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長算

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 
長算
時代 安土桃山時代 - 江戸時代初期
生誕 天文21年(1552年
死没 慶長20年5月16日1615年6月12日
別名 愛染院、権大僧都、法印
墓所 高野山最勝院
幕府 江戸幕府
主君 徳川家康
父母 成神長次
兄弟 成神貞次長算
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長算(ちょうさん)は、安土桃山時代から江戸時代初期の僧侶。根来寺愛染院住持。根来衆

略歴

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生家の成神氏は紀伊伊都郡の武士で将軍足利氏に仕えた。天正12年(1584年徳川家康の要請に応じ、成真院盛重根来寺衆徒を率いて大坂城攻撃を画策し、途中の岸和田城で羽柴軍と戦った。天正13年(1585年紀州征伐では羽柴軍に抵抗するが、敗れて根来寺は破却され、自身は伊勢へと逃れた。

慶長元年(1596年)江戸に赴いて徳川家康に仕える。慶長5年(1600年関ヶ原の戦いに従軍。大和宇智郡に750石を与えられた。慶長19年(1614年大坂冬の陣では徳川義直の部隊に所属しその先陣に加わる。慶長20年(1615年)からは成瀬正一配下として盛重とともに根来衆同心50人を率いて伏見城に入ったが、同年に死去した。継嗣は兄貞次の孫長守が継承し、その父守次がその後見となった。子孫はいずれも根来氏を称した。

参考文献

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