金荷娜
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金荷娜(2013年) | |||||
基本情報 | |||||
生年月日 | 1989年12月27日(34歳) | ||||
性別 | 女 | ||||
国籍 | 大韓民国 | ||||
出身地 | 済州特別自治道 | ||||
身長 | 172 cm | ||||
選手情報 | |||||
利き腕 | 右利き | ||||
主な戦績 | |||||
経歴 | |||||
所属 |
サムスン電機(2012年 - 2020年) サムスン生命(2020年 - ) |
金荷娜 / 金ハナ | |
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各種表記 | |
ハングル: | 김하나 |
発音: | キム ハナ |
英語表記: | KIM Ha Na |
金 荷娜(キム・ハナ、1989年12月27日 - )は、大韓民国のバドミントン選手[1][2]。済州特別自治道で生まれた[3]。右利き[1]。身長172センチメートル[1]。金ハナとも表記される[4]。
鄭景銀(チョン・ギョンウン)と組んだ女子ダブルスでインド・オープン(BWFスーパーシリーズ)などの国際大会で2011年から2013年にかけて優勝し[3]、高成炫(コ・ソンヒョン)と組んだ混合ダブルスでは2016年9月にBWF世界ランキングの1位になった[5]。
経歴
[編集]大韓民国全国体育大会にバドミントン女子の大学の部で出場し、2008年に団体戦で銀メダル、2010年に団体戦と女子ダブルスで金メダル、2011年に団体戦で銀メダル、女子ダブルスで金メダルを獲得した[3]。同年マカオ・オープン(グランプリゴールド)の女子ダブルスで優勝した[2][3]。
2012年1月にサムスン電機バドミントン団所属選手になり、同年ドイツ・オープン(グランプリゴールド)の女子ダブルスで銀メダル、インド・オープン(BWFスーパーシリーズ)の女子ダブルスで優勝した[3]。
2012年ロンドンオリンピックにバドミントン競技韓国代表として出場したが、女子ダブルスで決勝トーナメントの組合せを有利にするために1次リーグで無気力プレーをしたとされた3か国4ペア8選手の1人として失格となった[6]。
その後2013年に女子ダブルスでドイツ・オープン(グランプリゴールド)とスイス・オープン(グランプリゴールド)と台湾オープン(グランプリゴールド)で優勝した[3]。
高成炫(コ・ソンヒョン[7])[8]と組んだ混合ダブルスでは[9]、2013年にアジアバドミントン選手権大会で優勝したのを始め[3]、2016年には4月にシンガポール・オープン(BWFスーパーシリーズ)で優勝し[2]、2016年9月にBWF世界ランキング混合ダブルスの1位になった[5]。
2020年3月にサムスン電機バドミントン団がサムスン生命バドミントン団に移管され、サムスン生命バドミントン団所属選手になった[2]。
主な戦績
[編集]- 2008年 第89回全国体育大会 バドミントン 大学女子団体戦銀メダル[3]
- 2010年 第91回全国体育大会 バドミントン 大学女子団体戦金メダル[3]
- 2010年 第91回全国体育大会 バドミントン 大学女子ダブルス金メダル[3]
- 2011年 マカオ・オープン グランプリゴールド 女子ダブルス金メダル[3]
- 2011年 第92回全国体育大会 バドミントン 大学女子団体戦銀メダル[3]
- 2011年 第92回全国体育大会 バドミントン 大学女子ダブルス金メダル[3]
- 2012年 ドイツ・オープン グランプリゴールド 女子ダブルス銀メダル[3]
- 2012年 インド・オープン スーパーシリーズ 女子ダブルス優勝[3]
- 2012年 ロンドンオリンピック バドミントン女子ダブルス1次リーグで失格[6]
- 2013年 ドイツ・オープン グランプリゴールド 女子ダブルス優勝[3][10]
- 2013年 スイス・オープン グランプリゴールド 女子ダブルス優勝[3][10]
- 2013年 アジアバドミントン選手権大会 混合ダブルス優勝[3][10]
- 2013年 第56回全国夏季種別バドミントン選手権大会 一般女子ダブルス金メダル[3]
- 2013年 2013年世界バドミントン選手権大会 女子ダブルス準々決勝敗退(8強)[9]
- 2013年 台湾オープン グランプリゴールド 女子ダブルス金メダル[3][10]
- 2013年 第94回全国体育大会 バドミントン 一般女子ダブルス金メダル[3]
- 2014年 2014年世界バドミントン選手権大会 女子ダブルス16強[9]
- 2014年 2014年世界バドミントン選手権大会 混合ダブルス16強[9]
- 2014年 第17回仁川アジアンゲーム バドミントン 女子団体戦銀メダル[3]
- 2015年 台湾オープン グランプリゴールド 混合ダブルス1位[3]
- 2015年 2015年世界バドミントン選手権大会 混合ダブルス準々決勝敗退(8強)[9]
- 2015年 全州ビクトリアマスターズ グランプリゴールド 混合ダブルス1位[3]
- 2015年 デンマーク・オープン スーパーシリーズプレミア 混合ダブルス1位[3]
- 2015年 フランス・オープン スーパーシリーズ 混合ダブルス1位[3]
- 2016年 ドイツ・オープン グランプリゴールド 混合ダブルス1位[3]
- 2016年 リオデジャネイロオリンピック バドミントン混合ダブルス準々決勝敗退(8強)[10]
- 2016年 インドネシア・オープン スーパーシリーズプレミア 混合ダブルス2位[3]
- 2016年 シンガポール・オープン スーパーシリーズ 混合ダブルス1位[3]
- 2016年 フランス・オープン スーパーシリーズ 混合ダブルス2位[3]
- 2017年 台湾オープン グランプリゴールド 混合ダブルス1位[3]
脚注
[編集]- ^ a b c 金荷娜 バドスピ、BADMINTON SPIRIT. 2021年9月14日閲覧。
- ^ a b c d 김하나(キム・ハナ)朝鮮日報。2021年9月14日閲覧。2023年5月10日閲覧。
- ^ "タカマツが3年ぶりV バドミントンのジャパンOP" 日本経済新聞(2017年9月24日付)。2023年5月10日閲覧。
- ^ a b 고성현·김하나, BWF 세계랭킹 ‘혼합복식 1위’ KBS NEWS(2016年9月30日)。2021年9月15日閲覧。
- ^ a b "五輪「無気力」失格の4人、国内出場は可 バドミントン" 朝日新聞デジタル(2012年9月6日付)。2023年5月10日閲覧。
- ^ ふりがなで「コ・スンヒュン」とされる例(高成炫 バドスピ、BADMINTON SPIRIT. 2021年9月19日閲覧)がある。
- ^ 고성현 朝鮮日報。2021年9月15日閲覧。
- ^ a b c d e KIM Ha Na BWF. 2021年9月15日閲覧。2023年5月11日閲覧。
- ^ a b c d e ピョン・ギョンヘ記者 "한국 배드민턴 간판 넘어 세계 정상 향해 ‘스매싱’" ニュー済州日報(2017年11月12日)。2023年5月11日閲覧。
外部リンク
[編集]- KIM Ha Na Biography - 世界バドミントン連盟 (BWF)