船越栄一
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船越 栄一(ふなこし えいいち、1914年7月4日 - 1982年7月19日)は、日本の法学者(商法)。西南学院大学学長。福岡県糟屋郡新宮町出身。
略歴
[編集]- 1931年福岡県中学修猷館[1](4年修了)。
- 1934年旧制福岡高等学校文科丙類[2]を経て、1937年九州帝国大学法文学部法学科を卒業。同大学の助手となり、大澤章教授の指導のもと国際法の研究に従事する。
- 1945年6月福岡県商工経済会主事・審議室長に転じ、1946年9月九州経済調査協会調査部長となる。
- 1949年4月新設された西南学院大学の学芸学部講師となり、1950年4月西南学院大学短期大学部助教授を経て、1953年11月同教授に就任。
- 1955年4月西南学院大学商学部教授に就任、1962年1月商学部長も併任(1966年12月まで)。
- 1967年4月新設された法学部教授に就任、法学部長も併任(1968年4月まで)。
- 1969年5月学長に就任。
- 1969年6月学校法人西南学院理事に就任。
- 西南学院大学の法学部の設置および大学院法学研究科の創設に、法学部長、学長として尽力し、現在の同大学法学部の礎を築いた。
- 1973年5月米国ベイラー大学より名誉法学博士号(LLD)を授与される。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 「船越栄一教授略歴」西南学院大学法学論集第7巻第1・2・3合併号(船越栄一教授還暦記念号) (西南学院大学学術研究所、1974年) 巻頭2頁
- 『人事興信録第25版』(人事興信所、1969年) ふ143頁