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石渡徳一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
石渡 德一
いしわたり とくかず
生年月日 (1952-11-03) 1952年11月3日(72歳)
出生地 日本の旗 日本 神奈川県鎌倉市
出身校 慶應義塾大学経済学部
所属政党 無所属

当選回数 2回
在任期間 2001年11月1日 - 2009年10月31日
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石渡 德一(いしわたり とくかず、1952年昭和27年〉11月3日[1] - )は、日本政治家。元神奈川県鎌倉市長(2期)。

来歴・人物

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神奈川県鎌倉市出身。鎌倉市立第一小学校慶應義塾普通部慶應義塾高等学校慶應義塾大学経済学部卒業。

2001年、鎌倉市長選に立候補し、竹内謙市長の市政継承を訴えた元日本経済新聞記者の森野美徳ら4人を破り、初当選した[2]

2005年、元県議の渡辺光子ら2人を破り再選。

2007年2月7日、岡本2丁目マンション問題[3]をめぐり、石渡に対する問責決議案が可決された[4]。同決議案はその後も再び提出され、可決された。

2009年4月に行われた鎌倉市議会議員選挙に際し、石渡の後援会関係者が陣中見舞いとして候補者に現金を渡していたことが発覚。これを受け、6月25日、民主党鎌倉市議団、日本共産党鎌倉市議団など4会派が石渡に対する辞職勧告決議案を共同提出[5]。同日の裁決の結果、賛成13、反対13、退席1の可否同数になり、赤松正議長(日本共産党)の裁決により可決された[4]。辞職はせず、任期満了に伴い退任した[6]

脚注

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  1. ^ 『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年、156頁。
  2. ^ 反竹内市政の石渡氏初当選/鎌倉市長選四国新聞 2001年10月21日
  3. ^ 鎌倉市/岡本二丁目マンション計画跡地の寄附について
  4. ^ a b “石渡德一市長の辞職勧告決議を可決”. 日本共産党鎌倉市議団. (2009年6月29日). http://www.jcp-kamakura.jp/archives/225 2021年8月27日閲覧。 
  5. ^ “市長の辞職勧告決議案を提出へ/鎌倉市議会”. 神奈川新聞. (2009年6月22日). https://www.kanaloco.jp/news/government/entry-121299.html 2021年8月27日閲覧。 
  6. ^ 鎌倉市の石渡市長が任期満了に伴って退任、「やり残したものはない」神奈川新聞 2009年10月30日