肌かき器
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肌かき器(strigil)は、小さな曲がった金属製器具であり、石鹸が一般に普及する以前、古代ギリシアや古代ローマで肌から汚れや汗をかきとるのに使った。まず香油を皮膚に塗り、その後肌かき器で汚れと共にこすり落とす。裕福な人々は、奴隷にこれをやらせた。肌かき器は古代ローマの公衆浴場でよく使われていた。
strigil sarcophagus とは、肌かき器を思わせるS字形の並列な溝が刻まれたサルコファガスである。
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古代ローマの肌かき器。紀元前1世紀
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アポクシューオメノス。肌かき器を使っている若者の像
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Strigil Sarcophagus(マルセイユのサン・ヴィクトール修道院)