■さ行の作家
夜明けのすべて posted with ヨメレバ 瀬尾 まいこ 文藝春秋 2023年09月05日 売り上げランキング : 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 映画が公開中。監督が「ケイコ目を澄ませて」の三宅唱。彼が目を付けた話なら、と文庫本を手に取った。
続 家族のあしあと posted with ヨメレバ 椎名 誠 集英社 2020年10月05日頃 売り上げランキング : 楽天ブックスで探す 楽天koboで探す Amazonで探す Kindleで探す さて、息子の話、孫たちの話、自分自身の話と円環のようにつながった椎名誠の「岳物語」のシ…
明るい夜に出かけて posted with ヨメレバ 佐藤 多佳子 新潮社 2019年04月26日 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 2017年の山本周五郎賞受賞作品。文庫で読みました。これはいいなぁ、もう少し早く読むべきだった。深夜ラジオ、それも実在した「…
歪んだ波紋 posted with ヨメレバ 塩田 武士 講談社 2018-08-09 Amazonで探す Kindleで探す 楽天ブックスで探す 「罪の声」であのグリコ・森永事件の闇に切り込んだ塩田武士。この連作短編集でテーマにしたのは「誤報」だ。5つの物語の舞台になるのは地方新…
いまは、空しか見えない posted with ヨメレバ 白尾 悠 新潮社 2018-05-22 Amazonで調べる 楽天ブックスで調べる 2017年に「女による女のためのR-18文学賞」の大賞を受賞した「アクロス・ジ・ユニバース」を「夜を跳びこえて」に改題、さらに登場人物のその…
家族のあしあと posted with ヨメレバ 椎名 誠 集英社 2017-07-26 Amazonで調べる Kindleで調べる 楽天ブックスで調べる 大ヒットした「岳物語」に始まり、「続 岳物語」「大きな約束」「続 大きな約束」「三匹のかいじゅう」と息子世代から孫世代へと続く椎…
さてさて、今日から始まりましたよ。佐藤正午×糸井重里対談。このブログではすでに、糸井さんが文庫版「鳩の撃退法」の解説を書いたこと、そして、2人で対談をしたことについて詳細を書いています。それを読んでもらえたら、と思います。こちらです。 対談…
さてさて、糸井さんが「ほぼ日」の巻頭に毎日書いているエッセイ「今日のダーリン」、1日で消えちゃうのでもう見られないのですが、12日はこんな話でした。引用しちゃっていいのかな?ちょっと迷うところですが、引用しちゃいますね。(もしダメなら関係各…
夏の情婦 (小学館文庫) posted with ヨメレバ 佐藤 正午 小学館 2017-08-08 Amazon Kindle 楽天ブックス 直木賞を受賞した佐藤正午の1988年の恋愛小説集。デビュー作「永遠の1/2」から4年経っているので「若書き」とは言えないけれど、少しだけそう感じる…
悦ちゃん (ちくま文庫) posted with ヨメレバ 獅子 文六 筑摩書房 2015-12-09 Amazon 楽天ブックス というわけで、今日からです。去年、ちくま文庫から出て人気になった獅子文六の「悦ちゃん」がユースケ・サンタマリア主演でドラマになります。夕方6時5分…
寝ても覚めても posted with ヨメレバ 柴崎 友香 河出書房新社 2018年06月06日 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 野間文芸新人賞を受賞した柴崎友香の「寝ても覚めても」の映画化が決まりました。これはちょっと気になるなぁ。主演は東出昌大で…
月の満ち欠け posted with ヨメレバ 佐藤正午 岩波書店 2017年04月05日 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 一気読みできればたぶんその必要はないのだけどそうもいかず、物語の後半で「人物相関図」を作ってしまった。あの人がこの人とあーなっ…
罪の声 posted with ヨメレバ 塩田 武士 講談社 2016年08月03日頃 売り上げランキング : 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す グリコ・森永事件を題材にした去年の話題作。本屋大賞にもノミネートされている。この小説、事前に思っていたのとはち…
さて、このブログでもノミネート6作を紹介した山田風太郎賞ですが、僕が一番心惹かれて読みたくなった塩田武士の「罪の声」が受賞しました。パチパチパチ!
「本の雑誌」の上半期ベスト1。あの北上次郎が「もう年間の一位って決めてるんだ」と言い放っちゃった1冊だ。著者の砂田麻美は話題になった「エンディングノート」の映画監督。映画監督といえば西川美和もすごいけれど、この人も大したもの。この小説、2…
孫物語 posted with ヨメレバ 椎名誠 新潮社 2015年04月21日 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す なぜか集英社から新潮社へと出版社は変わったけれど、これもまたあの「岳物語」シリーズの一冊だ。椎名誠はもちろん小説もいいのだが、こういう極…
若冲 posted with ヨメレバ 澤田 瞳子 文藝春秋 2015年04月22日 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 伊藤若冲について書かれた小説ってあるのだろうか?2000年の大回顧展以来ブレイクした若冲は僕も大好き。でも、彼の人生については雑誌の特…
三匹のかいじゅう posted with ヨメレバ 椎名誠 集英社 2013年01月 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す シーナ氏が「軽い私小説のようなもの」と呼ぶ「岳物語」シリーズ。なんとスタートしてから30年が経つという。「軽い私小説」というのは何…
カップルズ posted with ヨメレバ 佐藤正午 小学館 2013年01月 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 作者である佐藤正午は、地元・長崎新聞のインタビュー(2013.1.8)で代表作は?と問われ「長編では「5」、短編集なら「カップルズ」」と答えて…
身の上話 posted with ヨメレバ 佐藤正午 光文社 2011年11月 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 前にもちょっとお知らせしましたが、根強いファンを持つ小説家佐藤正午の「身の上話」がNHKでドラマ化、今晩から放送が始まります。タイトルは「…
大きな約束 posted with ヨメレバ 椎名誠 集英社 2012年02月 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 大きな約束(続) posted with ヨメレバ 椎名誠 集英社 2012年03月 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す これは「岳物語」「続 岳物語」…
きみは誤解している posted with ヨメレバ 佐藤正午 小学館 2012年03月 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 文庫化されたのですぐに読んだ。と思ったら、これ何と2度目の文庫化だ。単行本は2000年に岩波書店から発売され、03年に集英社文庫に。…
聖夜 posted with ヨメレバ 佐藤 多佳子 文藝春秋 2010年12月10日 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 久しぶりの佐藤多佳子。School and Musicシリーズと銘打たれた2冊のうちの1冊。もうひとつの「第二音楽室」はすでに読んで書評もあげている…
事の次第 posted with ヨメレバ 佐藤正午 小学館 2011年09月 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 「バニシングポイント」(97年単行本、2000年文庫で発売)を改題し、新装版として小学館文庫から刊行されたもの。正午ファンなのになぜか読んでな…
そらをみてますないてます posted with ヨメレバ 椎名 誠 文藝春秋 2011年10月17日 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 椎名誠の本は小説でもエッセイでも裏切られることはまずない。冒険家的な一面や写真家、映画監督など幅広く活躍しているため…
寝ても覚めても posted with ヨメレバ 柴崎 友香 河出書房新社 2010-09-17 Amazonで探す 楽天ブックスで探す この小説には驚いた。と同時にこれを初めて読む柴崎作品に選んだことを少しだけ後悔した。このスタイルがこれまでもそうだったのか、それともこの…
ダンスホール posted with ヨメレバ 佐藤正午 光文社 2011年06月 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 光文社のテーマ競作小説「死様」の中の1冊、佐藤正午をはじめ6人の小説家がこのテーマで筆を競っている。競っていると書いたが、まだ他は読…
大きなハードルと小さなハードル posted with ヨメレバ 佐藤泰志 河出書房新社 2011年06月 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す ずっと読んできた佐藤泰志も文庫作品はこれで終わり、初期作品集を残すのみとなった。何だかちょっと寂しい。さて、…
黄金の服 posted with ヨメレバ 佐藤 泰志 小学館 2011年05月 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 3編収録。やはり芥川賞の候補にもなった表題作「黄金の服」が一番いい。「泳いで、酔っ払って、泳いで、酔っ払って」を繰り返す男女のひと夏の物…
きみの鳥はうたえる posted with ヨメレバ 佐藤泰志 河出書房新社 2011年05月 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す さらに佐藤泰志を読み進めている。「きみの鳥はうたえる」は表題作と「草の響き」の2作を収録。2つともとてもいい出来。芥川賞…