NBAシーズンアシスト王
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NBAシーズンアシスト王は、レギュラーシーズンで1試合平均のアシスト数の最も高いプレーヤーに贈られるタイトルである。バスケットボールに於いてアシストとは、チームメートのフィールドゴールに直接つながるパスを送り得点を獲得するオフェンスプレーの一つである[1]。1946-1947シーズンのBAAから始まり、NBAへと引き継がれた[2]。1974年に[3]、タイトル獲得には82試合中70試合以上に出場しているか、400アシスト以上が必要であると決められた[3]。 1969年までは、総アシスト数でタイトルが決定されていたが、それ以降、現在の1試合平均アシスト数となった。
概要
[編集]ジョン・ストックトンがNBA記録であるシーズン1164アシスト(1990-91シーズン)及び平均14.54アシスト(1989-90シーズン)を保持している。マーク・ジャクソンが新人記録であるシーズン868アシスト(平均10.6アシスト)を保持している(1987-88シーズン)。
タイトル獲得回数はストックトンが9回で最高である。ボブ・クージーが8回、オスカー・ロバートソンが6回、ジェイソン・キッド、スティーブ・ナッシュ、クリス・ポールが5回、ケビン・ポーター、マジック・ジョンソンが4回で続く。連続記録は、ストックトンの9年連続である。MVPとアシスト王を同時受賞したのは、クージー(1957年)、ロバートソン(1964年)、ウィルト・チェンバレン(1968年)、ジョンソン(1987年)、ナッシュ(2005・2006年)の5人である。
歴代受賞者
[編集]* | 殿堂入り |
^ | 現役選手 |
太字 | NBA記録 |
最多受賞者
[編集]# | Player | Times | Years |
---|---|---|---|
1 | ジョン・ストックトン* | 9 | 1988-1996 |
2 | ボブ・クージー* | 8 | 1953-1960 |
3 | オスカー・ロバートソン* | 6 | 1961, 1962, 1964-1966, 1969 |
4 | ジェイソン・キッド* | 5 | 1999-2001, 2003, 2004 |
スティーブ・ナッシュ* | 2005-2007, 2010, 2011 | ||
クリス・ポール^ | 2008, 2009, 2014, 2015, 2022 | ||
7 | ケビン・ポーター | 4 | 1975, 1978, 1979, 1981 |
マジック・ジョンソン* | 1983, 1984, 1986, 1987 | ||
9 | レイジョン・ロンド | 3 | 2012, 2013, 2016 |
ラッセル・ウェストブルック^ | 2018, 2019, 2021 |
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ “Basketball glossary”. FIBA.com. 2010年3月5日閲覧。
- ^ “Regular Season Records: Assists”. NBA.com. Turner Sports Interactive, Inc. 2010年3月5日閲覧。
- ^ a b “Rate Statistic Requirements”. basketball-reference.com. Sports Reference LLC. 2010年3月5日閲覧。
外部リンク
[編集]- “Yearly Leaders and Records for Assists Per Game”. basketball-reference.com. Sports Reference LLC. 2010年2月27日閲覧。