稲垣俊史
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いながき しゅんじ 稲垣 俊史 | |
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居住 | 日本 |
研究分野 | 言語学応用言語学 |
研究機関 |
大阪府立大学 名古屋大学 同志社大学 |
出身校 |
広島大学 ハワイ大学マノア校 大学院修士課程修了 マギル大学博士課程修了 |
主な業績 |
移動表現および数の認識 に関する第二言語習得研究 |
プロジェクト:人物伝 |
稲垣 俊史(いながき しゅんじ)は、日本の言語学者(第二言語習得研究・言語学)。学位は、Ph.D.(マギル大学)。同志社大学グローバル地域文化学部教授。日本第二言語習得学会会長。
概要
[編集]広島県福山市出身。大阪外国語大学英語学科卒業後、広島大学とハワイ大学で英語教育の修士号を、カナダのマギル大学で言語学の博士号を取得。大阪府立大学で11年間、名古屋大学国際言語文化研究科で6年勤めた後、2016年度より同志社大学グローバル地域文化学部教授。野球好きで広島東洋カープのファンである[1]。
研究
[編集]専門は言語学・第二言語習得研究。具体的には、第二言語ライティングの測定指標の研究[2]、第二言語学習者の移動表現の習得[3][4]、数の認識と統語の習得[5]、中国語話者の日本語習得時の言語転移[6]、多読[1]について。
略歴
[編集]- 1999年 - 大阪府立大学 総合科学部 助手
- 2000年 - 大阪府立大学 総合科学部 専任講師
- 2005年 - 大阪府立大学 人間社会学部言語文化学科 専任講師
- 2007年 - 大阪府立大学 人間社会学部言語文化学科 准教授
- 2010年 - 名古屋大学 大学院国際言語文化研究科 准教授
- 2016年 - 同志社大学 グローバル地域文化学科 准教授
- 2018年 - 同志社大学 グローバル地域文化学科 教授
- 2018年 - 日本第二言語習得学会会長
著作
[編集]- 『第二言語習得研究 モノグラフシリーズ2』「日本語話者による英語の可算・不可算の区別の習得」くろしお出版, 2018年08月
- 『日本の大学英語教育における多読の効果』一粒書房, 2017年03月
- Transfer and Learnability in Second Language Argument Structure: Motion Verbs with Locational/Directional PPs in L2 English and Japanese. VDM. Verlag Dr. Müller, 2010年02月
- Second Language Development in Writing: Measures of Fluency, Accuracy, and Complexity (Technical Report #17). University of Hawai'i: Second Language Teaching and Curriculum Center, 1998年11月
その他、言語学習 (雑誌)、第二言語研究 (雑誌)、Cognition誌、日本語教育誌等に論文多数。
脚注
[編集]- ^ a b “稲垣俊史”. 同志社大学. 2020年10月20日閲覧。
- ^ Second Language Development in Writing: Measures of Fluency, Accuracy, and Complexity. University of Hawai'i: Second Language Teaching and Curriculum Center. (1998-11)
- ^ “Japanese and Chinese Learners' Acquisition of the Narrow‐Range Rules for the Dative Alternation in English”. Wiley. 2020年9月30日閲覧。
- ^ “MOTION VERBS WITH GOAL PPs IN THE L2 ACQUISITION OF ENGLISH AND JAPANESE”. Cambridge University Press. 2020年9月30日閲覧。
- ^ Language, thought, and real nouns
- ^ “中国語を母語とする上級日本語学習者による目的を表す「ために」と「ように」の習得”. 日本語教育学会. 2020年10月1日閲覧。
関連人物
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- Researchmap
- 稲垣 俊史 - KAKEN 科学研究費助成事業データベース
- 同志社大学データベース
学職 | ||
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先代 若林茂則 |
日本第二言語習得学会 会長 2018年 - |
次代 (現職) |