統括官
- 2021年 - 2021年
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- 次代
- 米田健三
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