榎泰邦
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えのき やすくに 榎 泰邦 | |
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2005年3月
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生誕 |
1946年 東京都 |
国籍 | 日本 |
出身校 | 東京大学法学部中退 |
職業 | 外交官 |
榎 泰邦(えのき やすくに、1946年5月11日 - )は日本の外交官。外務省中東アフリカ局長や、駐インド特命全権大使を経て、退官後は創価大学客員教授、日本ブータン友好協会会長、日印協会顧問等を歴任。
人物
[編集]東京都世田谷区出身。1964年に東京教育大学附属高等学校(現・筑波大学附属高等学校)卒業。1968年に東京大学法学部を中退して、外務省入省。フランス語研修(1969年フランス外交官補)、フランス、エジプト、国際連合日本政府代表部勤務を経て[1]、
- 1981年 在インド日本国大使館一等書記官、参事官
- 1983年8月 経済協力局政策課企画官
- 1984年9月 経済協力局国際機構課長
- 1985年9月 経済協力局有償資金協力課長
- 1988年7月 中近東アフリカ局中近東第一課長
- 1990年3月 大臣官房外務参事官兼経済局
- 1991年2月 在オーストラリア日本国大使館公使
- 1993年2月 デトロイト日本国総領事館(EN)総領事
- 1995年2月 欧州連合日本政府代表部公使
- 1997年2月 大臣官房文化交流部長。 松浦晃一郎をユネスコ事務局長に当選させることに尽力。
- 2000年1月 中近東アフリカ局長
- 2001年1月 特命全権大使南アフリカ共和国駐箚(ナミビア・ボツワナ・レソト・スワジランド兼任)。
- 2003年12月 特命全権大使インド国駐箚(駐ブータン特命全権大使兼任)。
- 2007年10月 退官
- 2007年11月 三井物産株式会社顧問(~2009年10月)
- 2009年4月 創価大学法学部客員教授(特殊講義「国際政治と外交」担当、2012年3月まで)。株式会社サンアンドサンズアドバイザーズ顧問。
- 2010年3月 榎インド総合研究所設立、同代表
- 2011年1月 株式会社サンアンドサンズアドバイザーズ副会長、株式会社メディクレスト取締役会長
- 2011年2月 日本ブータン友好協会会長
- 2011年11月 株式会社サンアンドサンズコンサルタンツ設立、同代表取締役社長
- 2020年4月 瑞宝重光章受章[4]
入省同期
[編集]- 赤澤正人(元嘉悦大学長・神田外語大学長)
- 大島正太郎(元駐韓大使・外務審議官)
- 岡本行夫(元内閣官房参与・内閣総理大臣補佐官)
- 小川郷太郎(エイ・エフ・エス日本協会理事長・元イラク復興支援大使)
- 鏡武(中東調査会副理事長・元駐シリア大使)
- 小林秀明(元迎賓館長・東宮侍従長)
- 東郷和彦(元外務省欧亜局長・条約局長)
- 服部則夫(元OECD大使・外務報道官)
- 槙田邦彦(元駐シンガポール大使・外務省アジア大洋州局長)
- 馬渕睦夫(元防衛大学校教授・駐ウクライナ大使)
- 美根慶樹(元日朝国交正常化交渉日本政府代表・防衛庁参事官)
著書
[編集]- 『デトロイトの復活』 丸善、1999年。
- 『文化交流の時代へ』 丸善〈丸善ブックス〉、1999年。
- 『南アフリカ』 論創社、2004年。
- 『インドの時代』 出帆新社、2009年。
脚注
[編集]- ^ [1]
- ^ 創価大学「Discover your potential 自分力の発見キャンパスライフVoice【vol.82】外交官40年!特殊講義「国際政治と外交」」
- ^ “日印協会役員等一覧”. 公益財団法人日印協会. 2014年4月4日閲覧。
- ^ 令和2年春の叙勲受章者名簿
関連項目
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