SN 185
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SN 185の超新星残骸・RCW 86を撮影したWISEの画像
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仮符号・別名 | SN 185[1] |
星座 | コンパス座およびケンタウルス座 |
分類 | 超新星残骸[1] |
発見 | |
発見日 | 185年12月7日 |
位置 元期:J2000.0[1] | |
赤経 (RA, α) | 14h 43m 00s[1] |
赤緯 (Dec, δ) | −62° 30′[1] |
■Template (■ノート ■解説) ■Project |
SN 185は、ケンタウルス座で185年12月7日に観測された超新星である。超新星残骸はHII領域RCW 86およびX線天体ケンタウルス座X-1(Cen X-1)である。天球上での位置はケンタウルス座α星のそばで、コンパス座との境界に近い。
中国の天文学者が客星として観測した記録が歴史書『後漢書』に残っており、記録が見つかっている最古の超新星である。RCW 86と位置が一致していたが、RCW 86の年代推定が約1万年とずれがあったため、同定には疑問が残っていた。しかし、2006年、X線天文学衛星のXMM-Newtonとチャンドラのデータをもとにした研究により、2000年という一致した年代が得られ、現在ではこの同定が広く受け入れられている。