コンテンツにスキップ

JR北海道ホテルズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
JR北海道ホテルズ株式会社
JR Hokkaido Hotels Co.,Ltd.
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
060-0005
北海道札幌市中央区北5条西2丁目5
設立 1999年平成11年)12月3日
業種 サービス業
法人番号 9430001026034 ウィキデータを編集
事業内容 ホテル運営全般
代表者 代表取締役社長 白﨑 力雄
資本金 4億9,900万円
売上高 35億円(2020年度)
営業利益 7億8000万円(2019年度)
従業員数 586名(2022年度)
決算期 3月末
主要株主 北海道旅客鉄道株式会社(100%)
外部リンク https://www.jrhotels.co.jp/
テンプレートを表示

JR北海道ホテルズ(ジェイアールほっかいどうホテルズ)は、北海道旅客鉄道(JR北海道)グループが運営するホテルの総称およびそれらを運営する会社。

本項では便宜上、JR北海道ホテルズ株式会社以外が運営するあるいは運営していた宿泊施設についても述べる。

沿革

[編集]
  • 1999年平成11年)12月3日 - 「株式会社北海道ジェイ・アール・ホテルズ」として設立。
  • 2006年(平成18年)7月1日 - 会社名を「JR北海道ホテルズ株式会社」と改称。
  • 2018年(平成30年)4月1日 - 子会社の「株式会社北海道JRインマネジメント」を吸収合併し、JRインが直営ホテルとなる[1]

ホテル一覧

[編集]

運営会社の記述のないホテルは、JR北海道ホテルズ株式会社により運営。全て北海道内に所在。

シティホテル

[編集]
ホテル名 所在地 立地 客室数 開業年月日 備考 出典
JRタワーホテル日航札幌 札幌市中央区北7条西2丁目5 札幌駅直結 342 2003年(平成15年)5月31日 オークラ ニッコー ホテルマネジメントと提携
ホテル日航ノースランド帯広 帯広市西2条南13丁目1 帯広駅隣接 171 1997年(平成09年)6月17日 オークラ ニッコー ホテルマネジメントと提携

JRイン

[編集]
ホテル名 所在地 立地 客室数 開業年月日 備考 出典
JRイン札幌 札幌市中央区北5条西6丁目 札幌駅西口徒歩4分 189 2008年(平成20年)10月16日
JRイン札幌駅南口 札幌市中央区北3条西1丁目10 札幌駅南口徒歩7分 204 2016年(平成28年)10月6日
JRイン札幌北2条 札幌市中央区北2条西2丁目8 札幌駅南口徒歩7分 205 2020年(令和02年)10月2日 [2]
JRイン函館 函館市若松町12 函館駅隣接 215 2020年(令和02年)5月18日 [3][4][5]
JRイン旭川 旭川市宮下通7丁目2 旭川駅直結 198 2015年(平成27年)4月16日
JRイン千歳 千歳市末広6丁目4 千歳駅東口徒歩1分 185 2018年(平成30年)9月19日 [2][6]

JR Mobile Inn

[編集]
ホテル名 所在地 立地 客室数 開業年月日 備考 出典
JR Mobile Inn Kotoni 札幌市西区琴似1条1丁目1 琴似駅徒歩4分 3 2019年(令和元年)12月18日 MASSIVE SAPPOROが運営 [7]
JR Mobile Inn Chitose 千歳市青葉丘937 千歳駅から約1km 20 2024年(令和06年)3月30日 北海道ジェイ・アール都市開発が運営 [8][9]

今後の計画

[編集]

また、北斗市新函館北斗駅前)に建設計画があったものの、2014年に建設を断念している[3]

閉業したホテル

[編集]
  • 旭川ターミナルホテル - 運営は旭川ターミナルビル、2012年9月30日営業終了。
  • クロフォード・イン大沼 - 運営はジェイ・アールはこだて開発北海道キヨスクだったが、ホテル営業を終了の上、2015年11月2日、鶴雅観光開発に売却[14]。売却後、改装工事が行われ、2016年8月10日に「大沼鶴雅オーベルジュ エプイ」としてリニューアルオープン。
  • ロワジールホテル旭川 - 運営は旭川ターミナルビルだったが、2015年10月1日にフォートレス・インベストメント・グループLLCに売却[14]。売却日にホテル名称を変更(現 アートホテル旭川)し、ホテル営業を休業せずにそのまま営業を継続。
  • ホテルさっぽろ弥生 - 運営は北海道キヨスク、2021年8月31日営業終了。
  • JRイン帯広 - 元々は北海道ホテル系列の「ホテルヒーロー」だったものを買収し2011年6月オープン、2021年11月30日営業終了[15]。その後、改装工事を行い土地・建物をJR北海道が所有、ミサワホーム北海道が運営する「サービス付き高齢者向け住宅 ブランJR帯広駅前」としてオープン[16]

ギャラリー

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ グループ会社2社の合併について』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2018年1月23日https://www.jrhokkaido.co.jp/press/2018/180123-1.pdf2018年7月17日閲覧 
  2. ^ a b 宿泊特化型ホテル「JRイン」の新規出店について』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2018年7月12日https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20180712_KO_JRin.pdf2018年7月17日閲覧 
  3. ^ a b 建設費高騰で函館駅前ホテル計画凍結…JR北海道 函館新聞社 2014年5月23日
  4. ^ 最近の新たな開発計画等について』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2018年4月12日https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20180412_KO_newkaihatsukeikaku.pdf2018年7月17日閲覧 
  5. ^ JR北海道、函館駅隣接地に210室「JRイン函館」2020年春開業めざす マイナビニュース 2018年4月15日
  6. ^ “「JRイン千歳」あす開業”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2018年9月18日) 
  7. ^ 札幌初!トレーラーハウス型無人宿泊施設「JR Mobile Inn」オープン!” (PDF). 北海道旅客鉄道 (2019年10月17日). 2022年8月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年10月17日閲覧。
  8. ^ コンテナ型無人宿泊施設「JR Mobile Inn」2号店を千歳に出店します!” (PDF). 北海道旅客鉄道 (2023年10月12日). 2024年2月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年10月17日閲覧。
  9. ^ “北海道ジェイ・アール都市開発 「JRモバイルイン千歳」3月30日開業”. 交通新聞. 交通新聞電子版 (交通新聞社). (2024年3月29日). オリジナルの2024年10月17日時点におけるアーカイブ。. https://archive.md/MDBtz 2024年10月17日閲覧。 
  10. ^ JR北海道グループ中期経営計画2026” (PDF). 北海道旅客鉄道 (2024年3月29日). 2024年4月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年10月17日閲覧。
  11. ^ 令和6年度事業計画について” (PDF). 北海道旅客鉄道 (2024年4月1日). 2024年4月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年10月17日閲覧。
  12. ^ “アルファコート 北見駅前にホテル新築、JRイン出店へ”. 北海道建設新聞. e-kenshinニュース (北海道建設新聞社). (2024年4月16日). オリジナルの2024年10月15日時点におけるアーカイブ。. https://archive.md/P1XAD 2024年10月15日閲覧。 
  13. ^ “JR北海道がコンテナ型ホテル新設計画/社宅敷地活用の見通し”. 北海道建設新聞. e-kenshinニュース (北海道建設新聞社). (2024年10月15日). オリジナルの2024年10月17日時点におけるアーカイブ。. https://archive.md/NpiS0 2024年10月17日閲覧。 
  14. ^ a b 「ロワジールホテル旭川」及び「クロフォード・イン大沼」の売却先の決定について - JR北海道・2015年7月17日
  15. ^ 「JRイン帯広」営業終了のお知らせ - JR北海道ホテルズ・2021年7月14日
  16. ^ 「サービス付き高齢者向け住宅ブランJR帯広駅前」の入居募集開始について - 北海道旅客鉄道・2022年6月23日

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]