mmツリー
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-mm ツリーは、Linuxカーネル開発者間では、アンドリュー・モートンによってメンテナンスされているバージョンのカーネルのソースコードを指す。
以前は奇数のマイナーバージョン番号で識別されていた、開発ビルド版のLinux カーネルの役割を -mm カーネルツリーが現在、果たしている。今や新しい試験的なコードは 2.6.x-mm カーネルビルドになる。歴史的に -mm ツリーはカーネルのメモリ管理 (memory management) 部分の新しい開発に焦点を当てていた。
時々、-mm ツリーは新しいパッチで負担が重くなりすぎて、そのテストが過度に難しくなることがあった。2007年9月にアンドリュー・モートンは「この仕組みはもう機能していない」(上川純一訳[1])と述べるメールを送った[2]。
今日では、-mmツリーはもはや開発されておらず、その役割は-nextツリー[3][4]に引き継がれている。
脚注
[編集]外部リンク
[編集]- The -mm patches to the Linux kernel
- 第9回 The Linux Foundation Japan Symposium パネル・ディスカッション
- mmotmパッチセット 2011年現在では彼はmmツリーの代わりにこのパッチセットを不定期に管理している[1]。