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長尾正人 (育種学者)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

長尾 正人(ながお せいじん、1901年10月21日 - 1986年10月1日[1])は、日本の植物育種学者。理学博士京都帝國大學)。

香川県生まれ。1926年、北海道帝國大學農学部卒業。その後、北海道帝国大学農学部助手、京都帝国大学農学部助手、1933年には京都帝国大学にて「Number and behavior of chromosomes in the genus narcissus 水仙属植物における染色体の数並びに行動について」で理学博士受く[3]東京農業大学専門部専任講師を経て、1935年、北海道帝国大学農学部助教授。1939年、同農学部教授。1949年、北海道大学農学部教授。1961年、同農学部長。1965年、北海道大学停年退官。同名誉教授。北海道武蔵女子短期大学教養科教授。1967年、北海道武蔵女子短期大学学長。1981年、北海道武蔵女子短期大学退職。

  • 『大麦の遺伝学』(高橋萬右衛門と共著、北方出版社、1947年)
  • 『植物育種學』(高橋萬右衛門と共著、柏葉書院、1948年)
  • 甜菜 栽培と管理』(北海道大学甜菜研究会編、博友社、1959年)
  • 『作物育種』(鈴木道雄と共著、朝倉書院、1961年)
  1. ^ 『北海道人物・人材情報リスト2004 なーわ』(日外アソシエーツ編集・発行、2004年)p1491
  2. ^ コトバンクコトバンク
  3. ^ 博論データベース