樋口正修
中日ドラゴンズ #97 | |
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2023年8月9日 横浜スタジアム | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 埼玉県北本市 |
生年月日 | 1998年11月17日(25歳) |
身長 体重 |
177 cm 75 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投左打 |
ポジション | 二塁手、遊撃手、三塁手 |
プロ入り |
BCL / 2020年 NPB / 2022年 育成選手ドラフト3位 |
初出場 |
BCL / 2021年4月3日 NPB / 2023年7月28日 |
最終出場 | BCL / 2022年9月3日 |
年俸 | 476万円(2024年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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樋口 正修(ひぐち せいしゅう、1998年11月17日 - )は、埼玉県北本市出身[2]のプロ野球選手(内野手)。右投左打。中日ドラゴンズ所属。
経歴
[編集]プロ入り前
[編集]北本市立東小学校1年時に北本マリナーズ(現:北本Mセブンズ)で野球を始め、北本市立東中学校では行田リトルシニアに所属した。行田リトルシニアの2学年上の先輩に小島和哉がいる[2]。
埼玉県立北本高等学校を経て駿河台大学経済経営学部へ進学[3]。2020年11月に開催されたBCリーグの合同トライアウトを受け、埼玉武蔵ヒートベアーズへ特別合格選手として入団した[4]。
BCL・埼玉時代
[編集]2021年は、チーム公式戦全60試合に出場。1シーズンで内野全ポジションの守備につき、打率.286、40盗塁を記録した。同年オフには、知人を通じて山梨学院大学へ出向き、陸上日本代表監督を務めた麻場一徳に走り方の指導を受けた[2]。
2022年は、年齢的にもNPBを狙うのを最後としたシーズンで、主に二塁手として公式戦58試合に出場。打率.306、25盗塁を記録した。同年秋、BCリーグが日本独立リーグ野球機構選抜として初めてみやざきフェニックス・リーグに参加することになり、樋口も選抜メンバーに含まれた。もっとも本来受ける予定だったNPB球団の入団テストがなくなったことから、参加に切り替えたものだった[5]。
同年のプロ野球ドラフト会議の3日前まではNPB球団から調査書は届いていなかったものの、前述のフェニックス・リーグ中、10月16日の中日ドラゴンズ戦で、深くない当たりでありながら二塁打とした樋口の走塁を中日二軍監督の片岡篤史に気に入られ、試合後に片岡から声を掛けられた[6]。その翌日に中日から調査書が届き[5]、20日に行われたドラフト会議では、中日から育成3位指名を受けた。11月20日に支度金300万円、年俸300万円で仮契約を結んだ[7]。背番号は213[8]。
中日時代
[編集]2023年は、ウエスタン・リーグにて開幕戦よりスタメンで起用され[9]、7月26日に支配下選手登録された[注 1]。背番号は97、推定年俸は420万円[11]。28日の巨人戦で代走として一軍初出場を果たし、一軍公式戦には計7試合出場[12]。二軍ではチームトップの104試合に出場し、三塁打9本、8盗塁を記録したが、打率は.203にとどまった[13]。オフには56万円増の推定年俸476万円で契約を更改した[12]。
選手としての特徴・人物
[編集]高校2年時は50m走のタイムが6.7秒だったが、階段を爪先立ちで上がるなど、日常生活から足を鍛えた結果、大学時代には5.9秒を記録する俊足となった[14]。BCL埼玉時代には、50m走タイムを5.7秒に更新したほか、一塁到達タイム3.5秒、二盗時タイム3.1秒を記録した[2][15][16]。
憧れの選手は鳥谷敬[2]、目標とする選手は周東佑京[9][17]。
詳細情報
[編集]年度別打撃成績
[編集]年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
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2023 | 中日 | 7 | 3 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | .000 | .000 | .000 | .000 |
通算:1年 | 7 | 3 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | .000 | .000 | .000 | .000 |
- 2023年度シーズン終了時
年度別守備成績
[編集]年 度 |
球 団 |
二塁 | 外野 | ||||||||||
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試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 |
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2023 | 中日 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1.000 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1.000 |
通算 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1.000 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1.000 |
- 2023年度シーズン終了時
記録
[編集]- 初記録
- 初出場:2023年7月28日、対読売ジャイアンツ14回戦(東京ドーム)、9回表に大島洋平の代走で出場
- 初先発出場:2023年7月30日、対読売ジャイアンツ16回戦(東京ドーム)、1番・二塁手で先発出場
- 初打席:同上、1回表にヨアンダー・メンデスから中飛
- 初盗塁:2024年7月11日、対横浜DeNAベイスターズ14回戦(横浜スタジアム)、9回表に二盗(投手:京山将弥、捕手:戸柱恭孝)
独立リーグでの打撃成績
[編集]年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2021 | 埼玉 | 60 | 266 | 224 | 40 | 64 | 13 | 2 | 3 | 90 | 35 | 40 | 10 | 8 | 2 | 31 | - | 1 | 40 | 2 | .286 | .372 | .402 | .774 |
2022 | 58 | 253 | 219 | 37 | 67 | 5 | 5 | 0 | 82 | 22 | 25 | 9 | 6 | 0 | 27 | - | 1 | 40 | 6 | .306 | .385 | .374 | .759 | |
通算:2年 | 118 | 519 | 443 | 77 | 131 | 18 | 7 | 3 | 172 | 57 | 65 | 19 | 14 | 2 | 58 | - | 2 | 85 | 8 | .296 | .378 | .388 | .766 |
背番号
[編集]- 6(2021年 - 2022年)
- 213(2023年 - 同年7月25日)
- 97(2023年7月26日 - )
脚注
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ 「中日 - 契約更改」『日刊スポーツ』。2023年11月9日閲覧。
- ^ a b c d e 「中日育成3位は陸上五輪代表監督の門下生 快速でプロ野球の道 BCリーグ埼玉の樋口正修」『中日スポーツ』2022年11月1日。2022年11月17日閲覧。
- ^ 「樋口正修選手 中日ドラゴンズより育成指名」『駿河台大学』2022年10月21日。2023年7月30日閲覧。
- ^ 「【別紙】ルートインBCリーグ 指名選手一覧 (PDF)」『ルートインBCリーグ公式サイト』2020年11月14日。2022年11月17日閲覧。
- ^ a b 「【中日】育成3位の樋口正修は「諦めの悪さ」と「足」でプロの夢舞台へ」『中日スポーツ』2022年12月31日。2023年11月8日閲覧。
- ^ HISATO「1本のヒットが運命を変えた…樋口正修が中日入団という“奇跡”を起こせた3つの理由」『文春オンライン』2023年2月28日。2023年10月4日閲覧。
- ^ 「50メートル5秒7の俊足 育成3位の樋口正修内野手と仮契約【中日】」『中日スポーツ』2022年11月20日。2022年11月20日閲覧。
- ^ 「【中日】中日が新入団選手発表 ドラフト1位の仲地礼亜は背番号31 村松開人は5、田中幹也が2」『スポーツ報知』2022年12月1日。2022年12月1日閲覧。
- ^ a b 「祝! 樋口選手(中日ドラゴンズ)ウエスタンリーグ開幕戦 初ヒットはスリーベースヒット」『駿台スポーツ』2023年3月18日。2023年7月26日閲覧。
- ^ 「祝!本学初のNPB支配下登録選手誕生!(樋口正修選手・21年経済経営学部卒・現中日ドラゴンズ)」『駿河台大学』2023年7月25日。2023年11月8日閲覧。
- ^ 「育成ドラフト3位・樋口正修を支配下登録、背番号は「97」50メートル5秒台のスピードを生かす【中日】」『中日スポーツ』2023年7月28日。2023年7月28日閲覧。
- ^ a b 「中日・樋口正修、56万円アップ更改「どんどん足を見せていければ」スペシャリストとして活躍誓う」『中日スポーツ』2023年11月8日。2023年11月8日閲覧。
- ^ 「2023年度 中日ドラゴンズ 個人打撃成績(ウエスタン・リーグ)」『NPB.jp 日本野球機構』。2023年10月4日閲覧。
- ^ 「駿河台大いだてん樋口が横っ跳び、二塁の守備で輝き」『日刊スポーツ』2020年10月4日。2022年11月17日閲覧。
- ^ 「中日育成3位・BCL埼玉・樋口正修内野手「脚がプロで通用するか試したい」一塁到達タイムが3・5秒台」『中日スポーツ』2022年10月20日。2022年11月17日閲覧。
- ^ 「【中日】育成3位指名、BCリーグ埼玉の樋口正修内野手「足のスペシャリストになる」50メートル5秒7の俊足」『中日スポーツ』2022年11月1日。2022年11月17日閲覧。
- ^ 「【中日】樋口正修が支配下昇格会見「ここ一番で代走でも、守備固めでも」目標はソフトバンク周東」『日刊スポーツ』2023年7月28日。2023年11月8日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 個人年度別成績 樋口正修 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手名鑑 - 中日ドラゴンズ公式サイト
- 選手情報 - 週刊ベースボールONLINE
- 樋口正修 (@seishu5) - X(旧Twitter)
- 樋口正修 (@seishu1117) - Instagram