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青木節子

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青木 節子(あおき せつこ、1959年6月1日-)は、日本法学者慶應義塾大学法務研究科教授。専門は国際法宇宙法東京都出身。宇宙政策委員会委員を務め、日本の宇宙法の第一人者とされる[1]

来歴

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経歴

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所属団体

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受賞

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  • 1997年12月 - 防衛大学校 山嵜賞
  • 2004年6月28日 - 国内学会賞リーゼ賞「宇宙の商業利用に関する1998年以降の論文に対して」(日本空法学会)
  • 2006年11月 - 慶應義塾大学 慶應義塾賞
  • 2007年12月 - 国際安全保障学会 最優秀出版賞 [8]

著作

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  • 1997年9月 -ふだん着のモントリオール案内 青木 節子 東京都 晶文社
  • 1999年3月 - 国際機構入門 横田洋三, 志村尚子, 青木節子, 滝澤美佐子, 丸山珠里, 二宮正人, 船尾章子, 太田育子(担当範囲:53-85) 国際書院
  • 1999年5月30日 - 解説宇宙法資料集 (担当範囲:84-98, 308-312, 399-404) 慶應義塾大学出版会(出版時は慶應通信) (ISBN: 4766406060)
  • 1999年11月 - 軍縮問題入門 黒澤満, 堀江訓, 城忠彰, 浅田正彦, 杉島正秋, 神余隆博, 青木節子(担当:共著, 範囲:177-197) 東信堂
  • 2000年4月 - The Utilization of the World's Air Space and Free Outer Space in the 21st Century Chia-Jui Cheng(Edt, Doo Hwankim, Nandasara Jasentuliyana, Sung Hwan Shin, H.P.van Fenema, A.M. Balsano, Bin Cheng, Michael Milde, Toshio Kosuge, Kunihiko Tatsuzawa, Setsuko Aoki(担当範囲:381-408) Kluwer Law International
  • 2001年11月 - 日本と国際法の100年・第2巻・陸・空・宇宙 奥脇直也, 櫻井利江, 林司宣, 川崎孝子, 長田祐卓, 山本条太, 中村恵, 龍澤邦彦, 青木節子, 大森正仁(担当:共著, 範囲:243-269)三省堂
  • 2002年5月 - 商用衛星運用をめぐる法規制 KDDIエンジニアリング・アンド・コンサルティング
  • 2002年7月 - 中国の核・ミサイル・宇宙戦力 茅原郁生, 江畑謙介, 大西康雄, 飯塚央子, 間山克彦, 小川伸一, 榊純一, 布部剛, 鈴木祐二, 稗田浩雄, 光盛史郎, 新治毅, 青木節子(担当範囲:403-421) 蒼蒼社
  • 2003年10月 - 総合政策学の最先端第1巻 市場・リスク・持続可能性 (担当範囲:329-418)東京、慶應出版
  • 2004年6月 - グローバル時代の感染症 (担当範囲:45-81) 東京・慶應出版 (ISBN: 4766410483)
  • 2004年7月23日 - 大量破壊兵器の軍縮論 (担当範囲:301-325)東京:信山社 (ISBN: 4797233346)
  • 2005年9月20日 - 軍縮問題入門(新版) (担当範囲:197-217) 東信堂 (ISBN: 4887136331)
  • 2006年8月4日 - 国家としての宇宙戦略論 (担当範囲:219-258)誠文堂新光社 (ISBN: 4416806361)
  • 2006年11月10日 - 日本の宇宙戦略 青木 節子 慶應義塾大学出版会 (ISBN: 4766413180)
  • 2007年7月20日 - アジアの安全保障2007-2008 (担当範囲:256-265) 朝雲新聞社 (ISBN: 9784750940298)
  • 2008年3月15日 - 核軍縮不拡散の法と政治 (担当範囲:369-394) 信山社 (ISBN: 9784797291766)
  • 2009年4月27日 - エッセンシャル実定法学 (担当範囲:262-263) 芦書房 (ISBN: 9784755612220)
  • 2009年7月17日 - アジアの安全保障 2009-2010 (担当範囲:276-286) 朝雲新聞社 (ISBN: 9784750940311)
  • 2010年3月1日 - 国際法基本判例50 (担当範囲:66-69) 三省堂 (ISBN: 9784385323268)
  • 2010年5月25日 - 環境と法 (担当範囲:3-32) 三和書籍 (ISBN: 9784862510839)
  • 2010年7月3日 - 日米同盟再考 (担当範囲:196-197) 安全保障研究所 (ISBN: 9784750510071)
  • 2010年7月29日 - アジアの安全保障2010-2011 青木 節子(担当範囲:256-266) 朝雲新聞社 (ISBN: 9784750940328)
  • 2011年3月30日 テキスト国際環境法 (担当範囲:270-294) 有信堂
  • 2011年8月10日 - アジアの安全保障2011-2012 (担当範囲:256-267) 朝雲新聞社 (ISBN: 9784750940335)
  • 2011年9月 - 21世紀の国際法 多極化する世界の法と力 (担当範囲:61-77)日本評論社 (ISBN: 9784535517233)
  • 2012年2月 - Soft Law in Outer Space (担当範囲:57-85) Böhlau (ISBN: 9783205787976)
  • 2012年10月20日 -軍縮問題入門(第4版)(担当範囲:第9章 南極・宇宙・海底での規制 235-256頁。) 東信堂
  • 2015年1月25日 - 『宇宙ビジネスのための宇宙法入門』青木 節子, 小塚荘一郎, 佐藤雅彦編著(担当:共著, 範囲:27-100) 有斐閣 (ISBN: 9784641125728)
  • 2015年4月20日 - Cologne Commentary on Space Law, vol. III (担当範囲:503-535)Carl Heymanns Verlag (ISBN: 9783452272133)
  • 2015年8月14日 - なぜ、人は宇宙をめざすのか (担当範囲:第5章第3節 210-230 頁) 誠文堂新光社 (ISBN: 9784416115244)
  • 2016年11月1日 - NIDS International Symposium on Security Affairs 2015 Space Security: Trends and Challenges 青木 節子 The National Institute for Defense Studies, Ministry of Defense (ISBN: 9784864820448)
  • 2016年11月1日 - 平成27年度 安全保障国際シンポジウム 宇宙安全保障-諸外国の動向と日本の取組み 青木 節子 防衛省防衛研究所 (ISBN: 9784864820431)
  • Routledge Handbook of Space Law 青木 節子 Routledge 2017年1月1日 (ISBN: 9781138807716)
  • 2017年10月10日 -『科学技術のフロントランナーが今挑戦していること サイエンスとアートのフロンティア』(川口純一郞監修) (担当範囲:第7章「宇宙は資源の宝庫である 宇宙大航海時代の幕開け」(川口淳一郎、青木節子、宮本英昭)157-184頁) 秀和システム (ISBN: 9784798052571)
  • 2018年9月1日 - Theory and Practice of Export Control: Balancing International Security and International Economic Relations 青木 節子 Springer (ISBN: 9789811059599)
  • 2018年9月30日 - 現代国際関係学叢書 第2巻 軍縮・軍備管理 青木 節子, 山本武彦, 庄司真理子編 志學社 (ISBN: 9784904180792)
  • 2019年3月25日 - 軍縮・不拡散の諸相 日本軍縮学会編 信山社 (ISBN: 9784797287578)
  • 2019年7月30日 - アジアの安全保障2019-2020 平和, 安全保障研究所編 朝雲新聞社 (ISBN: 9784750940410)
  • 2021年3月17日 - 中国が宇宙を支配する日 宇宙安保の現代史 新潮新書(ISBN:9784106108983)

脚注

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  1. ^ INC, SANKEI DIGITAL (2021年5月31日). “国連宇宙小委、青木節子氏が日本人初の議長デビュー”. SankeiBiz. 2021年11月27日閲覧。
  2. ^ a b 宇宙のルールは 誰が決めるんだろう。|慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス(SFC)”. www.sfc.keio.ac.jp. 2022年4月16日閲覧。
  3. ^ 文藝春秋オピニオン2015年の論点
  4. ^ 国連宇宙空間平和利用委員会(COPUOS)法律小委員会第60会期の開催(議長:青木節子慶應義塾大学大学院法務研究科教授)”. Ministry of Foreign Affairs of Japan. 2021年11月27日閲覧。
  5. ^ 経済安保の有識者会議が初会合 北村前NSS局長ら参加(写真=共同)”. 日本経済新聞 (2021年11月26日). 2021年11月28日閲覧。
  6. ^ 核軍縮の実質的な進展のための賢人会議委員との意見交換外務省
  7. ^ 研究員”. 日本国際フォーラム. 2014年2月25日閲覧。
  8. ^ 青木 節子 アオキ セツコ (Aoki Setsuko)”. researchmap.jp . 2020年3月1日閲覧。

外部リンク

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