コンテンツにスキップ

清水チャートリー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
清水 チャートリー
Chatori Shimizu
生誕 (1990-12-03) 1990年12月3日
出身地 日本の旗 日本大阪府
学歴 国立音楽大学
コロンビア大学
ジャンル 現代音楽電子音楽
職業 作曲家
公式サイト オフィシャルサイト

清水 チャートリー(しみず ちゃーとりー、1990年12月3日 - )は、日本作曲家大阪府出身。

略歴

[編集]

中学校卒業までシンガポールで過ごす。国立音楽大学を首席で卒業と同時に有馬賞受賞。アメリカコロンビア大学大学院に留学し、電子音楽を学ぶ[1]。その後、三菱財団フェローとしてピッツバーグ大学にて現代音楽における作曲法について研究活動を行う[2]。これまでに作曲を川島素晴古川聖マーク・アンドレに師事。2018年よりドイツドレスデンを拠点としている。

作風

[編集]

過剰な持続と反復を用いた数々のコンセプチュアルな作風を持つ現代音楽作品で、世界各国の楽団や演奏家から委嘱を受ける[3]。また、時事問題に関連するデータやストーリーを作品に反映させることが多いため、ドイツのメディアからは"インフォテイメント(インフォメーションエンターテインメントの造語)の遊び場"と評されている[4]。近年は、雅楽の時間性など、五線譜に記譜することが困難な音楽の揺らぎを理論化し、作曲に応用している[5]

受賞歴

[編集]

主要作品

[編集]
  • しかく(2013年)
  • fiddle(2014年)
  • 金魚オブセッション(2017年)
  • big mosquito(2017年)
  • しりちんばれー(2018年)
  • Pink Elephant in Prentis(2018年、上海交響楽団委嘱作品[16]
  • ミミ・スペランキング(2018年)
  • Rightist Mushrooms(2019年、AuditivVokal委嘱作品[17]
  • 和牛ピッグス(2019年)
  • ねんねこパンツ(2021年)
  • クレイジー塩梅(2021年)
  • サカナ・サテライト(2021年[18]
  • 海老レボリューション(2022年)
  • 変態ビートル(2022年[19]
  • セルフ・ポートレイト(2022年)
  • 麒麟テレフォン(2024年[20]

脚注

[編集]

出典

[編集]

外部リンク

[編集]