Category‐ノート:総称
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「総称」というのはカテゴリの対象としてまずいのではないでしょうか。「総称」というのは要するにいくつかの種類をひとまとめにした呼称なので、場合によっては「種類」や「分類」そのものと区別がつきません。「生物」「動物」「脊椎動物」「哺乳類」「食肉目」「ネコ科」「ネコ」はすべてこれらの名前のもとに呼ばれる複数の種の総称です。これらを例えば「生物の総称」のようなカテゴリで纏めておくことになんらかの意義があるでしょうか。そもそも「記事を分類する」というカテゴリの機能自体とうまく整合しないように思われます。
またCategory:組織・団体の総称のなかに与党とか左翼団体とか国際機関などが入っていますが、これらは別に複数の「様々な種類の与党」とか「様々な種類の左翼団体」とかの「総称」として「与党」とか「左翼団体」とか言っているわけではなく、それ自体が組織・団体の一つの種ではないかと思うのですが。「総称」は普通に考えれば「複数の種」を纏める言い方であって「複数の個」ではないと思うので、例えば「日本の現在の与党」とか「アメリカ合衆国の与党」とかを纏める呼称と見なして「与党」が入っているのであればそれはおかしいのではと思います。
Category:人のつながりの総称もかなり違和感を感じるのですが・・・。思想とか主義とか信仰は「それらのもとに人が連帯するなどして結果的につながるもの」であってそれ自体が「つながり(の総称)」ではないのでは。--頭痛 2010年4月17日 (土) 10:19 (UTC)
- まず初めに、総称の一つ下には個別の人物名や個別の事項名が入ると理解していました。広辞苑は定義のみ「一類のものをひっくるめて、一つの名で呼ぶこと。またその呼び名」と書いてある。小学館・日本国語大辞典は、定義は「個々のものを同じ種類や範疇などにまとめて呼ぶこと。また、その名称」とし、初出の用例が1783年の蘭学階梯で「其国都て七州、総称してネヰデルランドと云ふ。和蘭は其一なり、吾が輩単へに蘭と唱へ」という文を示しています。他に4例。
- 総称のカテゴリが必要なのでばないかと考えた発端は、明治時代の民党と吏党、大正デモクラシー期の無産政党と既成政党、戦後日本の保守政党と革新政党は、政党内の「派閥」でもないし、個別の「政党」でもないし、いくつかの個別政党を束ねて呼ぶときの名称であってこれが総称なのだろうと考えた。無産政党は個別の政党の項目が立てば10を越えるからカテゴリとなりえるが(Category:日本の戦前の無産政党)、その他は、下に入りそうな政党名はそんなに多くない。
- 「記事を分類する」というカテゴリの機能自体とうまく整合の点について。ある範囲のカテゴリ体系の分野のなかで、(カテゴリの親項目になりそうな)項目としては存在するが、その下に入るべき個別の事例や人物やの項目が(立項されていないものが多いため)存在せずにカテゴリ名として存立できない名称を、個別項目の集積として入れておくことを考えました。
- Category:人のつながりの総称は、百科事典が果たす役割を越えた試みだったかも知れません。埋め戻してもいいです。--rshiba 2010年4月17日 (土) 11:15 (UTC)
- 「カテゴリ名になりうるもの」のうちで「カテゴリになっていないもの」のみを入れるということでしょうか? だとすると「Wikipediaのメンテナンス」のようなごく限られた範囲での意義しかないので、Wikipedia:カテゴリの方針#カテゴリの内容の「有用性が少ないもの」「一部の利用者にのみ有用なもの」に当たる可能性が高いと思います。
- 前述のように「総称」を「類をまとめた呼称」ではなく「個をまとめた呼称」と解してしまうと「総称」と「類」それ自体との区別ができなくなるので、何らかの「種類」や「ジャンル」や「分野」(でカテゴリ化されていないもの)に当たる記事はすべて入ってしまうことになり、それがWikipedia内のあらゆる分野で適用されてしまうので収集がつかなくなるでしょう。
- 民党とか無産政党とかは日本の限られた時代でのみ使われるものなのでCategory:明治時代の政党・会派などに入ってればいいのでは。--頭痛 2010年4月17日 (土) 16:02 (UTC)
- 何らかの「種類」や「ジャンル」や「分野」について「カテゴリ化されていないもの」を、当該「種類」や「ジャンル」や「分野」の下位に表示するためのカテゴリを置くということです。「幕末の人物」に「佐幕派」はカテゴリとしては立てられないが(個別の人物名を入れる段階で独自研究になるリスクが大きい)、「幕末の人物の総称」に「佐幕派」という項目は入れて置こうということです。「幕末の人物」について探しに来た人に対して、カテゴリにはなっていないが聞いたことのある名前を探すための場所として存在することになります。「一部の利用者にのみ有用なもの」の逆で、高校の授業で聞いた位の概念から入ってくる場合のガイドになるでしょう。--rshiba 2010年4月17日 (土) 16:48 (UTC)
- 「カテゴリ化されているかどうか」のようなWikipediaの特殊な事情で入れるものを選別している時点ですでにカテゴリとして異質すぎます。つまりCategory:小説のジャンルの中でカテゴリ化されていない青春小説や私小説などをひとまとめにしてCategory:小説の総称として入れる、というようなことでしょう。あきらかに直下に入れておいたほうがいいし、こうしたものはやはりそのまま「種」であって「総称」と呼ぶ必然性がない。「総称」というくくりでカテゴリを作るのは無理だと思います。--頭痛 2010年4月17日 (土) 17:06 (UTC)
- (1)「総称」でウィキペディア内を検索して見ると、項目の冒頭の定義文で「〇〇は、.....の総称である。」が結構あります。その場合の定義は、どの範囲の意味で用いられているのかを確かめました。「個をまとめた呼称」として用いられています。(2)カテゴリ化されていないもののみを入れるというのでなく、対義語の一方のみカテゴリになっている場合には、2語のセットを両方とも入れるという扱いをしました。(3)頭痛さんの仰る「あきらかに直下に入れておいたほうがいいし」は、そういう意識で見直したところ確かにそうですね。逆に、直下にそこに本来ない方がいいものが残っているので、別に作ることにしたようです。(4)Category:人のつながりの総称は埋め戻しました。Category:組織・団体の総称は、直下に項目を移動し、即時削除に回します。(5) ここでの議論は、Category‐ノート:組織 (団体)に転載したうえで、本項目を即時削除に出すことにします。--rshiba 2010年4月18日 (日) 00:56 (UTC)
- 「カテゴリ化されているかどうか」のようなWikipediaの特殊な事情で入れるものを選別している時点ですでにカテゴリとして異質すぎます。つまりCategory:小説のジャンルの中でカテゴリ化されていない青春小説や私小説などをひとまとめにしてCategory:小説の総称として入れる、というようなことでしょう。あきらかに直下に入れておいたほうがいいし、こうしたものはやはりそのまま「種」であって「総称」と呼ぶ必然性がない。「総称」というくくりでカテゴリを作るのは無理だと思います。--頭痛 2010年4月17日 (土) 17:06 (UTC)
- 何らかの「種類」や「ジャンル」や「分野」について「カテゴリ化されていないもの」を、当該「種類」や「ジャンル」や「分野」の下位に表示するためのカテゴリを置くということです。「幕末の人物」に「佐幕派」はカテゴリとしては立てられないが(個別の人物名を入れる段階で独自研究になるリスクが大きい)、「幕末の人物の総称」に「佐幕派」という項目は入れて置こうということです。「幕末の人物」について探しに来た人に対して、カテゴリにはなっていないが聞いたことのある名前を探すための場所として存在することになります。「一部の利用者にのみ有用なもの」の逆で、高校の授業で聞いた位の概念から入ってくる場合のガイドになるでしょう。--rshiba 2010年4月17日 (土) 16:48 (UTC)