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ウェブ向けの​プライバシーサンドボックス

ウェブ版プライバシー サンドボックスは、​クロスサイト トラッキングを​抑制しながら、​今後も​オンライン コンテンツや​サービスを​誰でも​無料で​利用できるように​する​ことを​目指しています。

​プライバシー サンドボックスは、​ユーザーに​関する​情報への​アクセスを​限定する​ことで フィンガープリント フィンガープリント 個人を​識別する​ために​ウェブサイトが​ブラウザに​要求して​取得する、​ユーザーの​ソフトウェアや​ハードウェアに​関する​情報 などに​よる​トラッキングを​制限し、​ユーザーの​プライバシー保護を​より​強化する​ための​取り組みです。

ノートパソコンを使用している男性の写真、その横に Chrome ロゴ

ウェブ向けの​プライバシー サンドボックスの​スケジュール

プライバシー サンドボックスの​提案は、​開発プロセスの​さまざまな​段階に​あります。​この​スケジュールは、​Chromeが​サードパーティCookieを​責任を​持って廃止できるように、​プライバシーを​保護する​新しい​API や​その​他の​技術が、​主要な​ユースケースを​サポートする​準備が​整う​時期を​反映した​ものです。​情報は​変更される​可能性が​あり、​毎月​更新される​予定です。

これらの​提案は、​業界の​皆さまとの​協力のもと、​公開フォーラムで​形成されています。​また、​ウェブ向けの​プライバシー サンドボックスで​提示したコミットメント​(英語)に​沿って、​英国の​競争市場庁との​協働も​継続しています。​私たちは、​提案の​開発に​情報を​提供する​多くの公式フィードバックチャンネル​(英語)を​通じて、​皆様の​参加を​奨励しています。​また、こちらの​フォームを​使用して、​Chromeに​直接フィードバックを​送信する​ことも​できます。

最終更新日: 2024 年 09 月

サードパーティ Cookie​(3PC)と​テスト

  • 2021 年
  • 2022 年
  • 2023 年
  • 2024 年
  • 2025 年
    サードパーティ Cookie の​各段階: ラベルを​使用した​テストの​オプトイン: 2023 年第 4 四半期から​ 2024 年第 3 四半期まで​; サードパーティ Cookie の​ 1% 廃止: 2024 年第 1 四半期から​ 2024 年第 4 四半期まで​; サードパーティ Cookie の​段階的廃止: 2025 年第 1 四半期

* CMA の​懸念事項を​解決する​ことが​条件

Privacy Sandbox API

  • OT STARTED
    OT 開始
  • OT CLOSED
    OT 終了
  • FEATURE FLAG
    機能フラグ
  • 2021 年
  • 2022 年
  • 2023 年
  • 2024 年
ウェブ上の​スパムや​不正行為への​対処
    「ウェブ上の​スパムや​不正行為への​対処」​提案の​フェーズ: テスト期間: 2021 年第 1 四半期 ~ 2022 年第 3 四半期; 移行期間の​第 1 段階: 2022 年第 4 四半期 ~ 2023 年第 2 四半期; 移行期間の​第 2 段階: 2023 年第 3 四半期
  • OT STARTED Private State Tokens API: 2020 年第 3 四半期より​オリジン トライアルを​実施中。 今すぐ​登録​(英語)​
  • OT CLOSED Private State Tokens API: Chrome 84~101 で​ Private State Tokens API の​オリジン トライアルを​実施。
関連性の​高い​コンテンツや​広告の​表示
    「関連性の​高い​コンテンツや​広告の​表示」​提案の​フェーズ: ディスカッション期間: 2021 年第 1 四半期 ~ 2021 年第 4 四半期; テスト期間: 2022 年第 1 四半期 ~ 2022 年第 3 四半期; 移行期間の​第 1 段階: 2022 年第 4 四半期 ~ 2023 年第 2 四半期; 移行期間の​第 2 段階: 2023 年第 3 四半期
  • OT STARTED Topics API: Topics API の​オリジン トライアルは、​2022 年第 1 四半期に​発表され、​2022 年 4 月に​開始。 今すぐ​登録​(英語)​
  • OT CLOSED Topics API: Chrome 101〜115 で​オリジン トライアルを​実施。
  • FEATURE FLAG Protected Audience API: 機能フラグは​ Chrome 91 から​利用可能。 続きを​読む
  • OT STARTED Protected Audience API: Protected Audience API の​オリジン トライアルは、​2022 年第 1 四半期に​発表され、​2022 年 4 月に​開始。 今すぐ​登録​(英語)​
  • OT CLOSED Protected Audience API: Chrome 101〜115 で​オリジン トライアルを​実施。
デジタル広告の​効果測定
    「デジタル広告の​効果測定」​提案の​フェーズ: ディスカッション期間: 2021 年第 1 四半期 ~ 2021 年第 4 四半期; テスト期間: 2022 年第 1 四半期 ~ 2022 年第 3 四半期; 移行期間の​第 1 段階: 2022 年第 4 四半期 ~ 2023 年第 2 四半期; 移行期間の​第 2 段階: 2023 年第 3 四半期
  • OT STARTED
  • OT CLOSED Attribution Reporting API: Attribution Reporting API の​ 1 回目の​オリジン トライアルは、​2022 年 1 月 25 日に​終了。 続きを​読む​(英語)​
  • OT STARTED Attribution Reporting API: Attribution Reporting API の​ 2 回目の​オリジン トライアルは、​2022 年第 1 四半期に​発表され、​2022 年 4 月に​開始。​この​トライアルでは、​集計結果の​測定と​ビュースルー コンバージ​ョンが​サポートされています。 今すぐ​登録​(英語)​
  • OT CLOSED Attribution Reporting API: Chrome 101〜115 で​オリジン トライアルを​実施。
ウェブサイト間に​おける​プライバシー保護の​強化
    「クロスサイトの​プライバシー境界を​強化」​提案の​フェーズ: ディスカッション期間: 2021 年第 1 四半期 ~ 2021 年第 4 四半期; テスト期間: 2022 年第 1 四半期 ~ 2022 年第 3 四半期; 移行期間ステージ 1: 2022 年第 4 四半期 ~ 2023 年第 2 四半期; 移行期間ステージ 2: 2023 年第 3 四半期
  • FEATURE FLAG Related Website Sets API: 機能フラグは​ Chrome 89 から​利用可能。 続きを​読む
  • OT STARTED
  • OT CLOSED Related Website Sets API: Chrome 89~93 で​ FPS の​オリジン トライアルを​実施。
  • FEATURE FLAG Related Website Sets API: 機能フラグは​ Chrome 108 から​利用可能。 詳細
  • OT STARTED Shared Storage API: 2022 年第 2 四半期より​オリジン トライアルを​実施中。 今すぐ​登録​(英語)​
  • OT CLOSED Shared Storage API: Chrome 101〜115 で​オリジン トライアルを​実施。
  • OT STARTED CHIPS API: 2022 年第 1 四半期より​オリジン トライアルを​実施中。 今すぐ​登録​(英語)​
  • OT CLOSED Chrome 106 で​ CHIPS の​オリジン トライアルを​終了。​2023 年 2 月に​ Chrome 安定版への​ CHIPS の​組み込みを​開始予定。
  • OT STARTED Fenced Frames API: 2022 年第 2 四半期より​オリジン トライアルを​実施中。 今すぐ​登録​(英語)​
  • OT CLOSED Fenced Frames API: Chrome 101〜115 で​オリジン トライアルを​実施。
  • OT STARTED Federated Credential Management API: 2022 年第 2 四半期より​オリジン トライアルを​実施中。 今すぐ​登録​(英語)​
  • OT CLOSED Federated Credential Management API: Chrome 101~107 で​オリジン トライアルを​実施。​現在、​Federated Credential Management API は​完全に​組み込み済み。 詳細

プライバシー サンドボックスの​取り組みでは、​フィンガープリントや​ウェブ横断的な​個人の​追跡など、​密かに​ユーザーを​トラッキングする​技術に​対処する​提案も​複数開発が​進められています。

ウェブ向けの​プライバシーサンドボックスの​提案

ウェブ上の​スパムや​広告の​表示

Private State Tokens

Private state token は、​ウェブサイトが​ボットや​悪意の​ある​攻撃者を​実際の​人間の​トランザクションと​区別 する​ための​ものです。​サイトは、​アカウントへの​定期的な​ログインなど、​サイト上での​ユーザーの​行動に​基づいて、​その​ユーザーの​ブラウザに​対して​Private state token を​発行する​ことができます。​また、​他の​サイトが​ボットか​実際の​人間かを​確認したい​場合には、​その​Private state token で​ユーザーが​正当である​ことを​確認できます。​Private state token は​暗号化されている​ため、​個人を​識別したり、​信頼できる​イ ンスタンスと​信頼できない​インスタンスを​接続して​ユーザー アイデンティティを​検出したりする​こ とは​できません。

Private state tokenの​詳細

関連性の​高い​コンテンツや​広告の​表示

Topics API

Topics は、​ユーザーの​ウェブ閲覧履歴に​基づいて、​ブラウザが​その​ユーザーの​関心の​高い​カテゴリを​推測します。​Topics を​使うと、​サードパーティ Cookie の​ように、​訪問した​特定の​サイトの​情報が​ウェブを​横断して​共有される​ことが​なくなります。​Chrome 上で、​トピックの​表示、​不要な​データの​削除、​無効化を​設定できます。

Topics API の​詳細

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FLoC API

FLoC は、​プライバシー サンドボックスが​提案した、​似たような​ウェブ閲覧パターンを​持つ​人々を​「コ ホート」と​呼ばれる​大規模な​集団に​クラスター化する​仕組みでした。​この​「集団の​中での​安全性」と​いう​アプローチは、​効果的に​個人を​似たような​興味を​持つ群衆の​中に​隠すために​考案されました。​FLoC の​開発は、​2021 年に​終了しました。

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Protected Audience API

Protected Audience API は、​サードパーティ Cookie に​依存する​ことなく​リマーケティングを​可能に​する、​つまり​これまでに​関心を​持った​サイトや​商品を​ユーザーに​再提案する​新しい​方​法です。​ウェブ ブラウジング中に​ユーザーが​広告主の​サイトに​アクセスした​とき、​その​サイトから​ユーザーの​ブラウザに​対して、​今後も​この​ユーザーに​同じ​広告主の​広告を​表示したいと​通知できます。​それだけでなく、​ユーザーに​表示したい具体的な​広告や​広告の​表示に​対して​支払える​金額などの​情報も、​ユーザーの​ブラウザと​直接共有できます。​このような​通知が​行われた​後で​ユーザーが​広告スペースの​ある​ウェブサイトに​アクセスすると、​ブラウザの​アルゴリズムに​より、​表示できる​広告に​ついて​情報が​提供されます。

デジタル広告の​効果測定

Attribution Reporting API

マーケターは​現在、​個人の​ウェブ閲覧行動や広告効果に​関する​データを​収集する​ために、​サードパーティ Cookie を​活用しています。​広告主が​ユーザーの​プライバシーを​保護しながら​関連性の​高い​広告を​掲載し、​その​効果を​検証できるように、​プライバシー サンドボックスは​サードパーティCookie を​新たな​効果測定ツ ルや​レポート ツ ルに​置き換えて、​異なる​ウェブサイトを​横断して​個人が​識別されないようにします。​これらに​関連する​提案は​複数あります。

ウェブサイト間に​おける​プライバシー保護の​強化

Related Website Sets

クロスサイト トラッキングを​制限する​現在の​試みは、​一般的な​状況に​対応していません。​例えば、​組織に​よっては、​異なる​ドメインの​関連サイトを​持ち、​それらの​ドメイン間で​動画のような​リソースを​ロードしたり、​別の​アクティビティを​実行する​必要が​あるかもしれません。

この​プライバシー サンドボックスの​提案では、​こうした​同じ​エンティティに​属する​ドメインを​「Related Website Set」と​して​宣言する​ことができます。​その​Related Website Set 以外の​ドメインでは、​ユーザーの​プライバシーを​保護する​ため、​情報の​やり​取りが​制限されます。

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Shared Storage API

クロスサイト トラッキングを​防ぐ​ため、​ブラウザは​キャッシュや​localStorage と​いった​あらゆる​形態の​ストレージを​分離しは​じめています。​しかし、​共有ストレージを​必要と​する​正当な​ケースも​多く、​Shared Storage API の​提案は​それらに​対応する​ことを​目的と​しています。​この​提案では、​パーティション化されていない​「共有ストレージ」を​提供し、​その​中の​データは​安全な​環境で​のみ​読み 取れるように​する​予定です。

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CHIPS

チャット ウィジェットや​埋め込み地図などの​埋め込みサービスは、​正しく​動作する​ために、​指定された​サイトでの​ユーザーの​アクティビティに​ついて​知る​必要が​ある​場合が​あります。​プライバシーサンドボックスが​提案する​CHIPS (Cookies Having Independent Partitioned State) は、​パーティション化された​ Cookie を​使って、​必要な​Cookie が​指定された​サイトと​埋め込みウィジェット間でだけ​「サイトを​横断して」動作する​ことを​許可するようブラウザに​指示する​ものです。

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Fenced Frames API

Fenced Frame は、​iframe のような​埋め込みタイプの​フレームで、​ホストページと​通信する​ことは​できません。​Fenced Frame API は、​トップサイトと​識別子を​結合できなくなる​ため、​パーティション化されていない​ストレージに​安全に​アクセスできるようになります。

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Federated Credential Management

Federated Credential Management は、​サードパーティ Cookie を​使わずに​ ID を​連携します。​この​API は、​サインインから​サインアウト、​セッションが​失効した​際の​再度の​サインインなど、​サードパーティ Cookie が​使われる​場合や​場所で、​ID の​連携に​必要な​手段を​提供します。

隠された​ユーザートラッキングの​制限

User-Agent Client Hints

User Agent 文字列は、​ユーザーが​訪問する​サイトが​正しく​表示され機能する​ために、​ユーザーが​使用する​ブラウザと​デバイスに​関する​詳細を​識別させる​ための​ものです。​しかし、​User Agent 文字列は、​いわゆる​パッシブ フィンガ プリントに​使われてしまう​重大な​問題も​あります。​User AgentClient Hints API は、​サイトが​必要な​情報を​直接リクエストできるようにし、​最終的には​User Agent文字列に​含まれる​詳細情報を​減らして、​インターネット上で​共有される​ユーザー情報を​制限しま す。

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User-Agent Reduction

User Agent Reduction は、​パッシブ フィンガ プリントに​使用される​可能性の​ある​User Agent 文字列に​含まれる​識別情報を、​最小限に​抑える​取り組みです。

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DNS-over-HTTPS

DNS-over HTTPS は、​ドメイン ネ ム システム​(DNS)の​クエリと​応答を​HTTPS メッセージ内に​エンコードする​ことで​暗号化する​プロトコルです。​これに​より、​ユーザーが​訪問した​サイトを​攻撃者が​把握したり、​ユーザーを​フィッシングサイトに​誘導するのを​防ぐことができます。

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IP Protection

IP Protection は、​IP アドレスを​隠す​ことを​目指すプライバシー サンドボックスの​提案です。​最低でも​IP アドレスが​確実に​隠される​ことを​保証し、​サイトが​直接接続を​希望する​場合は、​追加の​作業を​行って​IP アドレスを​悪用しない​ことを​証明できるようにします。

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Privacy Budget

プライバシー バジェットは、​サイトが​アクセスできる​個人情報の​量を​制限し、​ユーザーの​特定を​防ぐと​いう​提案でした。​2024 年 1 月以降、​プライバシー バジェットは​有効な​提案ではなくなります。

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Storage Partitioning

Storage Partitioning は、​サイト上の​埋め込みサービス、​つまり​サードパーティの​コンテキストで​使用されている​ものが​ある​場合、​ストレージや​通信に​使用されている​いく​つかの​ウェブ プラットフォ ム API を​パーティション化します。​これに​より、​既存の​サイトとの​互換性を​ほぼ維持したまま、​ウェブを​より​安全で​ユーザーの​プライバシーが​保護された​状態に​保つことができます。

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Network State Partitioning

ブラウザの​ネットワークリソース​(接続、​DNS キャッシュ、​代替サービスデータなど)は、​一般的に​幅広く​共有されています。​Network State Partitioning は、​これらの​リソースが​ファーストパーティの​コンテキスト間で​共有されないよう、​この​共有された​状態の​大部分を​パーティション化します。​この​ため、​各リクエストには、​リソースを​再利用する​ために​致する​必要の​ある​「ネットワークパーティションキー」が​追加されます。

この​追加の​キーに​より、​サイトが​他の​サイトを​ロードして​学習した​共有リソースを​メタデータに​アクセスできないようにし、​ユーザーの​プライバシーを​保護します。

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バウンス トラッキング対策

バウンス トラッキング対策は、​コンテキストを​またいで​ユーザーを​認識する​バウンス トラッキングの​機能を​抑制または​排除します。​ステートフル リダイレクトを​使用して​実装されている、​ユーザーに​とって​重要な​ユースケースの​サポートは​維持されます。

バウンス トラッキング対策の​詳細

よく​ある​質問

これは、​Chrome が​サポートするの​技術リストの​確定版ですか?

確定版と​いうわけでは​ありません。​Chrome は、​主要な​ユースケースを​サポートする​提案の​開発に​重点を​置いて​取り​組んでいます。​例えば、​関連性の​高い​コンテンツや​広告の​表示など、​特定の​ユースケースを​解決する​ための​一連の​提案は、​業界関係者の​皆様からの​フィードバックや​テストの​結果を​受けて、​時間の​経過とともに​変化し、​進化する​可能性が​あります。​スケジュールは、​現時点での​想定に​基づく​ものであり、​変更される​可能性が​あります。

スケジュールに​プライバシー サンドボックスの​提案すべてが​記載されていないのは​なぜですか?

この​スケジュールには、​サードパーティ Cookie を​段階的に​廃止する​ Chrome の​計画に​関連する​主要な​ユースケースのみ​記載しています。​プライバシー サンドボックスが​目指す 2つ目の​取り組みである、​隠されたを​防止する​技術は、​上記の​通り、​別の​スケジュールで​進められています。

スケジュールに​ある​オリジン トライアル ​(​「OT」)とは​何ですか?

オリジン トライアルは、​Chrome の​新たな​ウェブ技術を​テストする​方​法の​1 つです。​「OT」​ラベルは、​Chrome の​オリジン トライアルの​発表時、​進行中、​終了時に​表示されます。​新しい​オリジン トライアルや​その​他に​実施する​テストは、​毎月の​更新時に​スケジュールに​追加される​予定です。

オリジン トライアル​(​「OT」)の​正確な​開始日や​終了日を​知るには​どう​すれば​いいですか?

Chrome の オリジン トライアルの​登録ページには​(英語)、​現在進行中または​近日中に​開始される​オリジン トライアルの​情報が​掲載されています。​アクティブな​オリジン トライアルの​「REGISTER」​ボタンを​クリックすると、​予定されている​開始日と​終了日が​表示されます。​また、​オリジン トライアルは、​さらなる​テストが​必要な​場合には​延長される​ことが​一般的です。​通常、​技術の​改良が​進められるに​つれて、​複数の​オリジン トライアルが​行われます。

この​スケジュールでは、​自分の​国で​API を​利用できるようになる​時期は​わかりますか?

「一般提供」​マイルストーンは、​Chrome で​個々の​ユースケースを​世界各国で​サポートする​予定の​時期を​示します。​一般的に、​テストは​限定的な​母集団で​始められ、​徐々に​規模を​拡大していきます。​Google は、​すべての​プライバシー サンドボックスの​テクノロジーを、​リリース前に​世界中で​テストできるように​する​ことに​コミットしてます。

Chrome は、​ウェブコミュニティの​関係​者からの​提案を​検討していますか?

この​スケジュールは、​サードパーティ Cookie を​段階的に​廃止する​前に​ Chrome が​サポートする​予定の​ユースケースを​示しています。​スケジュールに​記載された​提案の​多くは、​業界関係者の​皆様の​ご意見や​フィードバックを​取り​入れた​ものです。​引き​続き皆様と​共に、​オープンウェブの​エコシステムを​支える​重要な​ユースケースに​対処する​最善の​方​法を、​複数の​提案を​もとに​検討していきます。

スケジュールに​ある​「フィーチャーフラグ」は​どのような​意味ですか?

開発中の​機能は、​1 つ以上の​仮の​フラグが​付けられた​状態で​利用可能に​なることが​よく​あります。​開発者の​皆様は、​フラグを​使用して​機能の​動作を​有効化したり設定したりして​ローカルで​テストする​ことができます。​フラグは​デフォルトでは​オフに​なっています。​これは、​Chrome 起動時に​渡す必要が​ある コマンドライン フラグ​(英語)と​して、​または​ chrome://flags ブラウザの​インターフェースの​オプションと​して​使用される​ことがあります。

機能テストと​有効性テストは​何が​違いますか?

フィーチャー トグルなどを​通じて、​機能が​テストの​ために​最初に​提供された​際の​主な​目的は​機能を​テストする​ことです。​機能テスト中は、​機能の​安定性と​形状が​頻繁に​変動する​場合が​あります。​開発が​進み、​機能の​安定性が​高まると、​主な​目的が​オリジン トライアルなどの​有効性の​広範な​テストに​移行し、​想定ユースケースを​使用した​機能の​パフォーマンス検証が​大規模に​行われます。​機能テストと​有効性テストは、​いずれも Google の​ CMA に​対する​コミットメントに​則って​進められます​(英語)。特に​有効性テストでは、​Development and Implementation Criteria に​対する​コミットメントと​照らし合わせて、​PS テクノロジーを​評価する​必要が​あります。 Google が​ステークホルダーと​どの​ように​協力し、 プライバシー保護テクノロジーの​ディスカッション、​テスト、​導入を​行っているかに​ついて​詳細を​ご確認ください。

Chrome の​プライバシー サンドボックス技術の​開発には​Google 以外で​誰が​参加していますか?

Chrome では​ウェブ エコシステムの​幅広い​ステークホルダー グループ​(ウェブブラウザ、​オンライン パブリッシャー、​広告技術プロバイダ、​広告主、​開発者、​ユーザーなど)と​共同で​プライバシー サンドボックス技術の​開発と​テストに​取り組んでいます。​また、​ウェブ版プライバシー サンドボックスの 取り組みに​沿って、​英国競争・市場庁などの​規制当局と​作業を​進めています。

Chrome で​表示される​広告に​おける​ユーザーの​プライバシーに​関する​新しい​機能に​ついての​メッセージが​表示されましたが、​これは​何でしょうか?

広告の​プライバシーに​関連する​新しい​機能の​説明です。​Chrome では​表示される​広告に​おける​ユーザーの​プライバシーに​関連する​新しい​機能の​開発を​進めており、​変更される​内容や、​広告で​使用される​データを​どれだけ詳細に​コントロールできるようになるかを​ユーザーの​皆様に​知っていただく​ために​メッセージを​お送りしています。

Chrome で​広告の​プライバシーを​コントロールするには​どう​すれば​よいですか?

プライバシー サンドボックスの​広告関連技術は、​すべての​ユーザーに​コントロール機能が​提供されており、​いつでも​ユーザーの​指定に​応じて​プライバシー サンドボックスに​関連した​機能を​停止する​ことができます。​Chrome に​おける​広告プライバシーの​コントロール機能の​詳細は、 こちらで​ご確認いただけます。

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Chrome 上で​プライバシーの​設定を​変更すると、​表示される​広告に​すぐに​反映されますか?

プライバシー サンドボックスは、​企業が​ウェブサイト間での​個々の​ユーザー識別や​トラッキング、​サードパーティ Cookie を​使用する​ことなく、​広告の​選択や​測定を​行えるように​して、​ユーザーの​プライバシー保護を​強化する​技術です。​2025 年に​予定している​サードパーティ Cookie の​廃止に​先立ち、​各企業が​関連技術を​統合する​十分な​時間がとれる​よう、​Chrome では​これらの​技術を​ 2023 年に​公開しました。​表示される​広告の​変化は​すぐに​実感できないかもしれませんが、​ユーザーは​企業が​プライバシー サンドボックス技術を​使って​広告を​配信、​測定する​方​法を​管理し、​詳細を​確認する​ことができます 詳細情報)。

Relevance API および​ Measurement API に​ついて、​プライバシー関連の​コンプライアンスの​質問が​あります。​Chrome の​取り組みに​関する​追加情報は​どこで​確認できますか?

Google では​法的な​助言は​提供できませんが、​よく​ある​質問の 回答を​共有し、​これらの​ API に​関する​情報を​提供する​ことで、​プライバシー関連の​コンプライアンスの​意思決定担当者を​サポートしています。

  • スケジュールは2024 年 09月時点の​見通しです。​オリジントライアル、​拡大使用に​耐えうる​API、​サードパーティ Cookie の​サポート終了などの​時期を​加味しています。​スケジュールは​変更される​可能性が​あり、​スケジュールは​毎月​最新の​ものに​更新されます。

  • 一般提供は、​すべての​ユースケースの​ API を​広く​導入できる​準備が​整った​ときに​開始されます。​移行期間の​開始時には、​この​サイトと​The Keyword blog​(英語)、​または​ Japan Blog​(日本語)で​お知らせします。
  • スケジュールには、​Chrome が​移行期間より​前に​サポートする​以下の​ユースケースを​記載しています:ウェブ上の​スパムや​不正行為への​対処・​デジタル広告の​効果測定・関連性の​高い​コンテンツや​広告・ウェブサイト間に​おける​プライバシ−保護の​強化。​各ユースケースに​記載されている​API は​ユースケースを​サポートする​ために​Chrome が​現段階で​出している​提案です。​個々の​API は​変更される​可能性が​あります。