野尻宿
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野尻宿(のじりじゅく)は、中山道40番目の宿場(→中山道六十九次)。長野県木曽郡大桑村に位置する。寛政3年(1791年)に大火に遭っている。宿場通りの長さは木曽十一宿の中では奈良井宿に次いでおり、「七曲り」と呼ばれ町筋が曲がりくねっているのが特徴[1]。
特徴
[編集]天保14年(1843年)の『中山道宿村大概帳』によれば、野尻宿の宿内家数は108軒、うち本陣1軒、脇本陣1軒、旅籠19軒で宿内人口は986人であった。
最寄り駅
[編集]史跡・みどころ
[編集]- 七曲り
- 臨済宗妙覚寺(マリア観音)
- はずれ(宿場のはずれにあった旅籠の屋号)
- 南無妙法蓮華経の碑(「いぼ石」)
三留野宿までの史跡・みどころ
[編集]- 明治天皇中川原御膳水
野尻宿から三留野宿への経路は、木曽川沿いの「羅天の桟」を通る道と、危険な桟道を避けて山中を抜ける「与川道」の2本がある。
隣の宿
[編集]参考文献
[編集]- 児玉幸多 『中山道を歩く』 中公文庫、1988年 ISBN 4122015561
出典
[編集]- ^ “歴史と町並みを探訪する 長野県の街道〜中山道〜”. 長野県大阪観光情報センター. 2021年11月11日閲覧。