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沢村 浩輔(さわむら こうすけ、1967年 -)は、日本の小説家、推理作家。大阪府生まれ。阪南大学経済学部卒業。
2007年、短編「インディアン・サマー騒動記」(「夜の床屋」に改題)で東京創元社主催の第4回ミステリーズ!新人賞を受賞。受賞の前年には「『眠り姫』を売る男」で同賞の最終候補に残っている。これら2作を盛り込んだ連作短編集の『インディアン・サマー騒動記』(文庫化にあたり『夜の床屋』に改題)を2011年に刊行しデビューした。
寡作ながら、作品が本格ミステリ作家クラブ選の年刊アンソロジー『本格ミステリ09』に採用されるなど、その実力が評価されている。
- インディアン・サマー騒動記(2011年3月 東京創元社 ミステリ・フロンティア)
- 【改題】夜の床屋(2014年6月 創元推理文庫)
- 収録作品
- 「夜の床屋」(初出:『ミステリーズ! vol.25』) - 応募時タイトル「インディアン・サマー騒動記」を改題
- 「空飛ぶ絨毯」(初出:『ミステリーズ!vol.28』)
- 「ドッペルゲンガーを捜しにいこう」
- 「葡萄荘のミラージュⅠ」
- 「葡萄荘のミラージュⅡ」
- 「『眠り姫』を売る男」
- 「エピローグ」
- 北半球の南十字星(2015年1月 東京創元社 ミステリ・フロンティア)
- 【改題】海賊島の殺人 (2018年7月 創元推理文庫)
- 週末探偵(2016年11月 文藝春秋)
- 時喰監獄(2019年7月 角川書店)
「」内が収録されている沢村浩輔の作品
- 本格ミステリ09 2009年本格短編ベスト・セレクション(2009年6月 講談社ノベルス)「空飛ぶ絨毯」
- 【改題】空飛ぶモルグ街の研究(2013年1月 講談社文庫)
- ユーレイ屋敷の人形遣い - 小説宝石2008年8月号
- イギリス麦畑の冒険 - 小説すばる2011年10月号
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受賞作 |
- 第1回 受賞作なし
- 第2回 高井忍「漂流巌流島」
- 第3回 秋梨惟喬「殺三狼」 / 滝田務雄「田舎の刑事の趣味とお仕事」
- 第4回 沢村浩輔「夜の床屋」
- 第5回 梓崎優「砂漠を走る船の道」 / 市井豊「聴き屋の芸術学部祭」(佳作)
- 第6回 受賞作なし
- 第7回 美輪和音「強欲な羊」 / 明神しじま「商人の空誓文」(佳作) / 深緑野分「オーブランの少女」(佳作)
- 第8回 受賞作なし
- 第9回 近田鳶迩「かんがえるひとになりかけ」 / 中村みしん「○の一途な追いかけかた」(佳作) / 天野暁月「清然和尚と仏の領解」(佳作)
- 第10回 櫻田智也「サーチライトと誘蛾灯」
- 第11回 浅ノ宮遼「消えた脳病変」
- 第12回 伊吹亜門「監獄舎の殺人」 / 榊林銘「十五秒」(佳作)
- 第13回 受賞作なし
- 第14回 受賞作なし / 丹野一郎「未知との遭遇」(優秀賞)
- 第15回 齊藤飛鳥「屍実盛」
- 第16回 床品美帆「ツマビラカ~保健室の不思議な先生~」
- 第17回 大島清昭「影踏亭の怪談」 / オオシマカズヒロ「噛む老人」
- 第18回 柳川一「三人書房」 / 村嶋祝人「百円玉」(優秀賞)
- 第19回 真門浩平「ルナティック・レトリーバー」
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選考委員 | |
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関連項目 | |
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